地方演劇って需要があると思う。

父の実家のある、石川県に帰省してきました。
石川と言っても金沢ではなく、もう少し福井に近い方です。
私は3年ぶり？に帰省しました。

車がないと生活できないような環境。
でも外の音は静かで
時折電車の通過音と少しの車の音だけ。

鳥が鳴いていたり
風が木々を揺らしていたり

東京にいるときには聞こえない音がたくさんありました。

近所に親戚が住んでいて
一緒にご飯に行ったのですが

その時再従弟が
「遊ぶのはカラオケが多いかなぁ」
と言っていたのが印象的でした。

確かに高校生、カラオケで遊ぶのが多いかもしれません。

しかし、首都圏に住んでいる高校生は
もしかしたらそうじゃないんじゃない？と。

高校生でも芝居を観ている子はたくさんいるし
音楽フェスとか
街でショッピングとか
気軽にお茶だって行ける。

SNSの拡大で興味や趣味の多様化が進んだと言われているけれど
もしかしたら
それを実行に移しているのは主要都市の人がメインなのかな……と。

でも全国区各地に潜在的に演劇が好きな人っていると思うんですよ。
もしくはエンターテイメントに飢えている人。

この前、私の演出した舞台を観にきてくださった方が私の記事について反応してくれました。

『【新規】エンターテイメントの狭間で【獲得】』

この中で、
「演劇は音楽に比べて敷居が高い」
「エンターテイメントに飢えている人は必ずいる」
とおっしゃっています。

したら演劇の敷居を低くすればいいんじゃね？？？

と思って石川から自宅までも帰りの10時間の間に考えてみました。