暇人

私立高校の教員をしています。4年目です。緩く気まぐれに発信します。ネコ好きです。

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最近の記事

2年目に突入

なんやかんやで1年近く投稿が止まってしまった。 まぁ去年はそれくらいバタバタした1年だったということなのかな。 久々の記事なので、とりあえず現状の報告と今考えていることを書いておこうと思う。 2年目に突入し、去年の自分と同じように新卒の先生が入り、自分自身も微力ながらサポートする立場になった。また、クラスも不登校児が2人もいる、難しいクラスを引き当ててしまった。 最近は保護者対応の負担が大きすぎて、かなり疲れているのが正直な感想だ。ただ精神的に来られないのなら話は早い

    • 忙しい人のための教採対策法 〜一次試験編〜

      去年、私は就活と教採をなんとか両立させ、一次試験を突破することができた。ただ二次試験を突破することはできなかった。よくよく振り返ると去年の今頃は就活の合間を縫って教採の勉強をしていたという状態だったので、勉強時間が足りなかったのが要因かもしれない。今振り返るともっとやれたこともあったんじゃないかと思う。 しかし一次試験をクリアできたことは事実なので、この記事で私が実践した教採の一次試験の勉強方法を紹介したいと思う。 就活や卒論と教採を両立させたい人や今から対策を始める人、

      • 卒業できそう

        つい数分前に卒論の口頭試問が終わった。 色々と問題のある論文だったので、地獄の20分間になると想定していたが、終始穏やかに終わった。 まぁなんとか卒業論文()として認めてもらえたみたいだ。 それでも主査の教授から 調査を8月にやっていればもう少し内容を詰められたのにねぇ… とお小言をもらったとさ。 いやいや 去年の8月の感染者もなかなか多かったと思うぞ。 しかもウイルスが変質している説が濃厚なので、今流行っているウイルスよりも致死率高いと思うで。 しかも教採

        • 私が医学部に行かなかった理由

          どこかの記事で書いたが,私の両親は医者だ. だが私は一応両親に勧められたものの,高校の進路決めのときに真っ先に医学部を外した. 周りの人からもよく ”暇人くんは医学部?” ”やっぱり医者を目指しているの?” などと聞かれる. 鉄板の質問なので深く考えたことがなかったが,理由を話すと長くなって面倒くさい.私は感じたことはないがネット上では上記の質問にプレッシャーを感じる人もいるらしい. なので今回は私が医学部に行かなかった理由を自分なりに綴ってみた. 1.そもそ

          やっぱり人間は面倒だ

          やっぱり人間は面倒だ これが大学4年間の感想かもしれない。 私の不寛容な性格や大学生になって浮かれて他人に期待してしまったせいかもしれないが、他人の足を引っ張る人はどうも受け入れがたい。 勉強をめちゃくちゃ頑張っていても叩くし、逆に勉強してなくても叩くし、サークルや学外の活動に取り組んでいても叩く。その割には過度な自己アピール。 自分のいた専攻にはそんな人の割合が多くて、話を合わせるのに疲れた。 一体この専攻の人たちは何を求めているのだろうか。 否、実は何も求めて

          やっぱり人間は面倒だ

          ぼっち&コミュ障からみた生徒との向き合い方

          私はYouTubeを観るのが好きなのだが、去年からパーカーというぼっち系ユーチューバーにハマった。 去年は教授から指導放棄され、1人で勉強・研究をしていて不安で鬱になりそうな状態だった。それに加え教職の単位取得と就活準備も重なり、心と体がボロボロだった。 そんな中、偶然YouTubeでパーカーさんの動画を観た。 当時はまだ登録者が少なかったが、自分の中では ”1人でいていいじゃないか” みたいに一種の開き直りができたように感じた。 知らんけど、ぼっちでも堂々と情報

          ぼっち&コミュ障からみた生徒との向き合い方

          教育実習は”素の自分”で過ごす!

          もう実習から1か月も経つのか…。最近やたらと時間の流れが速く感じる。歳かな。 私は上手くいけば来年度から教員になる。そうなると今後、初心を忘れるようなことがあるかもしれない。そのため、リマインダーの意味合いも兼ねて授業での生徒との関わり合い方について綴っておきたいと思う。 とある日、他の実習生が私の授業を参観したみたいで ”実習生室と教室でテンション変わらないね!” というFBをもらった。 んー、そんなに意識したことはなかったけど、どうやら他人には変わらないようにみ

          教育実習は”素の自分”で過ごす!

