第12章『陰陽変動の絶対法則』
陰陽論は世界の普遍的*な現象を表した言葉
※広く行き渡る様子。極めて多くの物事にあてはまる様子。
『陰陽』は聞いたことがある言葉だろう。東洋医学や東洋思想でよく用いられる。昼があり夜かある。明と暗。天と地。上と下。太陽と月。男と女。光と影。善と悪。
陰陽は一定のペースで常に変動し繰り返していく。
これを『陰陽変動の絶対法則』という。
陰陽論は男女関係に似ている
一番分かりやすく陰陽を日常的に体感しているのは男と女。
まったく違う精神構造なのに対で人間として成立している。
分かりやすい例えでいえば、男性は記念日をほぼ覚えていない。それを女性は私は愛されていないのねと捉える。『陰陽変動の絶対法則』を知ることは
違いを認識するということでもある。
身体の仕組みもさることながら、男性と女性の精神構造の違いを理解していないがために、夫婦関係が上手く行かなかったり、彼氏と長続きしなかったり、不倫したり、ダメンズウォーカーだったりする。
本当に理解していれば、恋人や伴侶に対して怒りや不満や争いが激減するだろう。
食事法の違いは陰陽と似ている
巷に食事療法や栄養療法は沢山溢れている。
大別すると、肉食系の代表である糖質制限系(栄養をあたえることが基本原則)と、草食系の代表である和食やマクロビ系(栄養を与えないこと、若しくは出すこと)
なぜ、「この方法がよい」とどちらかに固執するのか?
どちらもが間違っていると思えない限り『陰陽変動の絶対法則』を理解したとはいえない。
プラスとマイナスに正邪は存在しない
プラスマイナスの話であれば、どちらが正しいとは誰も言わない。
すべてにおいて陰陽がある限り、肉食が合う人もいれば草食が合う人もいるのは当然で、それは歴史を辿ると狩猟時代と農耕時代がある以上、遺伝子や腸内細菌の影響までも分かれていくのも必然。
どちらが正しいというものはない。
世の中は一枚であるかのようで表と裏がある。それはあらゆる面でそうである。
社会、医学、食、政治、すべてにおいて裏と表がある。
社会システムの表と裏
表の顔には必ず裏の顔がある。それは社会システムにおいても枚挙すればきりがない。きれいごとだけということは存在しない。
※3S制作・・Screen(映画鑑賞)Sport(スポーツ観戦)Sex(性産業)を用いて、大衆の関心を政治に向けさせないようにする愚民政策。アメリカのGHQが日本を支配するために、日本人の興味関心を3Sに集中させることで、政治に対して興味を向けさせないようにしたというもの。
※寡占化・・特定の領域を少数のものだけで独占するようになること。
陰陽どちらかの正しさに固執する愚かさ
『政治思想について』内海先生YouTube
陰陽をフラクタルに考察する
社会を家族という小さな単位で考えてみる。家族間でいかにいざこざを起こして、支配して、お金と規制と執着だらけ、薬漬けで病気に苦しんでいるだろうか。
支配する側と支配される側で成り立っている世界という意味では家族という小さな共同体も社会も同じであるということ。
地域差別、部落差別、学歴や収入の差別、人種差別、これらは人類がやってきたことで、人の集団生活においては必然的で、人類の根源的欲求によってもたらされたものである。
陰極まりて陽となる
メビウスの輪はあらゆる意味で人間の思考法を表現している。
自分でやりたくないことはいいたくないことを言うと、それがまた自分に跳ね返ってきたり、社会をよくしようとしているのに一向に社会が良くなっていかないことも同じ。
また逆も然り。自分を否定しきって「陰」が極まったときに初めて「陽」方へ向かうのも同様。
メビウスの輪のように、上手く生き続けることはないし、陰のままでいることもないように設定されている。
『陰極陽』内海先生YouTube
夫がバリバリ仕事をしていると妻が病気になる
陰陽論の解釈を個人から2人でひとつのユニットとして考えてみる。
量子力学の根底にあるフラクタル理論そのもの。
例えば、恋愛や夫婦、さらには歴史や宗教、社会にも適応できる。
なぜうまくいかない相手をわざわざ選ぶのか。それは選び方を間違えたのではなくて、人類の深層心理がわざと選んでいるということ。
それは、自分の中の陰陽と、相手の中にある陰陽のバランスを保つためにわざと選んでいるということ。
アダルトチルドレンも陰陽から生まれる
量子力学的によく言われることだが、「すべての物語は自分の内側から生まれる。」自分の周波数が体現されているから。
常に内側の周波数が自分に必要なものを引き寄せ、自分に起こった出来事や現象は、自分が望んでいるものか、深層心理がもたらしているもの。現実は全て自分が作り出しているもの。
○心の絶対法則【第12章】
嚙み締めればかみしめるほど、じわじわと身に沁みる学び。
何回も読んで、考え方を叩き込む。そのルーティンが楽しく夢中になる毎日です。
次回は『元素循環の絶対法則』についてです。
最後まで拙い文章を読んでいただいて、ありがとうございました。
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