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終わりは、始まり

はじめに

仕事や公的な活動が開花し始めると
親しいひとから思わぬ横やりが入り
ブレーキがかかる、という運気をもつ私。

これはネイタルチャートにある
土星火星スクエアが示しており

7ハウスルーラーと10ハウスルーラーの
タイトなスクエアである。

土星火星ハード持ちはそうやって
いったん止まったり終わること前提で、
動けば良く。

立ち止まったとしても
修正すべきところは修正して
またあらためて進んでいく。

いわば「終わりは、始まり」である。

最近あったこと

ファンに部下扱いされる

もうやめようと思っていた
絵画の創作活動がある。
(オンライン上に公開していない)

本当にやめても良かったんだけど
ある方に「どうしても」とお願いされ

「それならば」と、請け負った仕事があり
数年単位で継続している。

私は別にこの件で食べておらず
請け負わないないと死ぬ、とかもない。
相手を切っても、私はいたくもかゆくもない。

しかし逆に相手は、私を必要としていて
私の活動のファンみたいな感じ。

確かに私にしか提供できないものなので
代えはきかないだろう。

だから私の方がはるか立場が上といえる。

ただ私としては、仕事を請け負うとなると
絶対に価格の倍以上のものを提供しようと
完璧目指してすっごい頑張るタイプ。

お客さんには、計り知れない工程を経て
複雑な作品を手間暇かけて作りあげる。

自分で編み出したメソッドをつかい
職人のようにこだわって制作する。

その間トランス状態のような
変なモードになるし、本当に疲弊する。

魂を削っている、ともいえるかもしれない(笑)。

またお客様とのやり取りにおいては
相手を立てた丁寧なやり取りを心掛けており
まったく偉そぶっていないと思う。

なのでこれまでずっとお互いに、
尊重しあう良い関係が続いている。

しかし最近、絵の納品のさいに
相手からすっごい上から目線の
傲慢な発言をされたのだった。

まるで私のことを、部下か専属と
勘違いしたかのような・・。

これまでにないことである。

もともとこの方は、多少、
調子に乗りやすいところはあるけれど
矛先がこのように私に向かったのは初めてで。

いつになくすごく良い作品だったので
おそらく喜び過ぎた、と思われる。

プロに素人がケチつけた

油絵の画家に、絵を買ったお客さんが
「とても素晴らしいのですが
何点か気になる箇所があるので
のちほど連絡します」

・・っていわないですよね?

そんなようなことを
言ってきた。

もし本当にそう思っていたとしても
目上の人に対し
こんなカジュアルな言い方はしないだろう。

もともとすごく賢い人なので
実は無意識に他者を見下していて
ついそんな傲慢な素が出たのかもしれない。

私の方が相手よりも、年齢一回り上だし
普段はその人は礼儀正しくお堅いくらいなのに。

「ハッ」と目が覚めた

この発言にはウザッと思ったが

でももしかすると本当に作品に
なにか重大な欠陥があったのだろうか?
と、私は気にしていた。

こんな風に言われたことがなかったし・・。

それで「また連絡する」ということだったので
普通なら私から連絡するところを控えて
待ったんだけど・・

しかし2週間くらい経っても連絡こず。

この方からはたいていすぐに来るので
この件に関し、おそらく連絡はないと思う。

連絡するって言いながら
しないのも失礼だけど(笑)、

最初感じた違和感や不快感の通り
単なる「調子乗り発言」だったんだ・・
とだんだん気がついた。

今後も継続的な案件が控えている中、
相手が私に対し、ミスしたのだ。

私がいつになく沈黙を貫くので
相手も悟って

連絡しないのではなく
連絡できないのかも、しれない。

私としては、目を覚ます
いい機会になった。

魂込めてすんごい頑張ったのに
あっさり上から目線で偉そうにされ
まるで恩をあだで返された気がして

「ハッ!!」とした。
このままではよくない、と・・。

こうやって火星土星ハードの
「一旦停止」が起きたのである。

今回の気づき

相手に問題はない


まあこの方は賢明な方だし
二度とこういう間違いはないと思う。

二度めがあったら、もう切るし
私は永遠にこのことは忘れない。

嫌なら切ればいいんだし
そこが、問題ではない。

私の普段の振舞いに
問題があると思う。

自分自身のことで
よく考えるきっかけになった。

(1)がんばりすぎ

この1件を経て
なんか冷めたと言うか

これまでこの人は
私を持ち上げたりもしてきたけど
やっぱり実は下に見ていたんだな、
こういう人だったんだなって思って

相手を切るまで行かないとしても
今後はこれまでよりは、どうしても
冷めてしまって、頑張る気が失せるだろう。

そもそも値段の何倍も
頑張りすぎる必要もなく。

この程度の相手なのだし
「もっと手を抜いていい」
というお知らせである。

私が頑張りすぎた結果、
そこにエネルギーのゆがみが生じ
おかしくなったのだと思う。

(2)スタンスを明確に

私にできることは?

相手に対し振る舞いを変えて
もっと冷たくすること。
これまでよりも、距離を取ること。

「しぶしぶ引き受けてやってんだ」
というスタンスを明確に見せること。

割に合わない創作だけど、
お金じゃない。

楽しいから、ひきうけていたわけで
何倍もお金を積まれたとしても
えらそうにされてまでやるつもりはない。

私は部下や召使ではないので。

それにやる気が出ないようでは
制作も進まなくなるだろうから
今後、切ることも視野に入れて接する。

(3)力の注ぎどころを変えよ

繊細で芸術家肌の私には
個人相手の接客が向いていない。

私の柔らかい優しさに触れると
人間たちはすぐ調子に乗ったり、
立場をわきまえなくなるから。

このファンの方はそれを重々知っていて
私を気遣うすごく良い人なのに

そんな人でさえ、こんな風に変貌する
(させてしまう)のは

私には接客が向いていないことの
証だと思う。

私はお客様にへーこらする商売人ではなく
芸術家、なんだと思う。

パトロンもいる。
お金もある。
だから好きに活動できる。

(なのに一回り年下のファンが部下扱いw)

自分は芸術家なんだ、と思うと
これまでの人生も自分の性格も
全部ひっくるめて非常にしっくりくる。

繊細さ、集中力、センス、独自性、特別感。

だから芸術家として、もっと突き抜けて
独自路線を歩むんだと。

いちいちどうでもいい他者の汚い行いに
傷ついたり嫌な思いをするのではなく

自分の創作に集中し
もっとオリジナルの良いものを
作りたいものをつくっていく。
そこに注力すべき。

それと、個人相手の商売じゃなく
もっと不特定多数に打ち出していこうと思った。

まとめ

どうでもいい相手が
私のことを部下扱いし

また手間暇かけて作り上げた
私の作品すら、見下したことで

「力の注ぎどころはここではない」
と強烈に感じている。

土星火星ハード持ちは
いったん停止するんだけれど
また力強く動き始める。


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