モテたくない私・・・。誰に！？

いい年して、何を言い出すのか？と思われそうですが・・・。

時折面倒な人が現れるのです。

正直、娘が幼稚園に入って、ママ友としか付き合わなくてよくて、男性社会から離れたときには、そういう意味ではホッとしました。

ああ、もう変な目に合わずに済む。面倒なことからは離れられる・・・。

いやいや、仕事の現場は、ずっとむしろ男性が圧倒的に多い社会でした。

でも、せいぜい夫の仕事仲間くらいしか男性がいない、しかも、奥様方は、それは本当に美しい方々・・・、という中で暮らして、もう、大丈夫、と変な安堵感を感じていたのを思い出します。その後に起こった様々なことを、予期することなく・・・。

娘が入院をしたとき、とんでもない目に遭いました。

担当医が、変なのです。しかも娘を預ける身。そうそう失礼なこともできない。

夫は、「お前にそんなことがあるわけない！（笑）」と一蹴しそうで、なかなか話すこともできませんでした。

でもね、変なのです。

だから、私の勘違い？でも、変。

娘と息子を抱えて、入院し、夜は床に茣蓙を敷いて、その上にお布団を敷いて眠るというちょっぴり過酷な入院生活の中で、変な気遣いまでして、しかも夫は決算期。最初はいたわってくれていたものの、周りに気を遣って、大変な想いをしていたらしく、「お前も○○〇の嫁だったら、１２月に子どもを病気にさせるようなことはするな！」と怒られ、もう、どこにももって生きようのない感情を持っていました。

それを、大学時代の友人に話すと、「わかるわかる。ある種の人に、あなたがとっても『モテる』というのが・・・。そのマザコン系の人・・・。」と大笑い。それも納得の・・・。

ちょっとさあ、他人事だからって！

納得のいかない私の気持ち・・・。

大学の後輩も、「先輩には、頼りたくなるんですよねー！」なんて、言ってる。全員、他人事か！？

いや、これは女性としてモテている、というのではなく、どうも、「母親的に」モテている、ということのようで・・・。

私は息子一人で十分。あれが母親だと思ってくれる男性、この世で一人で十分。

それ以来、それ系の人が、数年に一度くらい現れて、非常に迷惑するわけです。

それに、敵も、人の性質を見抜いているからこそであるらしく、人の放っておけない性質を見抜いてのことだから始末が悪い。

私が好きなわけじゃないんだけど、でも気になるし・・・。状態が続く。

これが生徒なら、教師的にバシッとやればいいわけで・・・。私に可愛い、などと言った生徒はひどい目に遭わされる・・・、というわけで・・・（笑）

まあ、１００年早い！私を誰だと思ってんの（誰なのでしょうか？）！？あなた、私を女扱いする気！？

「先生、独身ですか？」

「もしそうだったら、お嫁さんにしてくれる？」

「いいですよ！」

などと中学生相手に関西人のボケをやってみたり・・・。

最近でこそなくなったけれど、そんな会話が数年前まであって、呆れることしきり・・・。

でも、最近、中学三年生のクラス（しかも男子ばっかり。）を見ていたら、「せんせ～い！これ、わからん。」と、「これ」が何なのかわからないのに、まるで、「ママ―！これ、わからないんだけど～。」と言っていた息子がたくさんいるように、口々に言っている。

しかも地方の長男の集まり。きっと世間で甘える場所もなく、そろそろ君たちのお母さん世代から外れそうな年代の私をちょっとよそにいる母親にしているやろ？あんたたちは！？という呼び方・・・。

生徒は可愛いですよ・・・。そりゃあ。

でも大の大人に、母親的に扱われたら、そりゃあ、迷惑でしょう・・・。

そこは毅然とした態度で・・・、とは思うものの、根が結構情のあるタイプなだけに、放っても置けない・・・、という自己撞着を起こしたこと、何度あったか・・・。

挙句に困っている私に、「好きなんでしょ？」と勘違いする女友達や、先輩がいて、始末に困る。私の好みを知ってくれ！私の好みとは真逆な人ばかり・・・。

私は、質実剛健な人が好き。人前で甘えたりする人は嫌い。せめても世間では、シャキッとしたタイプが好き。だいたいよその女性にデレデレ甘えるなよな！

息子を見ていて思っていた。

野球少年の彼は、外では礼儀正しく、男らしく、「女となんか、写真、撮れるか！？」と幼稚園時代に言っていたという、もうそろそろはやらなくなってきた日本男児。

これが、うちの中にいると、だら～んとして、もう、何にもしない亭主関白のようなことをしている。父親単身赴任中で留守の時など、親父をしてテレビを見ている。まあ。彼なりに、うちを守っている男をしていたのかもしれない。女に何があっても、自分で解決しろ！的な父親とは違い、彼は、母と姉に何かあれば、渉外よろしく、意見を言いに行っていた。

それは頼もしい、おチビさんだった。けど、その彼は、私のタイプ・・・。外で頑張ってる分、お家の中では、だらーんとしてるのが男性なんだな、なんて、彼を見ていて理解してしまったような・・・。そろそろ時代的には許されなくなってきてるかもしれないけど・・・。

あれが私のタイプ・・・。

デレデレよそで甘えたり、始終、モテたい発言をせずとも、勝手に女性が寄ってくる。外身でなく、なんてことない恰好をしていてもモテる人はいる。あまりおしゃれな男性より、普通の格好をしていて、でもって、ちょっと知的な感じが好きな私。

そんなことどうでもいいけど・・・。

いや、仕事場では大事です。お洋服。

でも、おしゃれでも憧れている人はいる。それは、おしゃれに関する番組に出ていらしたときに、おばさまを、普通の大型ショッピングセンターに連れていかれて、そこで、上手に、いつものコンセプトである「エロサバ」ファッションを体現して見せられた、例の、ファッション界のあの方。Y・Hさん。いやはや素敵すぎて名前も出せない・・・。

で、ちょっとお茶目におどけてみるところなど、ついついブログやインスタや動画を拝見してしまう。なんかサラリと素敵・・・。

いやはや、そういう話じゃないって！

そういう例外はおいておいて、私はあんまりおしゃれじゃない男性が好きです。ビジネススーツにこだわる人は好きだけど・・・。

昔ながらの価値観かもしれないけど、ちょっとやせ我慢しても、ちょっと強くあってほしい・・・。

で、うちの中では思い切り甘えてもいいから、あちこち外ではやらないでほしい。

迷惑なんです！