石01

5月30日 ヒェーッ!!! 撮影するものがないらしく、姪は島の石コロや砂を撮影して送ってきた。

そりゃそうだろう、連日のように畑や海の幸を撮影して送ってきてるんだから、
「恐怖を感じるほどに、写真をガシガシ送りつけますよ~❗」とは、そうは問屋が卸さないだろう(表現が古いかな)。
で、困ったのか、愛犬の散歩で行っている海岸の石とか砂浜の画像を送ってきたのだ。
どうコメントをつければいいのか?
こんな画像にも、コメントをつけられる?!
という、私へのスーさんからの挑戦状か!!

「なかなか、畑にスマホを持って行かないので、ネタギレです(--;)
なので、またいつもの海で散歩してきました(^^)」
と姪がコメント。言い訳はよろしい (=⌒▽⌒=)。

「姫島の砂浜。姫島の砂浜の色は灰色です。
姫島の砂浜しか知らないので、他の所の色は分かりませんが、
火山の島だから、鉄分が多いんですかね~?
子供の頃は、磁石で砂鉄を集めて遊んだりもしました。何が楽しかったんだろ~(?_?)?」
7つもの火山島群の集合体である姫島であるとすれば、海岸の砂浜にも大量の砂鉄が混ざっているのは普通なのだ。鉱物のことはよくわからないので、砂鉄のことはここまで( ̄▽ ̄;)。

「小さな黒曜石」
と、素っ気ないコメント。
キャプションとしては端的でよろしい。
海岸にゴロゴロしている石のなかに、姪は黒曜石を見つけたようだ。
姫島の黒曜石は超有名。姫島の北部海岸「観音崎」に露出していて、高さ40メートル、切り立った断崖は、すべて黒光りする黒曜石となっている。黒曜石は、凝灰岩などのなかに破片としてみられるのが普通で、観音崎の黒曜石は、固まって断崖となっていて規模が大きい。全国的にも珍しいのだ。国の天然記念物に指定されているくらいに。
先史時代、縄文人の人たちは、丸木舟で姫島にやってきて、黒曜石を採取し、槍の穂先や矢尻、包丁などに加工した。九州だけではなく、中国地方や四国地方からも舟はやってきたようだ。その証拠に、各地の遺跡から姫島産の黒曜石の石器が出土しているのである( ̄^ ̄)。
※画像中央に置いてあるのが黒曜石。波に洗われカドがなくなっている。

「多分、山ブドウの花🌼
山ブドウは子供の頃、よく食べたな~( ´∀`)
甘酸っぱくて好きだった、口の中が紫色になる位、いっぱい食べたな~(●´ω`●)」
大正解です。よく勘違いされるのがノブドウ(野葡萄)との混同。ヤマブドウ(山葡萄)の葉は裏に毛が生えてて、実の付き方がブドウの房のようにつく、ノブドウは実がバラバラについていて、いろんな色があって食べられない、もちろんヤマブドウは食べられる。
初夏に開花し、花は黄緑色の小花が多数咲く。
果実は球形で秋に熟し黒紫色になる。甘酸っぱく、生食できる。生食のほか、ジャム、ジュース、シロップ漬けなどに利用されるそうだ。最近、ヤマブドウを原料としてワインを醸造、販売する地域もある。

今度は、石コロだけじゃなく、観音崎の写真もお願いしますネ(^_^;)。

いいなと思ったら応援しよう!

スー
大分県姫島からの離島の収穫便りです。サポートよろしくお願いします。