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ASKA『UNI-VERSE』発売13周年記念日!

2008年10月1日発売
ASKA シングル
『UNI-VERSE』
発売から今日で「13周年」になります。

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まず、『UNI-VERSE』について
2008年9月号会報から書いてみます。

~~~~~
「思いは誰かのために、
願いはひとつのために・・・。
みんなが思うことで、
世の中を変えていける。
そんなことをねがって作った歌です。」
(ASKA)

数年前からASKAは地球環境の問題を
オフィシャルの場で語りはじめていた。
『CONCERT TOUR 2007 DOUBLE』
ラストのMCでは、音楽の力を唱えながら
「いまこそ世の中がひとつにならなければならない
時期を迎えています」
「僕らはこの星の窮地を知って生まれ、
この窮地を救うために生まれてきました」
と語っている。

これらのASKAの思いが、
ようやく『UNI-VERSE』という
ひとつの作品になった。
とてもストレートに、とても真摯に、
思いは作品に投影された。

「魂の話です。性善説と性悪説があって、
僕は前々から性善説を信じていました。
でも、あるとき違うっていう思いが
沸き起こったんです。
本当は性悪説なんだって。
僕らは最初は真っ黒な悪の塊だった。
それが、太陽ができて真っ白い光りを浴びたとき、
そこに向かって悪の集団から飛び出した者がいて、
それが人間のはじまりだったんじゃないかと。
でも、長い時間を経て、気がついたら
後ろには真っ黒な悪が近づいてきている
状態になっていた。いまこそ、
太陽に向かって飛び出した
あのときのことを思い出そう。
俺たちは飛び出せる、
俺たちは“UNI-VERSE”、
ひとつにつながっているんだから・・・。
そんな思いを込めました」
(ASKA)

“太陽に向かって飛び出した、
それが人のはじまり”
というASKAのこの考えは、
『UNI-VERSE』のサビ部分で
“アトム”として表現されている。

故・手塚治虫氏の『鉄腕アトム』の最終回、
地球を救うためにロケットを抱えて
太陽に飛び込んでいった、
“あの日のアトム”のことである。

他にも、
ASKAの尊敬する谷川俊太郎氏の
“朝のリレー”と並列させた、
“願いのリレー”など、
心に滲みる胸間のフレーズが
随所に散りばめられ、
地球規模の大きなテーマが、
スッと身近に寄り添ってくる。
~~~~~~~

ASKAさんは、
2019年3月22日発売
『ASKA書き下ろし詩集』(双葉社)
この詩集の中で、
「鉄腕アトム」についての詩を書いている。

~~~~~
(p88~)
「アトムのお茶碗」

~省略~

なぜ
あんなにアトムが好きだってのだろう
アトムの言うことなら
何でも聞いていた気がする

~省略~

きっとアトムは消えたのだ
最終回と共に
~~~~~

詩自体はASKAさんが子供の頃に
愛用していた「アトムのお茶碗」について
書かれている。

今回抜粋した詩を読むと、
ASKAさんのアトムへの憧れが
強かったことが伺える。


次に、
ASKAさんが尊敬する谷川俊太郎さんについて、
同じく『ASKA書き下ろし詩集』が、
特別なご縁を連れてきた。

でも、その最初のきっかけは、
おそらく『UNI-VERSE』だっただろう。

『ASKA書き下ろし詩集』発売に際して、
ASKAさんと谷川俊太郎さんの対談が実現する。

ASKAさんは子供のように対談後に、
谷川さんに愛読していた、
読み込んできた谷川さんの詩集に、
サインをもらっていた。

谷川俊太郎さんの“朝のリレー”という詩についてなど、
ASKAさんの思いを、
ぜひ対談映像でごらんください。

YouTube
【Futabasha staff】
『谷川俊太郎×ASKA 奇跡の対談』
https://m.youtube.com/watch?v=LZRHmnoWVmA&t=2s

『UNI-VERSE』は発売されたときから、
コンサートでは定番曲。
曲の世界観を表現したMusic Videoのアニメーションが、
歌うASKAさんの背後のスクリーンに投影され、
『UNI-VERSE』の世界へと連れていってくれる。

2008年発売当時開催中のコンサートツアー
『ASKA SYMPATHETIC CONCERT TOUR 2008
“SCENE”』では、
『UNI-VERSE』の
誕生のきっかけのようなお話をしていた。

同年にASKAさんは念願だった
マチュ・ピチュやナスカの地上絵へ
旅をしている。
その道中に滞在したメキシコのホテルが・・・、
というそんなお話をしていた。
何か嫌なことでもあったのだろうと、
記憶している。

これまでの曲作りでも、
いろんな欠片のような出来事が、
少しずつASKAさんの頭脳の中で
パズルを組み立て、
『UNI-VERSE』のように、
アトムや谷川さんの詩が登場したりと、
ASKAさんの尽きない好奇心や探求心を
あらためて感じる。

ぜひ、
この『UNI-VERSE』を聴いて、
ASKAさんがおっしゃる、
「ひとつになる」
その意味を感じてみて頂きたい。

私もまだまだ勉強不足なので、
感じられるように聴いてみたいと思います。

YouTube
【ASKA Official Channel】
『UNI-VERSE』MV
https://m.youtube.com/watch?v=4hOOeMWMoGU
『UNI-VERSE』ライブ映像
https://m.youtube.com/watch?v=imJtcPwEuy8

☆カップリング曲は、
2008年に開催された
海外公演のライブ音源を収録。
収録場所はシンガポール。
収録曲は、
「草原にソファを置いて」
「月が近づけば少しはましだろう」
「PLEASE」

(ニックネーム)
ねね&杏寿より
(旧ひまわり&洋ちゃん)
(Instagram)
https://www.instagram.com/himawariyangchiyan/

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ASKA Official Site
【Fellows】
https://www.fellows.tokyo/

CHAGEandASKA Official Wed Site
https://www.chage-aska.net/

Chage Official Wedsite
https://chage.jp/


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