ダブリンの鐘つきカビ人間観劇感想
ただの観劇オタクです。TravisJapanのことはほぼ知らない観劇オタクです。すみません。
TravisJapanやその他スマイルアップのアイドル好きな妹から、面白いからチケット手に入るなら見てほしいと言われた。
幕間から「面白い」と感想きて、「最後泣く」と感想来ておすすめされた。珍しい。
お前いつも誰の顔が良かった!みたいな感想が多いじゃん!
まぁ今回も「カビ人間の顔が可愛いからオペラで見て!」って言われたが。
演出を見るとウォーリー木下さん。
私が好きな演出家じゃん!
キャストも見たことある名前ばかり。
妹からの感想が着た後、速攻で探して、同行者募集してた方が譲ってくださったので見に行った結果。
色んなネタぶっ込みすぎてる喜劇と悲劇が入り混じった切ないファンタジー(ダーク)だがコメディ要素も強め
これ実際見ないと面白さわかんないよ!
とにかく、舞台好きならおすすめできるし、ミュージカル初心者にもおすすめできるし、お笑いが好きな人にもおすすめできるし、ケルト音楽だからファンタジーなゲーム好きなオタクにも刺さる感じあるし、みんな歌もお芝居も上手いし、脚本と演出もすごい。
名作じゃん!
劇団四季にありそうって思ったし、最後の方は子ども向けではないが、前半はファミリー向けミュージカルっぽさがあった。
完全日本製良作ミュージカル。
これはすごいことでは!?
劇中にネタとして、海外の名曲あるにはあるが、この作品で作曲したのは日本人だし、脚本も演出も日本人でここまで面白いオリジナルの作品作れちゃうんだって感動した。
最近面白いと思った作品ってブロードウェイのだったり、作曲が海外の有名どころだったり、韓国ミュージカルだったり、演出家が外国人だったりで、完全に日本製ミュージカルがあまりない。
なんかあったっけ?そもそも楽曲まで日本製って少ない気がする。
2.5系や宝塚なら多いかもしれないが。
ただし、ミュージカルとは言っても、元の脚本はストレートプレイとして完成されているものを使っているので、ストレートプレイっぽさがある。
音楽劇のような感じもあるし。
でもね、ちゃんと歌ってるんだからミュージカルだよ。
エンタメ特化タイプで、ミュージカル初心者にも優しいストレートプレイ風ミュージカル。
セリフのほとんどが歌のミュージカルだと、初心者にはわかりづらさもあるかもしれないけど、この作品はお芝居が多めの構成で、ここぞという見せ場に歌を持ってきてるので飽きない。
主演の2人はTravisJapanと言うグループのメンバーなんだけど、スマイルアップ(旧ジャニーズ)のダンスが上手いグループだと言うのは知ってた。
と言うのも、結構昔だが、妹から「この動画すごいから見てくれ」って見せられたことあるんだよね。
それでTravisJapanの名前だけは知ってた。
見せてきた動画はアルプス一万尺を全力で踊るみたいなやつ。
振り付けもすぐ覚えてかっこいい感じの。
あとは最近だとYoutube見てたら、アメリカのゴッドタレントに出た時の動画を見た。
だからダンスが上手いことは知ってたが、歌唱力とお芝居が上手いかなんてわからんじゃん!?
妹もそこまで期待してなかったらしくて(妹は川島如恵留さんのファンです)、それじゃ普段の彼らを知らない舞台オタクはもっと期待しないじゃん。
TravisJapanのファンでは無い舞台オタクのどのくらいがこの公演チケットを取ったのか知りたい。
見る目がありすぎる。
私ももっとウォーリー木下さん信じてチケット取れば良かったよ。
ムーラン・ルージュと時期が被ってるし、でもなんとか行けて良かった!
見たら主演2人ともお芝居上手いし。
一応主演は七五三掛さんと吉澤さんだが、群像劇ぽくない?