          大学の講義の意義とは

          去年だったかな。 教職の必修単位で学習指導案に沿った授業設計や教材開発、評価方法などを学ぶ講義があった。 その授業の期末課題が 「大学の講義を『主体的・対話的で深い学び』に改善するにはどうすれば良いのか、提案しなさい」 というグループワークをして期末レポートとしてまとめる、という課題だった。私はこの時 そもそも大学って自分で学びを深めていく場ではないのか? と思った。 一概に講義といっても、教授の専門分野が100分で語り切れるわけではないし、そもそも専門でない部

          大学の講義の意義とは

          大学で初めて歴史を勉強したお話

          社会科の教員免許を取るにはどこの大学でも歴史学の概論(入門講座的なもの)が必修になっていると思う。 実際、私の大学でも日本史、西洋史、アジア史が必修になっている。 周りの人は多くが史学を専攻していて、受験でも日本史・世界史を使ったエキスパートばかりだ。だから彼らにとって歴史の概論なんて”楽単”レベルのものなのかもしれない。むしろ、人文地理学とか自然地理学が”鬼門”といわれていたほどだ。 だが高校・浪人と一切歴史に触れてこなかった私にとっての”鬼門”は 歴史 だった。

          大学で初めて歴史を勉強したお話

          教育実習が終わりました!

          なんやかんやで教育実習が終わった。 なんか3週間あっという間に終わったな〜という感じだ。 私は母校で実習したのだが、驚いたことに自分が在籍していた時より校風が変わっていて、全体主義的な雰囲気はだいぶ薄らいでいたような気がした。きっと私の代がちょうど過渡期だったのだろう。 あと高校時代の先生も私の顔と名前をちゃんと覚えていたのも驚きだ。影の薄い屍のような生徒だったのに。 そんな私だが、実習では 1.朝・帰りのHR 2.授業実践・研究授業 3.学級日誌のコメント記入

          教育実習が終わりました!

          明日から教育実習

          ついに明日から教育実習! なんだかあっという間にこの日が来てしまった感じだ。 一応やる範囲は今週のガイダンスで言われているので、今はその準備に取り掛かっているというところだ。 勤務時間的には結構ホワイトな学校なのだが、その分自分からどんどん動いていかないといけないなと感じた。セルフマネジメント力は鍛えられそうだ。 あと不安なのは同じ実習生との人間関係かな… 1年浪人してるから同期はほぼ後輩なんだよね。 お願いだから敬語使わんで…。すごい気まずいから。私に既成のコミ

          明日から教育実習

          服に興味がない

          浪人時代に半年だけお世話になった講師の方が 「浪人生はお洒落しなくていい!」 という旨のツイートをされていたので、ついついリツイートしてしまった。 その時ふと思ったのだが、私はいつも同じような格好してるなと。 夏はポロシャツ、冬はネルシャツ、ズボンは年中チノパン。それと冬物の上着が2,3着。あとはすべてスーツのワイシャツ。 気づけばクローゼットには上記の服だけになっていた。 なんか服って買う段階から面倒なんだよね。 試着に裾上げに、なんやかんや時間がかかる。

          服に興味がない

          地理の勉強方法

          教員になったら一番聞かれそうなのが 「地理ってどうやって勉強したらいいんですか?」 という質問かもしれない。 変な話だが、私自身、受験地理にそんなに苦労したことがない。 自分の中では生活空間そのものが何らかの地理的事象によって構成されていると早い時期に気づいていたので、あまり”勉強”という枠組みで捉えたことがなかった。買い物する時は商品の生産地とか、お店の立地とか色々と考えを浮かべていた変人だった。 だから勉強だと思わなければいい。 …来年から教員になるのに良くな

          地理の勉強方法

          ディスカッション授業を定着させたい!

          ついに、ついに、ついに。 明日、今学期初の対面授業だ!!!! あー、だりぃなぁ…(ブーイング) しかも1限。朝9時から。 どうやら都内では満員電車も復活してるみたいだし、もうあんなゴミゴミした電車に乗って大学行きたくないんだけど。しかも今は地方住まいだからキャンパスまで1時間半もかかるし。 皆それでも対面授業やりたいの?満員電車がお好きなの?神経疑いたくなるんだけど。 もちろん必要な文献を取りに行くとか就職で必要な書類を受け取りに行くとか、どうしても大学に行かない

          ディスカッション授業を定着させたい!

          結果が出揃う

          この間、公立の二次試験の結果が郵送されてきた。 結果は落ちました。 まぁ私立教員が第一志望なので悔しさとかそういう感情はないが。 ただ、教採を受けてみて肌で感じたのは 私立と公立で対策の方向性が全然違う ということ。 私立はそもそも出題形式が多様なので一概には言えないが、私が受けてきた範囲だと 専門科目と模擬授業の比重が大きかった ように思える。 というのも大半の生徒が中学受験を経て入学するので、学力のバラツキが少ないという背景があるのかもしれない。皆それな

          結果が出揃う

          学校生活でイライラしたこと

          正直言って中学・高校の頃の私は、俗に言う「陰キャ」というステータスにいたと思う。下手に目立つと行動力のある奴(いわゆる陽キャ)から嫌味を言われるし、そもそもリーダーシップを取れるような人脈すらなかったので、とにかく疲れることはなるべく避けたいと思いながら生きていた。 そんな私が6年間の学校生活の中で 「ウザッ!」 と感じたことを3つ紹介したいと思う。 1.朝学校に来たら自分の席が占領されている少なくとも私の記憶の中ではどの学年でもこの経験はあったような気がする。 私

          学校生活でイライラしたこと