見出し画像

予防接種に子ども3人、一大イベントをどう乗り越えるのか。

12月の初旬、インフルエンザ予防接種の為

小5の息子を連れてとある病院へ

その病院は、会員ページからの予約、WEB問診といった、諸々の作業が簡素化されている。

院内は
流行の絵本などお洒落にディスプレイされたこじんまりとした空間だ

待合室の様子といえば、小ぎれいなママと
おしゃまなお嬢さんや、お兄ちゃん顔してちょこんと座っている男の子が数名

まあ、静かさを求められる病院だ。

私と息子とのペア予約は19時
同じ時間枠に仕事帰りとみられるママと
3人の子どもたちが入ってきた
話の内容から推測されるには、
2歳男の子、3歳女の子、6歳男の子
っぽい。
そのママが困った感じで電話している
「母子手帳忘れた。。家から持ってきて欲しいんだけど。。
」どうやらパパに連絡しているみたい

電話中の2、3分の間にも
元気のパワーがはみ出している下二人のちびちゃんたちが
待合室から抜け出し、受付の開閉扉を開けたり閉めたり、診察室1の扉も同じく開けたり閉めたり、スピーディーに動きまわっている。

お兄ちゃんも「まだーまだー」と電話しているママに繰り返しせっついている。

うぅーーー、こりゃママ大変だわ。。

そこに、別のママが入ってきた
3人きょうだいと同じ年頃の
女の子、男の子と一緒に。。。
男の子の方がお兄ちゃんで、
女の子は妹
わかりやすくお兄ちゃんを
Aくんとしておく
妹はBちゃん
AくんとBちゃん二人は絵本を読んでいるが、
周りの様子に落ち着かない。

10分くらいたっただろうか、
先の元気な下の子2人組が、ソファーからソファーへ大ジャンプを始めた。
ソファーの間は1メートル程
ママは電話中(母子手帳の場所をパパに説明しているがなかなか伝わらずって感じ)

病院スタッフが音を聞きつけ、
「少し静かにしようねぇ」と声かけに入る

ジャンプは止まるが、近くにある空気清浄機の通気口へ手を入れ始める。

飽きたのか、また連続ジャンプ開始。

私が声をかけようと思ったところ、
絵本を読んでいたAくんが
「待合室は静かにしていないとだめなんだよ」
それでも大ジャンプはつづく。。。
「なんで静かにできないのーーーぉっ」
と切れて叫んだのだ。

Aくんは限界を越えた。。

Aくんママは
とまどいを隠せない。

聞こえていないのか、きっと聞こえていないだろうことにしよう、2番目の子のジャンプは続く

私たちのそばまでジャンプしてきたので、刺激しないよう

「ねえねえ、病院のソファーはジャンプ用じゃないよ
ぶつかったりしてけがしちゃったら痛いしね。」と低い声で諭すよう声をかけたが、
意味を理解しているのかどうか。

ママは一番下の子を注意している

そこに母子手帳を届けにパパがきた
子ども3人がようやく診察室に行く準備ができる。ママがパパと話していたすきに
下の男の子が待合室から行方不明になっていた。探しにいく。
診察室に入るまでも少し時間がかかりそう。

15分くらいの間に色々な家族模様が・・・

小5の息子は我関せずとマンガを読んでいる。たぶん空気を読んだ上であえてかと。

いつもの癖から
それぞれの登場人物を妄想してみることとした

私の勝手な妄想である

3人の子連れママ
●フルタイム仕事帰り、下の子2人の他の予防接種の合間をぬってようやくインフルエンザ予防接種予約日を迎える。仕事を無事終え、子どものお迎え後、直行。この日までに熱を出さないことをいのっていたはず。

病院の到着後、母子手帳を忘れたことに気づく。
あらゆることが予定通りにいかず、
常に何かに追われている。
子どもたちの世話、日々やることがいっぱいで、キャパオーバー

●2、3歳の下の子二人
これから予防接種だということが理解できない。
お昼寝をしたあと、元気が回復しているが、
おなかが空き始める時間。狭い部屋は窮屈で、何か楽しいことはないかと頭フル回転で楽しく過ごしている

●6歳の上の男の子
お母さんが困っている様子は理解
お兄ちゃんとしてまとめるといった
立場にまではなれず
下二人と参加して遊びたいが、そこまでの勇気は出ず、ただ一人注射がこれからあることを理解し、いやな気持ちで待合室でまっている。お父さん早くこないかなぁ。

■後からきたママ
騒がしい待合室にきてしまった。
一瞬にして状況を把握

テンションだだ下がり。
自分の子どもがまきこまれないように
存在感を消しまくっている。。

■長男Aくん
日頃から、病院では静かにするようにと
ママから言われている。
今日は前々から嫌な注射があることをわかった上で
夜ご飯前だけど静かにしよう、がんばろうと気持ち的には余裕がない
日頃から頑張り屋さんだ
責任感がある

■Bちゃん
お兄ちゃんの機嫌が悪いけど、なぜだか理解せず。もちろん予防接種の理解もなし

さらに妄想はつづく
では、どのような対処方法があるのか、ほとんどムリゲーですけど。

パワー全開の子どもをどのように
誘導するのか。期待通りぱっとしたものなんてない。

方法は地味である。日頃の観察から
それぞれの子どもが興味あるものを
確定させておく。

次に子どもの時間の把握能力(時間がわかる、アナログ時計をよめる、タイマーを鳴らす、数を数える)数量的感覚がどこまで達成しているのか

●興味あるものの確定

●時間数量的感覚の達成レベル

子どもにとって未来の時間感覚、未来で起こること病院でこれから注射といったことがわかるのは至難の業

★ママにとって第一優先なのは、

自分の管理下で時が過ぎてくれればそれでよい

管理下におくため、私の息子2人が3,4歳のころ、その場そのばでなんとかもちこたえた方法を紹介する

時間つぶしセットを作成(それぞれジップロップにまとめておく)

シールをひたすら貼るセット
はさみで折り紙きりまくるセット(ゴミ袋同封)
トミカプラレール お気に入り厳選3台
ひたすら迷路
ミッケ
磁石セット
ぬりえ
おえかき
ひたすら紙飛行機おる
ひたすら駒をまわすセット

小手先であるがその都度2セットくらいを持参していた

電卓3台もっていくとか、あとダイソーの知恵の輪
もあったかも

事前準備には少し手間がかかるが、
当日の少しの時間つぶしに助かった経験あり

絵本を読んでおとなしく
すわっているなんて絵空事である。

まずは、おなかがすいている状況は不可
おにぎりなどでしのぐ

セットを活用している際、タイマーをかける、長い針が3までねー、などと時間を意識させる

時間を意識させるのは超めんどくさいのだが、これさえレベルアップすればママさんの誘導のしやすさが格段にアップする

新しいシールセットなど、絶対大丈夫なセットはここぞという時まで出さないでおくこと。こころの保険である

その息子ももう12歳になる、種類は変化したが、手間はかかる

今は予防接種増えたときくが、ママさんの気持ちの負担が少しでも減ることを願って

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?