そこに関してはあとで詳しく書くとして。
ここから先はネタバレありの内容になるので、これから見る方は見ないでください。
私が見たのは7/6マチネで三階席のセンブロ前方席。
舞台セットを見てセットの高さにびっくり!
あれってあそこに人登るってことだよね?
思わずオペラグラスでセットの高さを確認した。
開演前からもくもくと炊かれるスモークで雰囲気もバッチリ。(なお開幕後も何度もスモークはたかれていた)
オケピは左側にあるが、見える時もあれば、柱のような、縦に長い壁のセットが移動して見えないことも。
始まって舞台セットの全貌が明らかになると、シンプルではあるけど、いろんな方向から見ることができる階段のセットで、その階段が高いし長い!
盆で回すスタイル。
国際フォーラムCホールは高さがあるので、過去に見た演目でも高さあるセットは見たことあるけど、盆で回すタイプであそこまでの高さあるセットはあんまりない。
両側に縦長の柱のようなセットもあり。
舞台の床の手前の方は草が生えてる感じ。
セットにプロジェクションマッピングで背景を写したりするんだけれど、最初は役者の名前などが写されていく。
よくウォーリーさんの演出で見るやつだ !
二人の旅行者、聡(吉澤)と真奈美(加藤)が霧で迷ってしまって洋館を訪れるところから物語が始まる。
この市長の部屋に飾ってあるものが、結末を知ってると不穏。
羽とか馬の頭の骨っぽいのとか、村人が持ってたものや関係するものが色々と飾られ置いてある。
あと、私は気づいてなかったんだけど、絵におさえちゃんが描かれていたっぽい。
そこまでは見てなかった!
聡と真奈美はてっきりさ、カップルなのかなって思ってたわけ。
普通思うじゃん。旅行者なんだし。
ケンカップルかな、なんて思ってたら、別れる予定の二人っていう微妙な関係。
別れる前に予約しちゃったから行くことにしたみたい。
聡の方は別れたくなさそう。ヘタレ男。
真奈美の方はぐいぐい行くタイプで性格も強そうな感じ。
この二人のやり取りも面白かった。
聡役が吉澤さんなのだが、舞台が初めてとは思えなかった。
普通にお芝居上手いし、特に問題ない感じ。
こういう普通っぽい男の役って演じるのは難しそう。
どこかに振り切ってる役の方がやりやすいよね。
過去の話、昔、ここには町があったと話をする市長(松尾)。
信じられないでいる二人。
この部屋に飾ってあるポーグマホーンという剣が、伝説の剣なのだが、ネーミングセンスよ。
ポーグマホーンはゲール語(アイルランドの言葉)でpóg mo thòin 英語で言うとkiss my assと言うスラングで、糞食らえとかそういう意味。
アイルランドで使うとやばそうw
いつの間にか市長が話していた過去にあった町、奇病が流行っている世界に紛れ込む二人。
羽が生えたり、反対のことしか言えなくなったり、生きているものに触ると腐ってしまったり、老人のように歳を取り目が見えなくなったり。
そんな人たちがいるのだが、皆様衣装が個性的。
どれも好きなデザインだ。
カラフルでかわいいデザインが多くって、羽が生えた村人の衣装と、おさえちゃんの衣装が特に可愛くて好き。
羽が生えた村人(竹内)は羽がピンクで可愛かった。
出演者全員、ポスターのビジュアルとはヘアメイクも衣装も全く違う。
ジジイ(梅雀)にあの衣装はwグラサンにヒゲもすごいし!
赤いキャップかぶってるし。
梅雀さん…!
聡と真奈美は、真奈美が妙に乗り気で、ダブリンの街に迷い込んだからには何かの役になり切ろうとする。
病気だから伝説の剣を探しに行けないと言う村人たちの代わりに、真奈美は自分が剣を探し出すと乗り気になる。
親衛隊長(小松)と約束を交わし、武器となる剣もゲットし楽しそう。
真奈美はなりきりタイプなのか、口上と言うか、セリフがやや古典的なシェイクスピアっぽい言い回し。
加藤さん本当にお芝居上手い!
