ムーンストーンの話
(2023年6月のアメブロ記事をリライトしています)
6月の誕生石といえば、他に真珠もありますね。
近年ではアレキサンドライトも仲間入りをしました。
(アレキちゃんを自分へのご褒美に去年フンパツした話はこちら)
高価格な石の話が続いたので、たまには手が届きやすい価格帯の石にも触れておきましょう。
ということで、今回はムーンストーンの話になります。
ムーンストーンと言えば何色?
和名でも「月長石」という名前がつく通り、月の光のように穏やかに青白く反射する石を想像される方が多いのではないでしょうか。
ブルームーンストーンなんて商品名で売られていますね。
ムーンストーンは鉱物の分類上では「長石」のグループに属しています。
成分を鑑定してもなお「ブルームーンストーン」を名乗れるのは実は一部のみですが、現状は新しく採掘されるのは稀とのこと。
そのため同属のラブラドライトやペリステライトの中でもよく似た見た目のものに限って、ブルームーンストーンと名付けて販売することを良しとしているようです。
青みのつよいものの他に最近は、「レインボームーンストーン」なるものも人気の様子。
通常は独特の色味の反射を生かすために、とぅるっとぅるのカボションカットにされることが多いムーンストーン。
(カボションの雰囲気については、カバー画像のコレクションをどうぞ♡)
透明度が極上な石には、このようにファセットカットが施されることも。
色は可愛いのに迫力がすごい……
ちょっとこの子は発色のポテンシャルが別格かも。
レインボームーンストーンは、長石の中でもラブラドライトの仲間。
「アンデシンラブラドライト」という名前でも売られています。
ラブラドライトはいいぞ……!
石やアクセサリーを買う時、これといってパワーストーンとしての役割は期待しないのが姫嶋の流儀。
「これ好き!かわいい!」と思うものを身に着けてテンション上がるなら、半分くらいは開運できたも同然だと思うんです。
このリングを身に着けて鑑定する時の方が、家でタロットの練習をしている時よりも、どんどんリーディングの言葉がわいてくる気がするんですよね。
サイズ感にともなうレア度や価格帯も含めて、
「極小粒でなきゃ買えない…」というほどの石ではないのが、ムーンストーンやラブラドライト。
石沼初心者にもやさしい子なので、ぜひお気に入りの一粒を見つけていただきたいですね。
占い的に見るムーンストーン
ムーンストーンと縁の深い星座は、その名の通りに月を守護星とする蟹座。
月の満ち欠けのように、手の中でクルクル動かすことで光り方が変化するのが魅力的な石。
……今思えば、蟹座は直感の星座でしたね。
蟹座に火星を持つ姫嶋にとって、ムーンストーンの親戚であるラブラドライトを持つと直感力が高まるのは、ある意味で理にかなっているのかも。
普段はスピとはほど遠い価値観で生きていますが、直感を駆使するお仕事をされている方には特におすすめな石。
効果よりもあくまでときめき優先で、お買い物を楽しんでくださいね~~!
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