コロナ禍で結婚式をしました
昨年 無事に結婚式を執り行い晴れて神の下で夫婦になりました。
しかし、こんなご時世に結婚式なんて…と気分を害した方もいるかもしれません。
「オンラインでいいじゃない?」
「コロナが終わってからにしなよ」
「延期出来ないの?」
でも、私たちにはやらなければならない理由がありました。結婚式なんていつでも出来る、そうやってまだ緊急事態宣言もなくコロナが騒がれる前から待ち、何回もコロナのせいで実家に帰れず、ようやく結婚の挨拶が出来た日、その3日後に父は倒れ、帰らぬ人になりました。
父親とは幼少期からすれ違いの生活ばかりで、父親らしいことも一切なくアルコール依存症になり、娘としてはあんなやつに晴れ姿なんか見せてやるもんかと思ってました。でも、実際 いまは後悔でしかありません。
母方の祖父母は昨年の夏頃がんが再発し、結婚式絶対行きたいから頑張るね、と言ってくれてたのに結局式には呼べませんでした。
見せてあげたい人がいつまでも元気な保証はありません。コロナがなくてもそれは同じこと。
クラスターが出たらどうしよう、みんなが感染したらとずっとずっと怖かった。今、花嫁さんたちは多分胃が穴あきそうなくらい不安だと思う。
結婚式の余興とかスピーチすらしなかった私でも1ヶ月を切った頃からずっと胃腸が悪く、ストレスで膀胱炎になり結婚式前日は朝からトイレにこもり吐きまくりでした。(妊娠じゃないよ)
さらにいま、2度目の緊急事態宣言が でようとしてる。真綿で締められるようなジワジワ蝕む恐怖は、本当に気が狂いそうでした。
だからといって、結婚式をやれやれ!とも言えません。結婚式なんかやるな!とも言いません。
新郎新婦ふたりできめたことに外野が口を出すな
これに、尽きます
多分 卒花した人ならみなさん感じてると思う。
両親、親族、兄弟、友人、会社の上司、同僚etc
結婚式はあらゆる年代の人が集まります。
そして、両親も結婚式には思入れがあるのでしょう、それはそれは好きなように言ってきます。
招待客リストを作るにしても、ドレスを選ぶにしても何回もブチ切れました。私の結婚式なんだから金も口も出さないでくれ、と。
(金をだすな、というのは結局出されたらこちらが言いたいこといえないので貰わないというのが一番)
式から2週間以上経ちましたが幸い感染者はいませんでした。緊急事態宣言もまた発令し、今、また延期された方もいると思います。
どんな決断でも、自分にとって悔いが残らないように。ただそれだけです。
幸せな花嫁さんの姿をみれれば、家族としてはそれだけで十分です。
どうか、このnoteを読んでくださった皆さんに神様の祝福がありますよう、心からお祈りいたします。
サポートしてもらえたらうれしいです。