夢日記

朝起きて部屋から出ると、私の家ではパーティが行われていた。

顔を洗おうと洗面所に入ると、4人の子供がしゃべっていた。私は最初知らん顔をしようとしたが、その中の小学4年生くらいの男の子に捕まった。彼は私を見てニコッとしたので、わたしも微笑み返した。こんなやり取りすらも久しぶりである。私はネクタイを結ぼうとしていたのだが、彼の持っていたネクタイくらいの大きさの黄色いパプリカを当てて遊んだ。

その少年は洗面所についてたボタンを指差し、「これ文字がかすれてるよ」と言う。私はそれに「ここに僕たちが初めて住んで16年になるからね」と答える。少年と同時に、私自身もその数字の大きさに驚いた。

リビングに戻ると、大勢の人が集まりビンゴ大会が始まろうとしていた(レイアウトこそ私の家のリビングであったが、広さは5倍くらいに感じた)。私は片手にビンゴのカードを持ち、列に並んで一つの数字を受け取った。

「普通これをアナウンスしてカードに穴を開けるんじゃないの?」と私が尋ねると、「これを持ってペアでゲームをするんだ」とどこかで同じクラスだったような人が答えた。どうやらニュータイプのビンゴゲームを始めるらしい。ついでに彼女は、私が過去に彼女に言った言動を咎めてきたので、それについて平謝りした。

ペアは列に並んでいた隣同士が自動的に組むらしく、私は後ろの高橋ひかると組むことになった。「これってペアを裏切るっていうのもあるらしいよ」と彼女は言った。私は「同じリトルトゥースとしてその心配はないよ」と、ドヤ顔で答えた。そしてルール通り、私は彼女と手を繋いだ。私はその柔らかな感触に高揚した。彼女は少し照れ臭そうに、でも平然を装ってビンゴカードを眺めていた。

そこを私の彼女(現実では元彼女)が通った。彼女の表情は見えないが、私はここに来て少し「やばいかも」と思った。

気付いたら会場は大盛り上がりで、ひかるちゃんは別の男たちとオードリーのポーズで写真を撮っていた。それを距離をおいて眺めている私は、なぜか上半身裸になっていた。

会場はますます、野蛮な盛り上がりを見せていた。「こういうノリ、嫌いなんだよなぁ」と思いながら、私は冷めた目でその光景を眺めていた。

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