今まで加藤さんの役、他の演目では好きになれなかったんだけど(レミゼのコゼットとか)、真奈美は大好き!
舞台初心者の吉澤さんをリードしていて、役にあっていて良かった。
加藤さんにはもっと、こういう格好いい女性の役をやってほしいなぁ。
伝説の剣探しの途中、邪教徒と間違えられ、戦士(入間)と対峙する場面も。
戦士の入間さんは歌がめっちゃ上手い!しかも見せ場も多いし、殺陣の場面も良かった。
戦士のセリフの言い回しも、なりきった真奈美と同じく古典的な言い回しのセリフが多い。
こっちもシェイクスピアかよと思ったりしたw
戦士の奇病は知らない名前が頭に浮かんでしまうという。
戦士のお供の馬が二本足で首が長い。
馬の動きが面白い。
馬の動きだけで私は「小松さんじゃん!!」とすぐ気づいたが、念のため、パンツの色やパンツのサイドに入ってるラインをオペラグラスでチェックして、やっぱり小松さんの衣装と同じだから小松さんだ、と確信。
あとでパンフ見たら、ちゃんと小松さんの役に馬って書いてあった。
妹は小松さんが馬をやってると知らず、裏方の人がやってると思ったらしい。
気づいてない人多いかもしれない!?
戦士と戦うところだったかな。
どこかの戦闘シーンのケルト音楽の疾走感のある曲好きだった。
全部ケルト音楽なので嬉しい。
ケルト音楽大好き!
日生劇場などでやっていたカムフロムアウェイもケルト音楽が多かった。
今回の楽曲は中村大史さんが作曲されているが、カムフロムアウェイでも出ていた方。
もう一人、フィドル(バイオリン)などを担当している奥貫さんもカムフロムアウェイにいた人だった!
なんか似てるとは思ってたんだけど、結構席が舞台から遠かったのでオペラで見てもわからなかった。
楽器のバンドメンバーの皆様が舞台で一緒に演奏するところも凄く良かった。
バンドの皆様も衣装着てるの良い。
そしてこの演目のタイトルにもある、カビ人間(七五三掛)の方はと言うと。
みんなから嫌われている。
ちゃんとした出番までは少し時間がかかる。
病気になる前は外見綺麗で、中身はクズで、女を引っ掛けていたっぽい。
今は生きている物に触ると腐ってしまい、心はピュアに、見た目も醜く……と病気前と容姿と心の綺麗さが真逆に。
お昼の10分前に鐘を鳴らすのがカビ人間のお仕事。
みんなに嫌われてる所為で、友達なんかもいないから、帽子だけがお友達!?
帽子をくるくる回したりと、帽子の扱いめちゃ上手い!
思ったことと逆の事しか言えない病気である、おさえちゃんとの絡みが多いカビ人間。
カビ人間役の七五三掛さんが上手いなって思ったのが、おさえとのやり取り。
おさえ役の伊原さんもお芝居が上手いが、それに合わせるカビ人間の、絶妙な間の取り方が良かった。
お芝居って間の取り方が重要じゃん。
カビ人間とおさえちゃん、最初は噛み合ってないまま進む、2人の会話の場面好き。
この場面、セリフの間の取り方も良かったんだけど、カビ人間がおさえちゃんに言われた通りに近づいたり、触れたりする時の近づき方とかも良いんだよね。
恐る恐る近寄るんだけど、近寄り方がもっとすぐそばに寄りたい気持ちと、本当に近寄って触ってもいいのか躊躇う部分もあるのかなと思わせるような感じだったのが良かったな。
その後、2人の心が通じ合った時の、雨の場面も好き。
プロジェクションマッピングで雨がセットに映し出されて、幻想的で綺麗だった。
この頃になると、おさえちゃんの言葉が反対の意味というのを知り、少し考えてからおさえちゃんの言葉の意味を理解しようとするカビ人間が可愛かった。
ここまでピュアで可愛い感じで、一生懸命なキャラを技術だけで演じるには難しいと思われるので、七五三掛さん自身もピュアな部分があるんだろうか?
