📖うふふな日々📖
2022年3月4日(金)読了
相変わらず何冊か並行して読んでいますが、疲れて通勤電車に乗っているときなどは軽いエッセイをはさんだりしています。
あさの あつこさんの著作としては「バッテリー」しか読んでなかったですが、どんな方なのかなと思ってこのエッセイ集を読んでみました。
着飾っているところがなく、なんか普通のおばちゃん的でおもしろかったです。
ご自身が元気をチャージする方法として、れんげ畑の真ん中で寝っ転がるとか、朝に深呼吸、夕暮れに吐息を吐くとか、今の私自身のあり方にも通じるようなことを書かれていて、やっぱりそうなんだよなぁと思うところもあります。
最後の方で人生について書かれていることもありますが、人生なんて人それぞれで「これでいい人生なのだ」みたいな答えはないし、自分が何を欲しているのかをず〜っと問い続けながら、足掻きながら生きてくもんだという風に書かれていました。
ほんとにその通りだと思います。
私自身もそれなりに歳を積み重ねてきて、ようやくそういうことがわかったような気がしています。
一人ツッコミ的な文章が多く、あまりそういうのを好まない方もいるかもしれませんが、人となりを知るとか、ちょっと軽い気持ちで読んでみるのもいかもしれません。