見出し画像

今後SNSショートを撮影する人へ、こんな機材から始めるといいよのおすすめ

最近、どういうわけかSNSショート動画の撮影をしている。
最初はキャスティングとして入ったのだが、そこから演技指導、撮影までマルっとやることが多くなってきた。

元々機材とかガジェット大好き人間だったので元々それなりに設備が揃っていたのもあるが、個人的に結構楽しく気に入っている。

いくつかの企業様からご依頼を受けて撮影した結果、「これがあって助かった」「用意してなかったら死んでた」という機材があったので紹介して行こうと思う。

SNS動画の撮影は割と飽和していると思うのだが、業界の端っこにいる私(しかも専門ではない)まで仕事が回ってくるのだから実はまだ席が空いているのでは?と思う。
これからやってみたい方の参考になれば嬉しいぞ。

※この記事にはPRが含まれています。

カメラ編

スマホ

私が普段使用しているスマホ。
現行機種でおすすめはiPhone14 plus 以上の機種。画素数が大幅に違う。

ショート動画は縦型での撮影のため、一眼よりスマホの方が撮影頻度は多い。
そもそもスマホで見る想定なのと、私の担当が「美しく撮る」というより親しみとかの方のニュアンスが強いのもあると思う。

サブ機材としてAndroidも持っている。ひょんなことから(家族が)手に入れたものだが、同じシーンを違う画角で撮りたい時に重宝している。そしてAndroidの方が画質が良い。食品とか撮る時はこっちを使っている。

iPhoneとAndroidで縦横比率が違うこともあるが、その辺は編集で切り取れば良いと思う。画質が動画の中で変わってしまうのはあれかなぁと思う時もあるので、その時は色々鑑みてどちらを優先的に使うか決めいている。

一眼レフ

ガチプロは絶対使わないKISSシリーズを私は使っている。
これは割と初心者向きの機材で、値段もお手頃、機能もお手頃。その分安定して撮れる。
その場の流れとノリで撮影を始めてしまったため、大学の課題用に買っていた初心者一眼しか持っていない。

ただ、細かいところに目を瞑ればそこそこ綺麗な動画を撮れるので、かなりの妥協だけど委託元がいいって言ってくれてるからいいかなって。

ガチで撮りたいなら上記とかが良いと思う。Canon以外わからないすまん。それにしても桁が違うな!!!いつかこんな機材使いたいぜ……。

SDカード

ないと死ぬ。マジで死ぬ。
スマホの方が頻度が多いと言っても、全く一眼を使わない撮影は滅多にない。何かしら一眼で撮っている

動画は容量を食うため、128GBを基本にしている。でもすぐに埋まってしまうので、毎回内容を空にして3枚持っていっている。正直埋まっちゃう時もあるので、PCとSDカードを読み込めるハブを持っていってその場で吸い出したりもする。私がカメラを握っていなくても、いざというときに役立つため鞄に忍ばせてある。

3枚というのがポイント。1枚だと埋まったら終わりだし、2枚だと交換している間に吸い出しきれなかったりする。3枚だと安心。実は結構心配性なので心の安定のためにも3枚。

ジンバル

手ブレを防止してくれる機材、それがジンバル
私は三脚になったり自撮り棒になったりリモートで撮影できたりする持ち運びな簡単なものを愛用している。

本当は三軸ジンバルが良いとは思うのだが、そんなに激しく動くわけではないので、気をつけていれば一軸でもなんとかなる。
その際は水平が取れるようにスマホの画面に水平器を表示させている。

もしスケボーしているところを撮影みたいな話になったら、上記のようなものがおすすめ。
三軸ジンバルは縦横全部補正してくれているので、言うなればドローンで撮影しているみたいな滑らかな動きになる。Vlog投稿してる方とかはみんな持っていると思う。あとはGoProかな。

上記の両手で持つタイプも結構おすすめ。
こちらはブレを補正してくれる効果はないけれど、ライトやマイク、三脚が取り付けられるためこれらが必要な場合は重宝する。

三脚

一眼をセッティングするときに三脚は割と必須。
手持ちのことも多いが定点撮影もするため、1本は必ず持っておきたい

ちなみに私は3本持っている。ビデオカメラの3台同時撮影をしていた時期があったためこうなった。地味に複数本あると役にたつ。

マイク編

ガンマイク

環境音や人がかなり多いときに使用するガンマイク。
上記のビデオリグに取り付けたり、机の影に隠したりして使用する。
スマホにも一眼にも対応できるため、とりあえずあればなんとかなる!という頼もしい相棒。ちょっと知識が必要だけど、ググればわかる。

