あくまで俺の考えだが、嫁のヒモであることは究極の男らしさの体現だ。 安定の仕事を捨て、無職となったヒモスキン。 そうしなければ一生食いっぱぐれることはなかっただろう。 ヒモに憧れる男もいるが、非常にハイリスクな職業である。 それにも関わらず、彼女と一生を添い遂げるという覚悟を持ち、転勤のつきまとう国家公務員の仕事に見切りをつけキッパリと捨てた。 絶対に嫁と離れる気はない。 俺にとって定職に就くということは、いつ離婚してもいいようにという保険としか思えない。だって俺が働か
ヒモと呼ばれる男は、女に寄生する男のことである。 無職はなぜ無職をしているかという「大義名分」があるとよい。 言葉を換えるとそれは「夢」だ。 ヒモを養ってしまう働き者の女性 彼女たちは堅実がゆえ地に足がついており、 堅実で保守的である。 彼女たちは夢を語る男に惹かれる。 いい年をして夢を持つことはカッコわるいという風潮がある、としてもその少年のような純粋さは女性の心を動かすのだ。 実現できるかは関係ない。 夢というのは未来ではなく、 今この瞬間に思い描くものだ。
「働かざる者、食うべからず」 こんな言葉は今は昔。 疫病が蔓延するこの世界において、外で働くことはウイルスの蔓延を助長する。 もちろん、インフラをはじめとした我々の生活を支えてくださる方々が感染のリスクを負いながらも働いてくださるから、私のようなヒモはのんびりと生活ができている。 どうもありがとうございます! この点、謙虚なヒモである。 しかし「この仕事はロボットにも代わりができるのでは?」というものも少なくない。 例えばスーパーでのレジは無人化されているところもあ
「男は社会人としてカネを稼ぎ、 女は家事と子育てをする」 この国には上記のような一般的社会通念がある。 現在は共働き家庭が増加しているが、この男女の役割イメージが存在するのは事実である。 これが男女逆転すると、男はとたんに女のヒモ扱い。 果たしてこれは先進国、世界をリードすべき経済大国ニッポンで許される扱いなのだろうか? 女だって自分の能力を活かして外でバリバリ働きたい人もいる。男だって家でじっくり家事に取り組みたい人もいる。女性解放を訴えるフェミニストさんたちよ!!あ
ヒモスキンといいます。 某・国立大学卒業後、生涯安定と云われる国家公務員として20代を過ごしましたが、その頻繁な転勤とやるせなさに将来を憂う。 そしてほぼ同時に高給取りの若手女医と出会い、恋愛し、同棲し、結婚し、退職し、 そのままヒモになった。 そんな男の記録です。