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柔らかい気持ち

 以前、働いてくれていた先生が、「チェリー(教室の愛称)では、何か問題が起こっても、それが固まらずに、柔らかく発展していくのが不思議でした。」と表現され、それは、ある本にも掲載されたのだけれど、私は、ここ数日、気持ちが硬くなるのを止めることができなかった。

 それは、私の周りの、メンターや業者さんなどなどのせいである。なあんて言ったら、嘘になるけど。(笑)

 いやいや、ビジネスパーソンでもある、いやあらねばならない私は、ときに、どの側面から、物事を見るか?ということに悩む。教師?ビジネスパーソン?あるいは女性?はたまた一母親? 

 ビジネスで切るなら、契約違反、債務不履行、など、固い言葉で切ることもできる。信義則違反もあり得る。けども、人間としてなら、まあ、あるわなあ、で置いておくこともできる。

 メンターの、「徹底的にやらなあかんで。」は、もう、私をほかの側面から切ることを許さないところまで追い込んだ。だから、お金の問題じゃないんだって!私は、時間の問題なんです!と言ったって、絶対通じなかっただろう。

 とりあえず、言うことを聞き、答えは出た。でも、勝手に処理させていただくことにする。硬めに対応するか、柔らかめに対応するか、めちゃくちゃ考えたけど、私は私のやり方で対応する。

 そう、放って置くわけにもいかず、かと言って対応するわけにいかない案件。

 そこに落ち着く。 

 よく考えた、中庸のライン。昔、語り合った、中庸。

 私は、私が仕事しやすいように行動させていただくことにする。放置したくもないし、かと言って、対応するのでもない、ちょうどのライン。

 ただ一つだけ言える。経営者なのだから、情に流されてはいけない。また、情に流される人と、やってはいけない。一つ許したら、必ず次がある。 

 ときに、心の中で、すっかり切らなくてはならないときもある。私は、静かに、誰にも知られずに切るだろう。切ったら、もう、意識にないから、機嫌よく話せる。喧嘩したり、意見言い合えるうちは、信頼がある。

 メンターの、そんな、心で切った相手への対応を、私は、何度か見てきた。それはそれは愛想良い。怖いくらい。もう、相手してないんだな、とわかるくらい。

 そうか。一人前の経営者になれよ!ということだったんだな。

 で、どうなったん?と聞かれて、答えたら、及第点、もらえるだろうか?

 こいつはまだまだやな、となるのかな?

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櫻井真弓/国語大好き!(&数学)
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