無印良品のファンです。
最初の出会いは、学生時代。
京都で、バイト先の個別指導塾に行く前に、ちょっと早めに大学を出て、無印に寄るのが楽しかった。
なんだかいいものがある、と感じていたのだと思う。
私は、こういうお店を見つけるのが、ある意味得意。
それからファンになった。
この記事を拝読した。
やっぱりね!と思った。
企業の遺伝子か。
私は、どこかでそれを感じていたのかな?
たしかに、安く売ろうとすることはできても、コストがかかるのに、環境によいものを作り、売るという勇気はなかなか出せるものではない。
企業の体質がなければ、一社員が何かいいことを思いついても限界がある。
でも、いい仕事をしている、という自覚は、仕事へのモチベーションになるだろうな。
利益だけを追い求めると、どこかで精神が疲弊する。
今、うちの教室では、無印良品の手帳が大活躍している。
私がお仕着せで勝手に揃えた手帳。まだまだ教室独自の手帳を作るには、試行錯誤がいるだろう。
でも、生徒たちは、嬉しそうに、楽しそうに使っている。
監視よろしく、私の名刺を表紙に入れてもらった。
私は、実は、たまたま出てきた高校時代の文化祭の写真を入れた。
大活躍しているだろう同級生たちをいつも感じて、自分を叱咤激励できるように。
数年前に、予備校の同僚にもらって、結構当時は素敵に使っていたようで、使い方の参考に、と思って、ときどき眺めている。生徒にも見せてみたり。
そしたら、わずか数年のうちにも素敵な改善がなされていた。
私のような仕事をしている者には、ありがたい改善。
昔から、なぜか、無印のものなら大丈夫、という、どこか安心感があったけど、やはり、企業の精神、ってあるのだなあ、と記事を拝読して、納得してしまった。
無印との関係は、収納に始まり、お洋服になり、ステーショナリーとなり、そうして今はキッチン用品。
結構、大きな思い出のあるときに着ていたのが無印のデニムのジャンバースカートだった、などということもある。
また、闘病中の父の世話に実家に帰った帰りに、気持ちを立て直すかのように、キッチン用品を買った覚えもある。どこかで、自分が暗く重い気持ちになることから、自分を食い止めようとしていたのかもしれない。
さらには、今、仕事の中心部分で役立ってくれている。
あの、京都で出会ってから、何年も経ったけど、知らないところで、素敵な役割を担ってくれていたんだなあ、と今更ながら、気付いている。
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