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栗のポタージュを作って、おいしかったこと。とあれこれ。

生徒の親御さんが、私の指導がどうもお好きで?(こんな表現どうかしてると思うけど?)、なんだか私の生活についてもあれこれ気にしてくださって、料理好きな人って・・・、と言いながら、面白い季節の野菜を持ってきてくださったりする。
栗をいただいてから、少々時間が経ってしまった。
というのも、あれこれあったからである。
このあれこれあったりしたことが、他に影響して、昨日の事件になったのである。反省。
でも反省してもどうすることもできないという面もあった。

というのだから、今の時期の出会いだったと思いたい。栗と。(笑)

栗のレシピを探していた時に、なんと「栗のポタージュ」というものに出会った。
心惹かれた。
ある人が、ウィーンで食べた栗のポタージュの味が忘れられないのだそうである。

レシピを見ると、大変にシンプル。
今日、その作るタイミングになった。
朝から家のあれこれを見てもらうために電気屋さんが来てくれた。
ちょっとばかりもう少し便利にならないか?というわけである。
書斎のあれこれ。リビングのあれこれ。
廊下の照明など。
いまいち動線に合わないところに修正を掛けてもらうことにした。

その下見に来てもらった。
その電気屋さんが素敵な人だった。
親切で、その時に料金もいらないと言って、気になるところをササっとやってくださった。それって、メインの仕事だったんじゃないの?という感じ。
朝からいい感じの業者さんに出会えて、楽しかった。

その後、栗のポタージュの話になった。
それに、今日は冷蔵庫にキッシュがある。
ポタージュとキッシュをメインにおしゃれなランチと行こうではないか・・・。

牛乳がたまたまなかったので(うちは最近では牛乳を常備しない。できない理由がある。(笑))、ドライブがてら車で牛乳を買いに行き、そしたら、ある男子生徒が自転車に乗っているのを見つけた。
その生徒は、傘を片手に自転車に乗っていて、ちょうどパトカーに注意されたところだった。

ふと気になったので、というのも、本当に鮒のあたりのような気にかかり方だった。
一番の進学校に通いながら、親戚の家でアルバイトをしていて、愛しいなと思うやら、その言動に生意気だなと思うやら、あれこれある生徒である。
なかなか難しいお年頃。
最近気になることがったので、後でお母さまに電話してみようと思った。

牛乳を買ってきて、栗むき開始!
立ってではしんどいので、座ってやっていた。
思うほど大変でもなく、結構短時間で終わった。

栗の皮がむきやすくなる方法については、あちこちに情報がある。
冷水に一晩漬けて冷蔵庫に入れておく、とか、熱湯ににど漬けるとか、冷水に1~2時間漬けるとか。

結局、むくことができればいいということで、とりあえず頑張ればいい。
この作業、無心になるのにいいかもしれない。
鬼皮は結構サラッとむけたけど、渋皮が、とか、あれこれ言いながらむくのが楽しい。
休日の(いつもは指導で教室にいる時間。)午前中に、こうしてゆったりとお料理をするのは楽しいものだなと思った。
私の人生では、この時間って、ゆったりとお料理できる時間ではなかった。
野球少年の世話をしていたころの土曜日の朝なんて、4時とか5時とか起きで戦場だったし、夫のあれこれでむしろウィークデイより気を遣う時代が長かった。
それかみんなで出掛けるのに、結局私が忙しいとか?
出掛けた日に、まあ、大阪でだったら、今日の夜は、551の蓬莱の豚まんにしよう!とか、どこかに寄ってこようとかなるのに、家では、そういう日に限って、準備の大変なものを要求なさっていた。
大阪からへの帰省から帰ってきた晩にすき焼き。
そして娘が喘息の発作を起こしても疲れた彼は車を出すのを拒み、近くの急患センターまで、辛そうな娘を自転車の後ろに乗せて連れて行ったこともあった。
そばにいると体調が悪くなる人である。
晩秋は本当に調子が悪かった。
北海道時代、定山渓に紅葉狩りに出掛けたころの、お弁当を食べている写真の私は、明らかに疲れている。その頃の思いまで思い出す。
お腹にどわーんと思いものを抱えていた感じと倦怠感と。
キッチンで手を挙げてニッコリしている写真もあるが、大変だったなあ。
まあ、みんなで栄養ドリンクを飲みながら、子育て時代を乗り切っていたというのもあるけれど。(笑)
土曜日の午前中がそんなゆったりできる時間だったことなど久しくなかった。
別に乗り切ったから回想しているだけで、叔母などが、自分の夫婦生活がどれほど大変だったかなどを私に語るときに、

それぞれいろいろあるものよ・・・。

と言いはしないが内心にはある。

ひとたび栗の皮をむいてしまえば、あとは煮るだけである。
誰も間違えそうにない手順。
キッチン窓辺の小さなハーブ園にあるセージを使う。
本当にシンプルなレシピ。

ちょっと攪拌しすぎたのか、もったり感が強い。
今度はもう少しサラッとなるよう、お水と牛乳の量も多くしたいけれど、それよりも攪拌の時間を考えよう。
それにちょっとばかり塩がきつかった。
これも反省点。

