6歳の息子と取り組んだ「マイオリジナル図鑑づくり」
noteで「#夏の自由研究」のテーマで募集があったので参加してみることにしました。いやあ投稿久々だ。ヒマラボは自由研究応援したいですし、息子と一緒にやった自由研究について書いてみます。
夏の自由研究「マイオリジナル図鑑づくり」
昨年6歳だった息子と取り組んだのが、オリジナル図鑑づくり。
図鑑づくりと言われるとフィールドワークしまくって、大量の写真撮って、みたいにイメージされるかもしれませんがそういうものではなく。
どちらかというと「じっくりと見てスケッチすること」「新しいカテゴリを創造すること」という観察力と創造性を育むことを意図してやったものでした。どんな感じでやったのか流れを書いておきますね。
①図鑑にある生き物をスケッチする
まず虫や動物、魚でもなんでもいいので図鑑を借りてきまして、その中で自分が好きだな、面白いなと感じるものをカードにスケッチしていきます。1日1-2枚くらいずつやるのがいいです。
12枚くらいできてくるとグループ化できるようになってきます。大体1週間から10日くらいかけてコツコツすすめると息子にも何だか達成感が。
②このカードをなんとなくグループ分けします
12枚のカードを「なんとなく近そう」という感覚だけを頼りにグループ分けしていきます。飛ぶ系とか毒系とかわかりやすいカテゴリーを最初から考えずに、「なんとなくまとめてごらん」と促して、なんとなく2-3枚ずつまとめます。
「言語化できてないけど、なんだか近そう」にクリエイティブな分類が生まれる芽があるわけですね。まだ言葉になっていない分類。
③なんとなーくまとめたカードにグループ名をつけていきます
「ここからが本番だよ」とか言いつつ、「この虫のグループ、どんな虫の集まりなんだろう。書いてみようか」とポストイットを渡して息子に書いてもらいます。最初はちょっと心配そうに書くけども、どんな名称でも激褒め。一緒に愉しむ感じで。
子どもがつけるグループ名はとても面白くて、本当に創造的です。
蝶たちが「きれいなむし」はわかるとして、サソリや蚊は「あぶなそう」なのに、毒を持ったクモたちはなんと「かっこいいむし」に。スズメバチは危なさ半端ないのに「はたらきそうなむし」。光るわけではない虫も含めて「ひかりそうなむし」なんてグループ名、大人だと既存の常識で作れるでしょうか。KJ法的。
④グループができたらファイリングして完成!
創造的なグループ名が生まれたら、それをもとにしてファイリングしていきます。
これで完成です!
使った道具など
いかがでしたでしょうか。無理に家から出ずとも、図鑑に書いてある生き物などをスケッチすることでできますので、ぜひ取り組んでみてください。通常の図鑑には無い、子どもならではの感性でグループを創造し、自分にしか生みだせないオリジナル図鑑を創ってくれると思います!
今回使ったのは下記のライフのA6情報カード(私も使っているので余ったのを息子に(笑)。名刺サイズのも欲しいなあ、なんて)
描いたものは無印のはがきホルダーへ。
ポストイットは75mmを。強粘着のをチョイスすると少し高いけど色はパキっとします。
ペンは水性のやつ。太いのでもいいですね。プロッキーもあり。
色鉛筆使って、図書館で図鑑でも借りてくればできますので、予算は2000円程度でしょうか。お友達とカードやポストイットをシェアすれば1000円くらい?100均使えばもっと安く済むかもです。色鉛筆などを何をチョイスするかによっても変わりそうですね。
これは昨年のものですが、今年はライトセーバーについて色々調べている息子でした。また面白い自由研究してくれると嬉しいなあ(一緒にできると)
#夏の自由研究