演劇ってどのくらいやってるの?
東京で演劇ってどれくらいやっているの?
都内で有名な劇場といえば、
帝国劇場や国立劇場あたりでしょうか。
劇団四季の劇場なんかもありますよね。
でも、都内には200近くの劇場があるんです。
キャパシティが30人くらいのものから1000人入るものまで幅広いですが、
もしかしたら映画館よりも多く劇場がある中で、
全く活かせていないというのが現状です。
じゃあどうしてそんなに劇場があるのー!?
東京は世界有数の演劇都市
演劇都市といえばどこを思い浮かべますか?
ブロードウェイや、オペラが有名なイタリアなんかもありますよね。
でも、東京も負けじ劣らず世界有数の演劇都市なんです。
劇場が200もあるということは、
それだけの劇場が使われていた時代があるのです。
以下、私がよくお世話になるfringeさんの引用になります。
このサイトについて
小劇場演劇(小劇場)は、小さな劇場を意味する言葉ではありません。俳優中心に結成された新劇に対し、演出家中心に組織された集団であること。団体客に依存する商業演劇や、演劇鑑賞団体と不可分の新劇と異なり、個人客をベースにした手打ち興行であること。つまり劇場の大小ではなく、カンパニーという小さな組織で、演劇を個人で楽しむライフスタイルを体現したものが小劇場だと私は考えています。小劇場という言葉は決してマイナーを意味するのではなく、夢の詰まった演劇本来の姿だと感じます。小劇場からスタートしたカンパニーは、大劇場で公演するようになっても小劇場演劇なのです。
つまり、それまでの大衆演劇や新劇と呼ばれるものは、
俳優中心の演劇だったり団体客に依存した舞台でしたが、
小劇場演劇は演出中心で、演劇を楽しんでいる人々の集まりだということです。
その中で1960年代、
寺山修司さん、蜷川幸雄さんらが先頭に立ち、
実践的で前衛的な小劇場演劇が始まります。
そこから現代まで、時代に合わせて変化はしていきますが
脈々と小劇場演劇は受け継がれています。
詳しいことを知りたい方は、
駆け出し俳優ブロガーの疾風さんのブログを参考にしてみてください。
小劇団は500以上あると言われている
正確な統計はないのでわからないのですが、
小劇団は500以上あると聞いたことがあります。
その中には1回しか公演を打たなかったりする劇団も含まれると思うのですが、
それにしても結構多い。
多くの劇団はCoRichという票券サイトを使っています。
ここを見ると、いつどこで公演が行われるかわかりますよ。
しかし、このCoRichも完全には機能していません。
劇団や役者を知っている人向けのコンテンツになっているので、
初めて観に行くには情報がなさすぎる。。。
というのが正直なところ。
500も劇団があるのなら、
その劇団達全てがきちんと情報を発信できていないのは致し方ないとは思いますが、
それでももうちょっと情報があればな、と個人的には思います。
毎日どこかでは公演が行われる
こんなに多くの劇団があるため、
毎日どこかでは公演が行われています。
都内に住んでいる方なら、きっとすぐ近くに劇場があるのでは?
(なんせ200もあるんですから)
そこの劇団をチェックするだけでも、
楽しみが広がると思います。
情報の多くはTwitterで発信されています。
CoRichで近くの劇場やきになる団体を
Twitterでフォローして追いかけるのも良いかもしれませんね。