ひみのえ屋 文章置き場
身も蓋も無いことを言うと、言い訳コーナーです。
連絡事項。
制作計画や全体的な方向性など。
新しい物、方法に挑戦すると、不良品率は高くなる場合がありますが、これはほとんどの工房様が特殊な依頼を断る理由のひとつでもあると考えられます。(お客様へお届けする段階では、不良品は省いております) もちろん、単純に技術的なこと、設備的なこと、メリットの少なさ、なども関係はしていると思うのですが、やはりそもそも既存の製品、取引先で安定しているのであれば、わざわざリスクを取る必要がないという面もあると思うのです。 一方、当店の場合、そもそも取引先や取り扱い製品が定まっていない段
誠に勝手ながら、管理上の都合により、2024年12月頭をもって、楽天市場支店を閉店とすることに致しました。(具体的な日付は後日追記いたします) 他の店舗は引き続き運営し、より一層サービスの向上に努める所存です。 今まで、ひみのえ屋楽天市場支店をご利用頂き、誠にありがとうございました🙇
本年度は、新製品はほとんど模造刀でしたが、その関係で高価格製品ばかりになってしまったので、また、適宜、別の雑貨類も色々と入荷して行きます。 なお今後、ジュラルミン製の西洋剣や軍刀の新作は、1種あたり1〜3ヶ月毎程度のペースで発売する計画です。 以前と比べれば、1点あたりのコストは、かなり抑えられましたが、それでも高額(3〜4万円前後)なので、無理の無いペースで少しずつ増やしていきます。 その他、比較的安価めな(2万円以内)の模造刀剣も、ラインナップを充実させたいため、現
2024年10月6日(日)に奈良100年会館で開催された、まほろば円舞会の第一幕「記紀万葉ダンスファンタジー〜ヤマトタケル〜」にて、当店の漢剣が草薙の剣として出演いたしました。 私は後方から観劇したのですが、鏡面仕上げの刀身の輝きが遠方からでも目立っていて、結構、舞台映えしていて驚き😳 個人的に、テレビ越し以外で劇を観るのは人生初だったので、色々と新鮮で有意義な体験でした。
当店では、実在庫数以上の製品が、オンライン上で表示されないように気をつけています。 もっとも、各商品説明文に、「他の店舗にも出店していますので、ご購入のタイミングによっては、在庫が無い場合もございます」といった文言を入れる方法もあり、特に当店がメインで取り扱う製品のジャンルでは、これは一定合理的なのだとも考えます。 ただ、それでも、いざ在庫が無い場合、お客様にご迷惑を掛けてしまう可能性はありますし、また、こうした理由で取引がキャンセルになると、マーケットによっては、ペナル
ここでは古墳時代の木装大刀のレプリカについて、その制作背景を記述いたします💁 まず、一作目は、素環頭大刀。 制作計画は、太極拳の柄頭にリングが付いたタイプの練習用刀剣を改変したら、素環頭大刀が作れるのではないか、という思いつきから始まったのですが、その他、その時ちょうど、白銅を使った模造刀の制作をしてみたかったというのもあり、シンプルで比較的作りやすいこちらのデザインで白銅製の模造刀第一号を試してみることになりました。 太極拳の南刀の刀身の幅を調整して鞘を付けて貰うだけ
在庫がなかなか補充されない製品があるという問題について、現実的な事情としては、これには、主にコスト、制作期間、不良品率、回転率が関わっています。 例えば、制作に3ヶ月以上を要したり、不良品が20%以上もあったりすると、仮に人気があっても、補充が難しくなります。 また、今年は特に、新規取引先への依頼や新作が多く、その分様々なイレギュラーが発生した、というのも少なからず影響しています。 もっとも、在庫問題に関しましては、一般的には、受注生産という選択肢もあり、これも合理的だ
両手ロングソードと、RPG風の片手剣Aの2種類。 アルミ合金製で市販品は、西洋剣では初かもしれません。 特にアルミ合金の中でも強度の高い超々ジュラルミンなので、取り扱いやすさが魅力。
今までは様々な観点から、トラブルはなるべく内部に留めていたのですが、こちらではこういった話題も率直に取り扱いたいと思います。 なお、以下は過去に生じたことであり、取引先を悪意をもって非難するものではありませんこと予めご了承下さい。 あくまでも、取引上に生じたことのある問題と、その原因と対策について考察した内容となっております。 ①品質の問題 色々な原因がありますが、制作に限って言えば、個人差が出やすい製法、扱い難い材質、そして経験の少なさは、品質の安定度を低下させます
振り返ってみると、着実にできることが増えています💪 ざっくりと時系列にするとこんな感じ。 2023年6月頃 軟質ステンレス(SUS316)製の中国剣 2023年末頃 白銅や超々ジュラルミン(A7075)製の中国剣と、軟質ステンレス(SUS304やSUS316)製の西洋剣 2024年8月頃 超々ジュラルミン(A7075)製の西洋剣やインド剣(タルワール) と、世界中の色々な剣の制作ルートが確保できて、さらに素材もある程度自由が効くようになりました。 という訳で、次の目標
記事の日付を見ると、あれから1年。色々あって、無事完成しました✨️ まだあの頃は制作依頼の経験が薄かったのもあり、得意不得意をあまり考えずに、やや無茶というか、大雑把な要求をしてしまったというのはあったのですが、完成品は予定していた通りで、満足しています😊 なお、こちら、刀身は真鍮なのですが、次回以降は、ジュラルミンも使えるとのことでした。 そうすれば舞踊に使えるようなものも作れます。 ただ、日本でこういうのを踊りに使うケースはあるのだろうか?🤔 ちなみに次回以降は、1年
上2枚は鞘の金具。3枚目が完成後のイメージ。完全に手作業なので、かなり時間はかかりそうだけど、完成が楽しみです✨