須賀しのぶ「革命前夜」の書評(ネタバレあり)
文章を書く練習として、日々思った雑多なことを書き散らかそうと思う。
書店の注目書のコーナーに積まれてあり、そそるポップが貼ってあったので、手にとってみた。
初出は2013年だそうで、文庫版になっても二版目だという。こんな小説があったとは知らなかった。
少し前から、東欧革命に興味を持っており、元々クラシック音楽も好きなので、好みにぴったりマッチした物語だった。
物語の時代、私はちょうど高校に入学したばかり。
ベルリンの壁崩壊があったことは、ニュースで知ったはずだが、当時は「