カビ人間とおさえちゃんの信頼関係が築かれていく過程が絶妙なバランス。
カビ人間に対して本心が上手く伝わらない、おさえちゃんのセリフの言い方や、体の動きがまた上手くって!
この2人の心の近づけ方が良いからこそ、最後の展開に活かされて、カビ人間の不憫さが際立つ。
1回目だったから、かみ合わない二人のセリフとお芝居で結構笑っちゃったんだけど、結末を知ってしまった今となっては全く笑えない。
2回目だと見方がかなり変わりそう。
面白い場面というか、ギャグ要素が多かったところといえば神父と市長の歌の群馬水産高等学校校歌かな?
こんにゃく畑に春が来た~って歌。
海が無い群馬県に対してのネタというか、いじりというか。
ダブリンなのに同じ高校出身(群馬)で野球部でバッテリーとか言ってたのに、ライトとレフトのポジションというツッコミどころ満載。
しかもこれ、後で2回目あったよね?この歌は1回でいい気がするw
神父の献金ソングも面白かった。
ジェームス・ブラウンのGet Up (I Feel Like Being a) Sex Machineを歌うところ。
この場面、パンフレットのコング桑田さんのコメントを読むと、ブルース・ブラザースという映画のオマージュらしい。
私は知らなかったが、ジェームス・ブラウン本人が牧師役ででてるやつ。
映画では歌ってる歌がSex Machineではない(動画探して観たw)。
このオマージュは言われないとわからないなぁ。
神父のコング桑田さんは歌が上手い!
神父が歌う場面で歌詞がセットにプロジェクションマッピングで映されてでてくるところも良かった。
あんまり歌詞を映すのをやりすぎると微妙だが、1曲くらいなら派手目な演出で面白く目立たせるのは有りだなと思った。
ルーザーヴィルと言うミュージカル(ウォーリー木下演出)でも、同じように歌詞出てくるところがあったりした。
教会の場面は照明がきれいだった。
長い舞台セットの階段には薄紫色の照明が当たり、両側の柱のようなセットにはステンドグラスがプロジェクションマッピングで映し出され、照明で床の部分に綺麗なパステルカラーのような色合いで、ステンドグラスからの明かりが表現されていた。
階段の上あたりには教会の十字架があるんだけど、この教会の十字架のデザインがケルト十字っぽい感じに、四葉のクローバーと合わせたようなデザインになっていた。
パンフレットの表紙はケルト十字デザインの箔押しがしてあってかっこいい!
照明の演出で好きだったのは、ポーグマホーンを手に入れるため、剣を探していたら、森の中なのにいきなり何かのショーが始まり、その番組?の司会者(梅雀)が出てくる。
最初のステージが怪物と戦って勝たなければいけないのだが、怪物をどうやって出すんだろうって思っていたら、見えない!
