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トマトの煮込み

お買い物に行ったときに、つい買っておこうと思ってストックしておくのがトマト缶。カルディに行った時もスーパーに行った時も、つい安売りだったりするとなくなってしまってないかな?と心配になって買っておく。
今日、食材の収納をあれこれしていたら、トマト缶が九つになっていることに気付いた。
ラザニアを焼こうかな?トマトソースを作って冷凍しておこうかな?
などと考える。

トマトって、元気をくれる気がする。
夏バテにもいいらしいし、スープにだって煮込み料理にだって、トマトが入ると、身体がポカポカしてくる気がする。
夏だったらナスとの相性抜群で、この組み合わせのレシピをたくさん作ってしまう。

かつてお友達のSさんのリストランテで、とはいえSさんは超絶イケメンなのに、会ったときに『徒然草』を読んでいた私を覚えてくれていて、知人扱いしてくれるのだけど、シーフードのパスタをいただいた。
ものすごくおいしかったので、可愛い女の人に作り方を教えてもらった。

とにかくホタテやムール貝、イカやあったら甘エビを、オリーブオイルでニンニクと唐辛子を温めたところにバシャッと入れて、白ワインを加え、お塩もほとんど入れないでいいくらいにしてそこにパスタを和える。
それだけでおいしいとお聞きし、家で試したことがあった。
ちょっとばかりの余計な知識で、玉ねぎをあめ色になるまで炒めたのを先にフライパンに入れておいたら、なんとも間抜けな味になった。
次は教えてもらった通りにやってみたら、ものすごーくおいしかった。(笑)

トマトの話からは外れた。
その時代その時代に研究したお料理がある。

大学一回生の終わりに、父が入院した。
毎日結構遠い病院まで通っていた母の代わりにお夕飯を作ったときには、なぜか妹も好きだったからか、グラタンとドリアを一生懸命作っていた。
ホワイトソースの固さについては、高校の家庭科で習っていたので、それも研究。どれくらいの小麦粉と牛乳とバターの配分で、どれくらいの固さ、というのを体感で覚えた。
おかげで娘の離乳食を作る頃には得意になっていた。

シチューの素がないときに、急にホワイトシチューが作りたくなったときに、邪道だけど・・・?と思いながら、ブイヨンと自分の自己流のホワイトソースとチーズで作っても、どこかの会社に負けないくらいおいしく作ることができる。いやどっちがおいしいかはわからないけど?
食材に合わせて、味を変えたり、何を使うかを考えてもいいのだと思う。
私はあまり勝手にアレンジしない方が良いと思い込んでいる。
だから自分の研究した挙句のレシピに、どこか疑いを持っていて、誰かに教えていただいたものにの方が信憑性?があるような気がしている。
が、料理本を読んでみると、意外に自分のやり方が間違っていなかった、ということも結構ある。

きちんと基礎をしっかりやっておくに越したことはない。
でも自己流でも結構おいしく作れる。

でもでもでも、やっぱり誰かにしっかり教わりたい気持ちもある。

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櫻井真弓/国語大好き!(&数学)
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