見出し画像

苦手なことをすることで潜在意識を書き換える

潜在意識を書き換える方法は
様々ありますが
私が最近、コツコツとやっている中の一つ
「苦手なことをする」ことによって
潜在意識が書き換わった出来事を
先日体験しました。

私の母は少し認知症が入ってきているのもあり
週1くらいのペースで
様子を見がてら実家へ行っています。

頻繁にあう友達もほとんどいないのもあり
最近はめっきり外へ行くことも少ない中
元会社の同僚で昔からお付き合いある方が
たまに来てはご飯へ行ったりして
外へ連れ出してくれている話は聞いてました。

そんな時、たまたま私のいるタイミングで
その方とばったりお会いしたことがありました。

お名前はよく知っているものの
顔も覚えていないくらい
ほとんど会ったこともなかったその方と
ちゃんとお会いして
いつも母を気にかけてくださっていることの
感謝をお伝えすることができました。

その時は母と一緒に
晩ご飯を食べに行くことになっていたようで
一緒に行く?と誘われたんだけど
その後予定があったので断って帰りました。

断った後に、ふと
一度その方と3人で会うことをしてみよう
と、思ってしまった。

というのも私、母くらいの年齢の人と話すのが
とても苦手でさけてきたところがあります。

なので、母の知り合いの人と一緒にご飯行く
なんてことを自分からしようと
思ったこともなければ考えたこともない!
むしろさけたい。

だからこそ、やってみようと思ったし
その方に興味が湧いて話を聞いてみたい
と思ったのも理由にある。

その方は母とほぼ変わらない81歳で
まだ自分で車の運転をしていて
毎日あちこちへ遊びに行って楽しんでいて
とってもパワフル。

そんな元気な方の話を聞いてみたかった。

ということで母からその人に連絡してもらって
3人でお昼ご飯を食べに行くことになりました。

その方のおすすめの鰻屋さんへ。
平日にも関わらずとても混んでいたので
しばらく椅子に座ってまっていました。

母は私に背を向けその人とおしゃべりしていて
私は横でその話を聞く。
まあ、これは普通のことだとは思う。

その後席についてからも
2人で話しているのを相槌をしつつ聞く。

たまに何を言っているのか
聞き取れないこともあって
私が声をかけさせてもらったにも関わらず
何だか私がその場に上手く馴染めていないし
そうなって当たり前かもしれないけど
とても居心地の悪さを感じていました。

その時に思い出したのは幼少期の頃に
この感覚をいつも感じていたことを思い出した。

昔から母は友達が少ないほうで
あんたにしかいう人おらんと言っていたから
親戚や友人の愚痴や悪口の聞き役をしてました。

でも、散々悪口を言っている親戚の人達の前だと
そんなこと微塵も感じさせることもなく
とても仲良く話している。

かたや、私はいつも悪口を聞いていたせいで
親戚の人達のことを良く思えなくなってたし
その時母は私に見向きもしないので
私だけのけものにされているように感じて
孤独感を感じたり
そんな母に腹が立っていた過去があります。

以前はその想いにとても苦しんでいたけれど
ここ数年向き合ったおかげで
その苦しさからはすでに抜けていたので
すっかり忘れてました。

まさにその時の感覚がそこにあって
まだ残っていたんだなと感じていました。

母は私以外の第三者がいるとその人に集中して
私には見向きもせず話しかけもせず
私からしたらまるで無視されてるように感じる。

おそらく本人は全くの無意識なのも分かるけど
確かにのけものにされてる感じはあるなと
実際に再体験してみて感じました。

過去と同じ状況をリアルに体感しつつ
母の情報を観ていると
何が起こっているのかを理解することができた。

私は娘だし気を使う必要がないからなのか
一緒に会話しようという気が全然なく
友人に全集中していて
とても気を使っているような感じがした。

母の状態が理解できたので
この場を心地よくするためには
私が変わればいいんだ!と思って
自分の意識の立ち位置を少し変えてみた。

それまではその方の話を
聞こう聞こうとしてたけど
一歩引いてその方と母が話しているのを聞く
みたいなスタンスに変えてみた。

するとその瞬間にしっくりくる感覚とともに
さっきまであった不快な感覚が一瞬で消えた!
そして、とても心地よい感じがしました。

そうしたら、さっきまで高校野球の話や
日常のとりとめもない話をしてたのに
急に昔の会社での話になったのには驚いた。

というのも
その方から会社に勤めていた頃の話が
聞けたらいいなぁと密かに思っていたので
意識を変えた瞬間に急に話が変わったから
何かが変わったお知らせだなと
ひっそりと感じていました。

面白い体験ができたなぁと感じていたのですが
その後、さらに気づきがありました。

年上の人と話すのが苦手
という思い込みができたのが
まさにこの出来事からだったんだ!
と気づきました。

幼少期接する人は母に関連する人がほとんど。
その人達の情報は
いつも母から聞かされる愚痴・悪口。
だから、その人達のイメージは悪い上に
母のあのような態度から
大人達と一緒にいる時は
常に居心地が悪いし上手く話せない
=年上の人と話すの苦手

という構図になっていたんだと納得しました。

まさかこの行動がそこに繋がるとは思っておらず。
私にとってはまた一つ
大きな書き換えがされた出来事となりました。


苦手なことをすることで
自分の思い込みや常識が書き換わっていく
それを体感する出来事でした。







いいなと思ったら応援しよう!