ヨハネス・ブラームスとクララ・シューマンの書簡集

　かつて、予備校講師仲間に、私のことを、「いかにもブラームス好きそう！」と言われました。まあ、そう言える仲だったから、「どういう意味ですか⁉️」と訊いたら、いかにもうるさそう、というので、憤慨していたけれど、たしかに私は、ブラームスが好きです。まあ、ベートーベンが好きだから、その系統になるのかな？ブルッフも好きです。

　先日、ブラームスの一番が聴きたくなりCDをAmazonで頼みました。そしたら、なんでか、クララ・シューマンに行き着き、何十年振りに復刊された、ブラームスとクララの書簡集と、クララについて書かれた本に行き着きました。

　Amazonで見て、ほしくなっても、数日は、考えます。でも、情熱が冷めなくて、かなり値段のするその二冊を購入しました。

　ブラームスがクララを慕っていたのは、知っていました。そして、一生独身であったことも。でも、こんな素敵な書簡がたくさん残っているなんて！

　届いた本は、開けてすぐに歓声をあげたくなるほど美しく、読んでみて、これは、全く後悔しない、おそらくは、一生に何度も読み返すことになるだろうと思いました。

　私は、強い女性が好きです。一見柔らかく、でも芯の強い女性。才能豊かで、賢明で、高貴な魂。

　これから読み進めるのが、楽しみです。