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📖能面検事📖

2023年9月24日(日)読了

大阪地検の不破俊太郎は、どんな状況でも微塵も表情を変えない検事。
それは、かつての事件で被疑者とのやり取りで、感情を表に出しながら接したため、いいようにあしらわれて大きな失敗をした過去があるから。
新米事務官の総領美晴とのコンビでストーカー殺人事件を調べていく中で、大阪府警を揺るがす一大スキャンダルに発展していく。

作者は中山七里さん。
この方の作品を読むのは多分初めて。
でも、前から一度読んでみたいと思っていました。

個人的には、検事の物語といえば、木村拓哉さんが主演していた「HERO」を思い浮かべてしまいますが、この作品の主人公の不破俊太郎は対極にいる感じのキャラクタですね。
でも、私は嫌いなキャラクタではないです。

物語としては、ストーカー殺人事件として調査が進んでいきますが、実は・・・という感じで、二転三転(三転はしないか。。。)していきます。
大阪府警の大スキャンダルも引き起こしながら、ストーカー殺人事件も解決に導きます。

ストーリーも私的にはとてもおもしろかったです。
シリーズで続いているみたいですが、続きも読んでみたいです。

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