お姫【PT】

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お姫【PT】

理学療法士 自分が学んで来た知識を共有できたらと始めました ボバースIntroductory Module【1.2】修了 フォームソティックス・メディカル取扱認定資格 ADL評価法FIM講習会 ベーシックコース修了 ストロークラボ 脳科学・基礎ハンドリングコース修了

マガジン

  • 文献3分読解

    電車や寝る前等の隙間時間に少しでも、お役に立てたら

  • ジュース1本 論文まとめ

    ここでは、ジュース1本分の価格で読める、価値ある論文のまとめを提供するマガジンです。最新の研究や興味深いトピックを、簡潔かつ分かりやすく解説します。ちょっとした出費で知識を深めたい方に最適な内容をお届けします。

最近の記事

膝関節温存の重要性

タイトル 下肢切断者の身体評価と義足の適合 - 下肢切断者におけるリハビリテーションの概要 著者名 陳 隆明、幸野 秀志 雑誌名 日本義肢装具学会誌 公開年月日 2013年 研究の問いや目的 本研究の目的は、下肢切断者におけるリハビリテーションの現状を評価し、特に末梢循環障害(PAD)に起因する切断者のリハビリテーション戦略の確立と改善を目指すことです。具体的には、膝関節を温存することで得られる機能予後の改善や、適切な断端マネージメントおよび義足の処方がいかにリハビリ

    • 下肢切断者の機能予後

      タイトル 下肢切断者のリハビリテーション効果と予後 - 影響する因子の検討 著者名 猪飼哲夫、植松海雲、般祥沫、橋本圭司、宮野佐年 雑誌名 リハビリテーション医学 公開年月日 2001年2月 研究の問いや目的 本研究の目的は、過去9年間にリハビリテーションを受けた58名の下肢切断者におけるリハビリテーション効果と機能的予後を評価することです。特に、年齢や切断レベルがリハビリテーションの成果に与える影響を詳細に検討することを目指しました。これにより、リハビリテーション

      • 片麻痺患者の歩行自立判断のためのパフォーマンステスト

        タイトル 初発の脳血管疾患後片麻痺を対象とした歩行自立判断のためのパフォーマンステストのカットオフ値 著者名 北地雄一、原辰成、佐藤優史、重國宏次、清藤恭貴、古川広明、原島宏明 雑誌名 理学療法学 公開年月日 2011年 研究の問いや目的 本研究の目的は、初発の脳血管疾患後片麻痺患者を対象とし、歩行自立を判断するための各種パフォーマンステストのカットオフ値を特定することです。 研究や実験の方法と結果 方法 対象は回復期リハビリテーション病棟に入院していた初発の脳

        • 長下肢装具に関する研究と実践報告のまとめ

          はじめに長下肢装具(Knee Ankle Foot Orthosis; KAFO)は、膝関節および足関節を固定・支持する医療用装具であり、特に脳卒中後の片麻痺患者やその他の重度下肢障害を持つ患者のリハビリテーションにおいて重要な役割を果たします。KAFOの使用は、患者の歩行機能の改善と日常生活動作(ADL)の自立を促進し、転倒リスクを軽減するために設計されています。本稿では、複数の研究と実践報告を基に、KAFOの効果、その移行期間に影響を与える因子、および実践における留意点に

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        膝関節温存の重要性

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        • 文献3分読解
          15本
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          3本

        記事

          装具切替の予測因子

          タイトル 脳卒中片麻痺患者における長下肢装具処方例でのカットダウン移行期間に影響を及ぼす入院時因子の検討 著者名 田中 周、武藤 友和、吉田 真一、鈴川 活水 雑誌名 理学療法科学 公開年月日 2017年 研究の問いや目的 本研究の目的は、長下肢装具(KAFO)から短下肢装具(AFO)へのカットダウン移行期間に関連する入院時因子を特定することである。特に、脳卒中片麻痺患者における入院時の身体機能や認知機能が、カットダウン移行期間にどのように影響するかを検討する。

          装具切替の予測因子

          装具移行の重要因子

          タイトル 脳卒中患者の歩行練習において長下肢装具から短下肢装具への移行に要する日数に関連する因子 著者名 上野 奨太、髙屋 成利、増田 知子、吉尾 雅春 雑誌名 理学療法学 公開年月日 2022年 研究の問いや目的 本研究の目的は、脳卒中患者の歩行練習において、長下肢装具(KAFO)から短下肢装具(AFO)への移行に要する日数に関連する入院時因子を探索的に調べることである。特に、回復期リハビリテーション病棟(回復期病棟)入院時の各種評価項目がKAFOを使用した練習日

          装具移行の重要因子

          KAFOからAFOへの移行期間

          タイトル 脳卒中患者における長下肢装具から短下肢装具へのカットダウン移行期間に関わる因子の検討 ~回復期リハビリテーション病棟入棟時の因子を用いて~ 著者名 岸 広樹、渡辺 光司 雑誌名 東北理学療法学 公開年月日 2021年 研究の問いや目的 本研究の目的は、回復期リハビリテーション病棟に入棟した脳卒中患者を対象に、長下肢装具(KAFO)から短下肢装具(AFO)へのカットダウン移行期間に関連する因子を明らかにすることである。特に、入棟時の患者特性が移行期間にどのよ

