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スーパーボウル

お世話になっております なゆたと申します。

今まで、金曜日に自分語り文章をあげていましたが、明日、2/12(月)に、アメリカンフットボールの最高峰のゲーム スーパーボウルが開催されることに伴いまして、明日出場するカンザスシティ・チーフスについて、私が10年近く応援していて感じていることを書かせていただきたいと思いますよろしくお願いします。

初見のとき

はじめてアメフトを観たのは、大学入試を翌日に控えた第49回スーパーボウルでした。その回は初アメフトにはちょうど良い、素晴らしいシーソーゲームで、どんどん引き込まれていきました。
しかしスーパーボウルでシーズンは終了する為、次シーズンでは応援チームを探すために、第一週目から全チームのハイライトや、テレビ中継を観ていき、その中で目を引かれたのがカンザスシティ・チーフスでした。小気味よいテンポで攻撃をし、守る時は反対にアグレッシブなプレイをするチームで、とても賢くかっこよく見えました。

後から知りましたが、その当時、チーフスはリーグ最地味チームとされていました。あんなにスマートなチームが悪いふうに言われてる!と憤り、応援の熱も炉のように高くなっていきました。

しかし実際に、レギュラーシーズンではとても強いのにプレイオフでは全く勝てないという戦績で、その大舞台での弱さも、なんてきゃわゆいのでしょうか、と炉の中にガスを吹き込み、このチームには私が必要だ、と思わされていました。共依存とはこういう場面にも適用されるんですね。悪いチームに引っかかってしまいました。

いきなり黄金伝説

しかしそんなチームに、1人のエースが加入したことで突然黄金時代を迎えることとなりました。新エースが先発するようになった初年度でリーグのチャンピオンシップに出場、その次の年にはスーパーボウルチャンピオンとなりました。
その年は舞い上がり、ただのファン(部外者)の私も泣きそうなほど喜んだことを覚えています。

しかしそこから、伝説が始まりました。毎年毎年、スーパーボウルに出場したり、肉薄したり、時代を牽引するチームとなりました。

生言っちゃいますと、、

この状況は、正直なんか違うな、、と感じていました。
その時代を代表する強いチームを応援している人はさぞ楽しいだろうな、と羨望の眼を向けていたのですが、いざそちらの場に立つと、想像とは全く違う感情でした。

勝つか負けるか という状況下にあるから勝ちが嬉しか感じるようで、基本的に勝って、時々負けるとなると、勝ちのドーパミンが減って、負けのストレス反応が大きくなるような、悪い側面ばかりが残ってしまいました。

共依存からの脱却は自分を大切にすることって言いますよねえ、、

おそらく、自分が努力して勝ち取った結果であれば、勝ち続けることは最高に嬉しいことだと思いますが、他人が想像もつかないほどの努力を積み重ねた結果の常勝ですから、自分の努力不足を突きつけられ、他人のメットで取ったアメフトでは自分の不出来さが浮き彫りになるばかりでした。

そのことから、常勝チームを応援することは、自己肯定感が高くなければできないことだと思うようになりました。
こんなところで、私の後ろ向きな側面が私自身の楽しみを妨害するようなことがあるとは思いませんでした。
だけど他人の努力の上にあぐらかいていられるような人はきっと自己肯定感の高い世間知らずなナルシストでしょう。
そうに決まってますぜったいに、!

少し言い過ぎな気もするけど、、

それに、自己肯定感は高い方がいいに決まっているようですしね、
私見ですがそれを表に出しまくって自己顕示欲丸出しはちょとダサいですけども、、

しかし明日ばっかりは、自己肯定感の高い世間知らずなナルシストになりたいです。
そしてそのあとからは、その自意識に見合うような自分になれるように、自分磨きをしていけばいいですね、
このチームには私しかいないのですからね。

読んでくださった方ありがとうございました。一緒にスーパーボウルをみて盛り上がって、一緒に自己評価と花火を上げていきましょう。
そしてチーフスはこの記事の読者を必要としているみたいですよ。

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