台本が全部上がった
台本が全部上がりました。
細かい修正はありますが、概ね出来上がりです。
横月先生お疲れ様!
横月の台本を読むとき
横月の台本を初めて読むとき、私は劇場でその劇が上演されているようにイメージして読みます。
初めてお客様がご覧になるのは劇場です。
私が初めて横月の台本に触れるのは、初めて台本を読むときです。
この初めての経験を、絶対大切にしなきゃと思います。
初めて読んで何を感じたか、どこに共感したか、何を考えたか。
それが一番お客様が芝居をご覧になられた時に近い状態だと思います。
お芝居は、余程のファンではない限り一度しか見ません。
(毎度複数回公演を観てくださってる方、ありがとうございます。)
その一度を素晴らしい経験にするためには、
私も初めてを大切にしなきゃな、と思います。
横月の台本の不思議
横月の台本は、なんとなく理論で説得してこない気がします。
いや、根拠とかあるにはあるんですが、
それよりも私たちの深い所に訴えてくる何かが、たまに、キラリと光るのです。
横月は暗いこと考える人間です。
おかもとまゆの時は、
キラキラっうふふっ
という感じだと思うのですか
(もちろん普段の彼女はЯealityの中では常識のある品の良いお嬢ですよ)
底知れぬ闇を感じます。
今回の公演は横月ワールドが今まで以上に広がっています。
底知れぬ闇と、救いの光の渦の中に皆様を誘いこめるよう頑張ります……!
言葉と心とその距離と
上のフレーズは、WHITE LIEの中の歌のタイトルです。
言葉と心とその距離って、役者にとっては大切だと思うのです。
横月の台本は、サブテキストと呼ばれる
本来の言葉の持っている意味とは違う意味での会話が進むことが多々あります。
横月の台本は、
言葉と心の距離が遠いことが多いのです。
例えば口では「楽しい」と言っていても、
心では「離れたくない」という意味だったり。
言葉と心が近い役は思ったままに演じれば良いのです。
しかし、横月のキャラクターは
ほぼ全部、言葉と心の距離が遠いです。
その距離の演じ方が、団員全員違います。
それが今回の厨二病の役名の元にもなってます。(他にも意味はありますけどね)
このお話はまた稽古が始まったらお話したいと思います。
覚えてたら。笑笑
終わりに
横月について語りました。
私は横月が大好きです。
自分でもたまに引くくらい好きです。
そして多分、彼女も私のことを好いてくれてると信じています。
舞台を観に来てくださった方が、
少しでも横月のことが好きになってもらえるように頑張る所存です。
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