          KAFOからAFOへの移行期間

          KAFOとAFOの最適な使い分け方

          タイトル 床反力解析に基づく治療用長下肢装具の適応の検討 ─ 長下肢装具から短下肢装具へ移行する際の足継手調整 ─ 著者名 梅田 匡純、森下 元賀、川浦 昭彦、河村 顕治 雑誌名 日本義肢装具学会誌 公開年月日 2018年 研究の問いや目的 本研究の目的は、脳卒中患者の歩行獲得において、長下肢装具(KAFO)から短下肢装具(AFO)への移行における適応を床反力解析に基づいて検討することである。特に、膝継手遊動化のKAFOを装着した場合に、足背屈制限の有無が歩行時の床

          KAFOとAFOの最適な使い分け方

          6分間歩行試験の意義と応用

          はじめに6分間歩行試験(6MWT)は、運動耐容能の評価手法として医療現場で広く活用されています。この試験は、1963年にBalkeによって提唱された一定時間内の歩行距離を測定する方法から発展し、1982年にButlandらにより現在の形態の6MWTが報告されました¹⁾。その後、2002年に米国胸部学会(ATS)からガイドラインが発表され、試験の標準化が図られました ¹⁾。2014年には、欧州呼吸器学会(ERS)とATSが共同でシステマティック・レビューおよびテクニカル・スタ

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          6分間歩行試験の意義と応用

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          歩行と半側空間無視

          タイトル 脳卒中片麻痺患者における半側空間無視と歩行自立度の関係 著者名 濱中 康治、小林 修二、久保 晃、藤井 伸一、森田 秋子 雑誌名 理学療法科学 公開年月日 2004年8月18日 研究の問いや目的 この研究の目的は、脳卒中片麻痺患者における半側空間無視(Unilateral Spatial Neglect, USN)と歩行自立度との関係を明らかにすることです。具体的には、USNの有無および重症度が患者の歩行自立度にどのように影響するかを検討しています。 研

          歩行と半側空間無視

          半側空間無視のアプローチ

          タイトル(和訳) 半側空間無視へのアプローチ 著者名 石合純夫 雑誌名 高次脳機能研究 公開年月日 2008年9月30日 研究の問いや目的 半側空間無視(右脳損傷後に左側の空間を無視する状態)の克服に向けたリハビリテーション方法の検討。 研究や実験の方法と結果 方法 1.空間性注意の右方偏倚 背景: 右脳損傷患者の約4割に半側空間無視が見られる一方、左脳損傷ではまれ。 メカニズム: 右脳は左と右の両方の空間に注意を向けることができるが、左脳は主に右空間にのみ注意

          半側空間無視のアプローチ

          脳卒中片麻痺患者における麻痺側上肢の使用頻度の重要性とその影響

          はじめに脳卒中片麻痺患者のリハビリテーションにおいて、麻痺側上肢の使用頻度を向上させることは重要な課題です。麻痺側の上肢を積極的に使用することで、脳の再構築が促進され、機能回復が期待されます。本稿では、急性期脳卒中片麻痺患者の日常生活における麻痺側上肢の使用頻度に影響を与える要因、半球間抑制に関する研究、および麻痺側の不使用に関する研究を解説し、それらを統合して考察します。

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          脳卒中片麻痺患者における麻痺側上肢の使用頻度の重要性とその影響

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          麻痺側上肢の使用頻度

          タイトル 急性期脳卒中片麻痺患者の日常生活における麻痺側上肢の使用頻度に影響を及ぼす要因 著者名 佐々木洋子、高橋香代子、佐々木祥太郎、宮内貴之、榊原陽太郎 雑誌名 作業療法 公開年月日 2019年12月 研究の問いや目的 本研究の目的は、急性期脳卒中片麻痺患者の日常生活における麻痺側上肢の使用頻度に影響を及ぼす要因を、患者の基本特性、身体機能、麻痺側上肢の使用方法に対する理解度の観点から明らかにすることです。 研究や実験の方法と結果 方法 対象は、2015年6

          麻痺側上肢の使用頻度

          学習性不使用

          タイトル 中年期および壮年期における脳卒中発症者の麻痺側上肢の学習性不使用の発展 著者名 森井展子、大塚栄子、吉野眞理子 雑誌名 作業療法 公開年月日 2020年2月 研究の問いや目的 本研究の目的は、中年期および壮年期に脳卒中を発症した者が麻痺側上肢の学習性不使用に至るプロセスを、その語りから明らかにすることです。 研究や実験の方法と結果 対象者は、脳卒中発症後に麻痺側上肢を使用しない状態に至った中年期および壮年期の脳卒中発症者8名でした。修正版グラウンデッド

          学習性不使用

          半球間抑制

          タイトル 利用依存的な半球間バランス 著者名 Laura Avanzino, Michela Bassolino, Thierry Pozzo, Marco Bove 雑誌名 The Journal of Neuroscience 公開年月日 2011年3月2日 研究の問いや目的 この研究の目的は、異常な非対称的な腕の使用が脳の一次運動野(M1)の興奮性および半球間相互作用に与える影響を調査することです。 研究や実験の方法と結果 研究では、19人の健常な右利きの被

          脳卒中の歩行予測

          タイトル(和訳) 脳卒中後の家庭およびコミュニティ歩行活動の予測 著者名 ジョージ D. フルク, PhD; イン ヘ, PhD; ピアス ボイン, DPT; カリ ダンニング, PhD 雑誌名 Stroke 公開年月日 2017年2月 研究の問いや目的 本研究の目的は、脳卒中後の家庭およびコミュニティ歩行活動を予測する要因を、実際の歩行活動データを用いて再評価することです。 研究や実験の方法と結果 この研究は、2つの脳卒中リハビリテーショントライアル(LEAP

          脳卒中の歩行予測