見えない怪物を、音と照明と役者の演技でいるかのように見せる演出。
なるほどその手があったかと思った。
聡が変身したエルビスプレスリーが、ラブミーテンダーを歌って怪獣を眠らせて勝利。
次のステージが黒ひげ危機一髪の逆バージョンで、すでに刺さっている剣のうち、本物を引き抜けば良いというゲームルール。
それも何とかクリアして物語は進む。
最後の方でカビ人間は、教会に火をつけたと冤罪をなすりつけられて村人に追われ、気が狂ってしまった親衛隊長の銃弾に倒れる。
このあたりで「階段落ち」があって驚いた。
階段の中間くらいから下までごろごろっと転げ落ちるカビ人間。
銃で撃たれてもなんとか鐘を鳴らそうと、上まであがろうと頑張るところに我らの心は打たれる。
上がったところで、一幕で歌った歌を歌うカビ人間。
歌詞が少し違う。
カビ人間がまた銃で撃たれて、階段の一番上から奥の方に落ちてしまうところもびっくりした。
実際はどうだったかわからないが、本当に高いところから落ちているように見えた。
カビ人間が撃たれるのと同時くらいに、おさえちゃんが
「奇跡なんて糞食らえ!ポーグマホーン」
と言って、自分を斬ってポーグマホーンに血を捧げる。
ポーグマホーンって糞食らえって感じの意味のスラングなので、あーだから伝説の剣の名前の伏線回収ってこれなの?なんて思ってしまった。
私はこのセリフ、おさえちゃんは反対の言葉しか言えないので「奇跡を起こして!ポーグマホーン」と聞こえたんだけれども。
村人たちの奇病は治るけれど、おさえちゃんもカビ人間も死んでしまい、戦士が可哀そうだった……自分が持ってきたポーグマホーンでこんな結末になったから、剣を持ってきたことを後悔してそう。
カビ人間は死んでしまうから最後まで病気は治らないままだし、村人はカビ人間が放火したと思い込んでいて救われない。
死んだカビ人間とおさえちゃんは手を取り合って階段の上で、下の方では聡と真奈美が手を取り合って四人で歌うのも良かった。
カビ人間は死んだからおさえちゃんとも触れ合うことができるようになったんだなという……これが少しは救いになるのか?
妹はカビ人間が元に戻ってほしかった、と言っていたのだが、元に戻ったらピュアな心がまた悪魔のような心の持ち主になってしまう。
それにより、カビ人間による村人への復讐エンドとかになりそうでそれはそれで面白そう。
ビジュアルならばパンフレットに写真がいっぱいあるので、あれがカビ人間になる前の彼だったと思っている私。
その前に物理的にあの状態から、メイクとか変えてってのは難しいよね。
おさえちゃん以外だと、ジジイもカビ人間のこと嫌ってなかったから、二人とも死んでしまって悲しんでるだろうな。ジジイも可哀そうかも……。
娘が死んじゃうわけだし。
でもやっぱり他の男と死んで幸せになってしまうっていう意味では戦士が一番可哀そうかもしれない。
ラストはせっかく手を取り合って、元サヤに戻れそうだった聡と真奈美が……最後面白かったけどこちらも結末が……。
終わり方はかなり好き。
この二人もあちらの世界で仲良くねってことなのかーーーー!?
話のストーリーが今の、コロナが流行ってる時代にもあってる内容でそこも面白さの一つかもしれない。
親衛隊長って病気になってなかったと思うんだけど、除菌スプレー持ち歩いたり、感染しないようにかなり気を使っているんだよね。
でも、突発的な事故(おさえちゃんの植木鉢が頭に落ちてきた)で頭がおかしくなってしまうところも怖い。
死ねなくなった市長は、自分が死ぬために聡と真奈美を手にかけるわけだが、最初にこの二人を家に招いた時点で何か薬を盛っていたのでは?
そして夢の中で聡と真奈美が過去のダブリンの世界へ迷い込んだのかもとか、考えてしまった。
無限ループしてる気がするよね、市長は。
過去と現実の境目、現実と死の狭間の世界にいるかのような。
だからもうないはずの鐘の音も聴こえてしまうとか。
世界観とストーリーと音楽も良かったので再演お願いしたい。
贅沢言うならサントラも欲しい。
1番の謎は市長は本当に病気だったのか?
鐘の音を聴いたら死ぬと言う神父の予言は本当だったのか?
真実がわからない。
市長はこれからも自分が死ぬために、迷い込んだ旅人を手にかけるのだろうが、1000人斬ったところで死ねない未来しか見えない。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?