論文読みながら、どうぶつの森をやってみたら全然進まない
一般社団法人ヒマラボ代表理事のモリタヤスノブです。
最近また「どうぶつの森」をやっていきたいなと不意に思い立ちまして、以前少しやったことのある「何か気になることが出てくるたびに論文読んで、それを参考に進めていく」という「なかなか進まないどうぶつの森」を改めてやっていこうかなと。
最初は以前の進め方と同じ感じなので、前書いたものも参考にしながら進めていきます。それでは始まり始まり。
まずはたぬき開発で受付から。
と怪しさを感じつつ、とりあえず身だしなみを。
一応自分にもっとも近い目のパーツを選び、目の色もヒマラボカラーにしました。
さあ始まるぜ無人島生活なんて意気込んでいると、
え・・・北半球と南半球・・・どっちにしたらええんや・・・
こんな大きな選択簡単にできますかいな。こういうときは論文検索だ。
それでは北半球、南半球のキーワードで論文を検索。CiniiやGoogle Scholarで調べてみましょう。
どん!
どどん!
なんだか大気中のCO2に関するものを見つけたぞ。読んでみよう。
研究内容をかいつまんでみると
どちらも面白いです。まず松枝(2013)によれば、北半球は南半球よりも二酸化炭素濃度が高い!そしてそれは人類活動による影響。何もしない場合は南半球のほうが二酸化炭素濃度が高い。
そして冨塚(2013)によれば、やっぱり化石燃料の消費から北半球のほうが二酸化炭素濃度が高く、森林伐採などの影響は大気濃度差に影響与えるほどではない!
木を切り倒す可能性はどうぶつの森でもありうるけど、そこはCO2濃度への影響はあんまり気にしなくていいのか(元々気にしてなかった)。
さあどうするんだ
これはあくまで地球の話。このどうぶつたちが住む星ではどうなのか。おおよその環境が近いとした時に、自然状態なら南半球のほうが二酸化炭素濃度は高い。
どうぶつの森なんて自然状態バキバキのタイトルだし、これは環境考えても北半球か・・・その刹那、ふとよぎるこの2人の言葉。はっ!
こいつら最初から無人島に渡ろうとしてたんじゃないのか・・・。
移住パッケージそのものがビジネスになるということは、そこにニーズがある。今いる場所から離れたい欲求が生まれている。陸地はきっとどうぶつ達による開発が進み、もはや手が付けられない環境破壊をしてしまっているのではないだろうか。これはもう地球で起きている二酸化炭素濃度の違い以上の何かが起きている可能性がある。
ニコニコしやがってたぬき開発め。
北半球を最初にオススメしたのは、もしかして・・・。北半球に着くや否や飛行機から強制的に降ろされ、地下労働50年だったかもしれない。次の南半球に向かう客を求めて、たぬきは受付に戻るだけ・・・危ないところだった・・・。
南半球だ!
でしょうか?じゃない!南半球だ!
そもそも慣れた環境に行くなんてのも、探究的な姿勢に反する。
ったくもう序盤から悩ませやがって。
さあ、島に連れて行け!
と思ったら次はこれだ・・・・
島の地図を選べ・・・・?
さて、どう対応しましょうか。
それはまた次の論文を読んで考えることに。
始まっていきます。全然進まない、どうぶつの森。