ピンマイク

iPhoneとAndroidの両刀使いなので、双方に対応しているものを使っている。
私以外のスマホで撮影するときでも大抵なんとかなるのがありがたい。

ピンマイクは個別に声を収録したい時や、外で話すときに使用。
声が聞き取りづらいのは画質以上に離脱しやすいと思うので、とりあえず持っておけ!!って思っている。

ちなみに、外撮影の時はこのぽんぽんみたいなのをマイクに被せる。風の音ってよく入るんだわ!!
あと、撮影に慣れてない人に話してもらうときもこちらを使う。発音の癖によっては息の音が大きくなってしまうから。

これは使い方が違うけど、落ち着かないときに触っていると妙な安心感がある。

たまにだが、有線ピンマイクも使う。
複数人の声を個別に撮りたいとき、それぞれのスマホに繋いでボイスメモとかに音を入れてもらって後ほどもらうと、音質も安定するし個別に取れるしで良い。私は6本持っている。なんでこんなに持っているんだ……?

ライト編

目の前の画角だけを照らしたいなら、こういう小型のでもなんとかなる。(ならないこともあるけど)

照明はかなり動画の印象を左右するので、何かしら絶対あった方がいい
できれば色温度を変えられるやつだと、その場の明かりに合わせやすいのでおすすめ。あと充電が早いもの。よく撮影中に切れるので素早く充電できるのが割とマスト

キャリーケースで移動できる場合や、撮影場所にそこそこの広さがある場合、このような大きく上から当てられる照明があるとかなり撮影が楽になる。

その他の細々したもの

タオル

例えば、出演者さんに道路に座ってもらうとかの場合タオルがあると良い。服が汚れると後々めっちゃめんどくさい。グレーと緑があると直良し。よく座る。

キャリーケース

流石に一眼入れるのはちょっと怖いが、そのほかの三脚などの機材を入れるのに大変良い。機内持ち込みサイズだと上記の機材ギリギリ入らないくらいなので、全部キャリーに入れたい方は一回り大きいのが良いと思う。

100均のもので全然良いのだが、出演者さんの前髪が崩れているときにささっと直せると良い。鏡を見せると他にも直したい場所が出てくるので撮影長引きがち。あると便利。

ウエストポーチ・ミニポーチ

ウエストでも斜めがけでもなんでも良いのが、身につけられる収納があるといちいち置いたりしなくて良くなるので私は必ず持っていっている。
レンズカバーを入れておいたり、サブ機材・ピンマイクなどをつっこんでおくとさっと取り出せる。

バインダー

これも全然100均でいい。
撮影進行表は必ず印刷していく。なぜならスマホは動画を撮っているから!!!

iPadとかでも良いとは思うが、使ってみてこまめに場所を変えたり、ちょっと置いておくときに不安になるため印刷を使っている。

超初心者向けだけど、結構役にたつ

上記が私がメインで使っているものたちの紹介でした。
細かくはもうちょっとあるんだけど、配信むけだったりとかするので割愛。

上記一式揃えられればすごいけど、聞くところによるとスマホ一台だけの猛者もいるので、何が必要かの優先順位を決めて徐々に揃えるでも良いと思う。

念の為言っておくが、これはガチプロの方々が見ればこんなんじゃダメだろ!という機材だと思う。ただ現に許されているので、多分最低ラインに近いのだと思っている。

個人でちょっと良い感じに撮影したい、これから始めていきたい場合は、ちょっとだけ参考にしてくれれば嬉しいぞ!

撮影を依頼したい場合

もし私に撮影を依頼したい場合は、X(Twitter)のDMにメッセージをいただけると嬉しい。一番反応が早いです。

機材が上記のものなので、お手軽に済ませたい!という場合におすすめ。東京神奈川あたりなら比較的動きやすですが、交通費をいただけるなら日本語通じる場所ならどこでもいきます。小豆島に行きました。オリーブそうめんにニンニクオイル、とってもおいしかった!!

公に実績公開はできないのですが、DMくれたら撮影に関わったアカウント送ります。動画編集までも可能なのでご相談ください。


いただいたお金は!!!全て舞台裏のためのお金にします!!!!殺人鬼もびっくり☆真っ赤っかな帳簿からの脱却を目指して……!!!