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【デザインのドリル#2】演習7・ lesson1総括

デザイン模写 洋菓子店のポスター

模写元
模写

・第一印象は?

ザクザクとした食感
硬めの焼き上がりで歯応え良さそう
ベリー味

・そう感じさせる要因は?

フォント・・・角ばったフォントでザクっとした食感を表現。差し色のベリーのような色で味のイメージも伝えている。
「NEW!」は太めのセリフ体なので他と違ういハッキリとした印象があり、文字そのものを目立たせている。
それ以外はゴシック体でシンプルで目立ちにくくなっている。

レイアウト・・・メインのパイだけを切り抜きして注目の的に。断面図の横にカスも残しており、砕いた時の硬さを伝えている。

あしらい・・・ギザギザ模様をふんだんに使い、全体から「ザクザク」とした食感を直感的に伝えている。また、フォントの周りにもパイを噛んだ時に出るカスをオブジェクトで表現している。

色・・・全体的にブラウンでまとめており、パイの色と合わせている。アクセントのベリーの色で具体的な味のイメージも伝えつつ、濃いめのピンクでメリハリが生まれている。

・このデザインの主役は何?

パイの写真

・どうして主役に感じた?

切り抜き単体で中央に配置されており、たっぷりと周りに余白を設け、文字を囲うように文字を配置しているので、写真に焦点が集まる。文章は下の方にグルーピングされており背景色も変わっているため、全体としてスッキリと整えられているように見える。

・本のポイント

「ザクッ」のフォントの大きさは一文字づつ強弱をつけ、配置をずらして傾けることで、噛んだ時の音をリズミカルに表現している。また、整頓されたデザインの中に傾きのある物を配置することで全体からジグザグ感を演出している。

LESSON1 Food 美味しいデザイン 総括

  • 色は彩りを表す「赤」「緑」「黄」の3色を使う。全体にバランスよく3色が配色されるように気を付ける。

  • 食材の持つ食感や質感をフォントやあしらいで表現することで、見た瞬間直感的に美味しさが伝わるデザインになる。重要なのは「それが美味しいと感じる一番の理由」を適切に選び出して全体で表現すること。そうすることで、食材や料理の魅力が的確に伝わり「美味しいデザイン」になると思う。

  • 切り抜きしたりドアップにして、周りに余白を作り、食材や料理を単体で目立たせると良い。お皿にドロップシャドウは不自然さがなくて◎


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