でもでもでも、栗の味わいがとってもよく出ていて、寒い朝、いや、朝に作っておくのはちょっと無理なので、寒い夕食、あるいはブランチに良いかもしれない。
ゆったりした昼食がやっぱりいいかな。

クロワッサンを焼こうと思っているので、今度はキッシュとではなくて、クロワッサンと一緒に、というのもいい。

ホームパーティなら、かなりの人気レシピになりそうである。
ただ、ちょっと費用が掛かるポタージュである。

そういえば、ポタージュのおいしい季節である。
それぞれが飲みやすいポタージュを取り寄せようかなと思っていたところだったけど、この時間が気に入ってしまいそうなので、かぼちゃのポタージュ、ジャガイモのポタージュなど作ってみよう。
何よりお得意のコーンスープもいいが、これは結構手間暇かかる。
だからいいかな?

などなど考えていた時に、ちょうどいただく前に、生徒のお母さまと電話するタイミングとなった。

ちょうどお母さまも気になっておられたようで、むしろ、本人に聞いてほしいこと、お母さまが気になっておられることなどと伝えてくださった。

今日は夕方からその生徒のクラスの指導があるので、どこかで話を聞く時間を取ってみよう。
今日は無理かもしれないけども。

下のお子さんはまたちょっと違うタイプである。
もうちょっと大人というか。
なんというかお兄ちゃんは気になるタイプである。
まあ、可愛めが掛かっているというのもあるが、ちょっと流されやすくて心配である。

毎日、指導と生活の中にある楽しみとを行ったり来たりしている。
最近、Upmindのおかげで、毎日が充実している。
朝起きて、体重を測り、血圧を測る。
そしてヨガをしたりする。
夜眠る前には瞑想。
毎日、自律神経の調子もわかるので、どう過ごすべきかもわかる。
睡眠時間やその日の歩数などもわかるので、本当におかしい。
お買い物をすると歩数が上がる。
ネットではいけないというわけである。
これも反省。(笑)

そうそう、朝起きてすぐに、誰かの言葉を読む。
昨日は、ある試験を受けていた時に、大好きだった、ウィンストン・チャーチルの、「Never give up!」の一節だった。
今日は、アインシュタインの、

間違えたことのない人間は、何も新しいことをしなかった人間だ。

という言葉だった。
極度に失敗することが嫌いで、小学校卒業の言葉に、担任の先生から、

失敗を恐れていては何もできませんよ・・・。

と書かれた。
とはいうものの、失敗を許さず、一番失敗を恐れさせたのは、その人だったけど。この人との2年間は、私の人生の中でも恐ろしい2年間だった。
劣等感の強い男性が嫌いである。その一番最初に出会った人。
劣等感の権化。

失敗だらけの人生だったのだろうけど。知らんけど。
その後教師となった身としては、そんな人、教育界から出ていくべきだったろうに、と怒り心頭である。
いつも係累の自慢ばかりしていた。
ご自分の自慢話が聞きたかったものだ。
気に入らなければ、怒鳴り散らし、女子生徒を蹴り上げたのを見たこともあった。

思慮深さの権化のような私と、みんなのことを考えて行動する私と、全然合わない人だった。互いに価値観が分からないとでもいうような人だった。
自分の損得でしか物事を考えていなかった。

妹に、

お姉ちゃん、どこの高校行ったん?

と聞いたということを知って、びっくりした。
まあ、言ってみればお互いが天敵だったのだろう。
最近、人生においての天敵に、天敵認定することが私の中で流行っている。
中途半端にいい人にするのではなくて、ちゃんと、

合わなかった。

と認定するのである。
嫌いは嫌い。
それからである。
いい子ぶって、

あの人から学ばせてもらったから。

と思うのは。

いつごろからだろうか?
失敗を恐れ、行動することが怖かった私が、思いつくや行動し、走りながら修正をかけ、失敗からは学ばせてもらうことが多くなった。
というより、結果的に良いことにつながることが多くなったので、失敗として覚えていることの方が少ない。
もともと超ド級にポジティブなのも影響しているのだろうけれど。

私は単純である。
だから、自分の価値観に合わせて、不審な行動を、どこまでも、

自分の価値観

に合わせて理解しようとしてしまう。

そんなの無理無理である。

どうも最近、いい子ぶりっこはやめようと思っている。
(ぶりっこなんて古いですね!年がバレるというものです。)

母のことも、

ああ、こういう人なんだなあ・・・。

ということを認めたうえで、対応していく方がいい。
自分の価値観に合わせようとするからしんどいのである。
夫婦だってそう。親子だってそう。
別人格なんだから。


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櫻井真弓/国語大好き!(&数学)
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