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【カナダワーホリ】現地のアイラッシュサロンに行ってみた

カナダにて、まつ毛パーマ施術のために
アイラッシュサロンを利用した体験談です。

現地のアイラッシュサロンに行く


「現地の」といっても、移民の多いこのカナダでは、どこのサロンも多様な人種の顧客を相手にしている訳ですが・・・

日本でまつ毛サロンに通っていた私は、カナダでもやはり日本人のアイリストさんに施術してもらいたいと当初は考えていました。

その方が、私の「ザ・日本人」なまつ毛や目の形に合った施術をしてもらえると思ったからです。

ところが、私の住んでいる街には日本人向けのサロンがありませんでした。

アイサロンというのは数か月ごとに通う場所なので、
日本人アイリストを探して他都市まで行くより

自分の生活圏内にお気に入りのサロンを見つけた方が経済的だろう、という結論に至りました。

そしてせっかくカナダにいるのだから、「日本人向け」にこだわらず
カナダ流のアイラッシュに挑戦してみようという
謎の好奇心に駆られました。

これまで行ったサロンは2つ、どちらもカナダ人女性の方が施術してくださいました。

その1.犬がいるサロン

施術ベッドは犬とシェア


1つめのサロン、HPには「Russian Lash が得意」との記載が。

ロシアのファッションにこだわりはありませんでしたが、
インスタを見たようすだと普通のアイラッシュもやってくれそうだったため、オンラインで予約。

備考欄に、「サロン内に犬がいるため了承していただける場合のみ予約可」との記述がありました。


受付でアイリストさんが出迎えてくれ、小部屋へ案内してもらうと、

施術を受けるためのお客さん用のベッドの上に、結構大きめのワンちゃんが

どかんと寝そべっていました。

アイリストさんが声をかけるとワンちゃんは部屋の隅にある犬用ベッドへ
いそいそと移動。

私はそのワンちゃんが寝ていたベッドにそのまま寝かされました。

私は気にしませんが、衛生管理はちょっと雑めな様子。

驚愕の超時短施術!


私のまつ毛を見てすぐに、

Your lashes are really long

と言われ、うれしかったです。

まつパ中はスタイリストさんと2人きりなので、会話してました。

まずワンちゃんのこと(名前聞いたけど忘れた)、カナダのペット事情、お互いの生活について、など。

サロンにワンちゃんを連れてきているのは、コロナ禍で在宅ワークをしていたせいで四六時中一緒にいることに慣れてしまい、アイリストさんが家にいないとワンちゃんがSeparation Anxiety を発症してしまうようになったからだそう。

そして、アイリストさんはポーランド人パートナーと同居中だそう。

カナダ生まれカナダ育ちの彼女、初めは英語が速すぎて何度か聞き返してしまったのですが、私に合わせてくれたのか途中から話しやすくなりました。

驚いたのはまつパの時間の速さでした。

普通、まつパって2段階ほどステップがあると思うのですが、
おそらく1ステップ飛ばされた気がします。

私がまつパ歴アリだったからかもしれません。

施術にかかったのはわずか20分。

早かった・・・。

施術後のスクリューブラシがカナダ流


まつパが終わり、鏡で出来栄えを見せてもらって、
まず思ったのは、

「なんか心もとない・・・」

でした。

まつ毛は上がっているのですが、100%満足、というほどの出来ではなくて。

すぐにまた下がってきそうな予感。

ただ日本でも、この程度の出来だったサロンもあったので、
とりあえず様子をみることにしました。

最後にまつ毛用のブラシを渡され、

「24時間は 洗顔・シャワーなし、まつ毛に熱を与えないこと。
 あとは時間があるときにこのブラシでまつ毛を上げなさい、やればやるほ      どまつパの持ちがよくなるから。」

と言われました。

24時間シャワーなしって、結構きついですよね。
しかもスクリューブラシでの作業はお出かけ中には頻繁にはできません。

私は、このスクリューブラシを渡されたことによって、
もし数日後にまつ毛が下がってきても

「施術の後にあなたがブラッシングをきちんとしなかったから。」と

責任転嫁されるのではないかと疑ってしました。

結局、まつパの効果は1か月ほどはなんとなく続きました。

わりとすぐ、メイクのたびにカーラーでまつ毛を上げなくてはならなくなったのですが、

何もしていない時と比べたらまつ毛は確かに上向きなので、

可もなく不可もなくといった具合です。


その2.完成度高めのサロン

そうそう、その説明が欲しかった


1件目のサロンも悪くはなかったのですが、せっかくなのでもう少し冒険してみようということで、新たに別のサロンに挑戦することにしました。

アパートの一室を借りて経営されているサロンで、
こちらもカナダ人のアイリストさんが施術してくださいました。

今回のサロンが1件目と違ったのは、いわゆるカウンセリングの時間を施術前にとってくれたことです。

あくまで口頭でのやりとりのみだったのですが、どういうまつ毛の形がいいかというのを一緒に話し合ってくれました。

そこでアイリストさんが口にしたのが、

「あなたの目の形を考えると、L字のカールにするのがいいと思う。」

ということ。

そう、このL字のまつパの形って、分かる方には分かると思うのですが、
私のような重めまぶたにはピッタリなのです。

アイリストさんと私の施術後イメージが一致したところで、
まつパスタート。

ちなみにこのサロンに犬はいませんでした。(笑)

満足な出来ばえ!


今回のサロンの施術時間はぴったり1時間。

施術中、「あなたのまつ毛は長いから、まつパしたらとっても映えるわよ!楽しみね~!」と期待度を上げてゆくアイリストさん。

終わって鏡を見せてもらうと、ぱっちりと綺麗にカールしたわがまつ毛を確認することができました。

日本で受けた施術に全く劣らない出来栄えです。

写真をインスタに投稿したそうなアイリストさんでしたが、予約時にSNS投稿は不同意にしていたので、やんわりと受け流しました。

料金は前のサロンより10ドルお高めの、約80ドル。

カナダの美容サロンは、高いです・・・

日本には高級サロンも低料金サロンもあって、選択肢の幅が広いですが、
カナダは最低価格ですら高い。

今回だけは、サマー割引適用で少しお安くなりました。

冒険してみるのもおすすめです


美容関係となると、技術面や美容文化の違いのせいで、
外国の方に施術してもらうのはリスキーかもしれません。

また、日本ほど細やかなサービスを提供するサロンは少ないかもしれません。

ただ、私個人の考えですが、まつ毛パーマはサロンで行われるメニューの中でもシンプルだし、人種間による違いってあまり無いのかな、と思います。

ヘアスタイルは髪質や文化が大きく影響するだろうし(たとえば海外は前髪をつくる女子が少ないので、前髪カット技術のないスタイリストさんが多いと聞いたことがあります)、

まつ毛エクステになると、国によって魅せ方が違ってきます。日本はナチュラルなのが好まれますが、他国だとそれはそれはものすごいバッサバサの真っ黒まつ毛が流行っていたり。

これらに比べて、まつ毛パーマはただ「まつ毛を上向きにする」という、文化の差があまりない施術なので、目やまぶたの形状の個人差を解決してしまえば、そんなに複雑な施術ではないのかなと。


とにもかくにも、まとめると、私は新しい土地で、言語の壁やカルチャーショックも感じつつ、今後も通えそうなサロンを見つけられたことに満足しています。

次に挑戦したいのは、ヘアカットですね・・・
こちらはまつパよりもハードルが高そうです。

予算に合いつつ、それなりに質の良い美容室を見つけられるといいのですが。

また冒険してみます。


これからも気ままにゆる~く、発信し続けます。いつも応援ありがとうございます♡