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📖実践型クリティカルシンキング📖

2024年4月26日(金)読了

作者:佐々木裕子さん
概要:「実践型クリティカルシンキング」とは、「目指すものを自ら設定し、それを戦略的に達成するための思考法」であり、「自ら考える力」の基礎となるスキルです。
(本書、序文より)

10年前に今の会社に転職をしてから、いろいろなことを学習させてもらい、それなりのスキルも身についてきたかなと思います。
この書で書かれているクリティカルシンキングについては、そのものを学ぶセミナーなどは受けてはいませんが、その意味や言われている内容については理解はしています。
本書でも書かれていますが、
① 目指すものを定義する
② 何が問題なのかを明確にする
③ 打ち手を考える
という大きな道筋に沿って、様々なツール(MECE、3C、ウィルスキルマトリクス、等)を使って、解決策を探っていきます。

今は私は社内研修の講師をしていますが、上長から研修をリニューアルしたいと話がありました。
他のメンバーにも協力してもらい、どのような内容にしていくかを考えるのですが、ちょっと不満をもっています。
上長からは研修内容を考えてもらいたいという指示は出ているのですが、それよりも先に、
① 今の研修内容にどのような課題があるのか
② 研修をどういう状態に着地したいのか
という話がでてきていないのです。
私としてもリニューアルは考えていたのですが、上記の例でいうと
① 研修と配属が実は結びついていない
② 最近の事例やキーワードなどに研修が対応できていない
③ これは余分ですが、私自身が研修にマンネリ化を感じている
という課題を考えているので、リニューアルをしたいと思っていました。
このあたりのことを考えを進めようとすると、この書で書かれているクリティカルシンキングの思考法をうまく活用しながら進められるのではないかと考えています。
来週に上長やその他のメンバーと本件について話をする時間があるので、まずは課題をはっきりとさせ、しっかりとした打ち手を考えたいなと思っています。

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