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話題のiOSカメラアプリ、Leica Luxの実力に迫る その1

本記事はプロモーションを含みます。

(本記事によって筆者にインセンティブは1銭も入りませんが、一応ということで…。)

📸まえがき

こんばんは‼️

巷で話題のiOSカメラアプリ、Leica Lux(以下本アプリ)。iPhoneでもライカ風の色味で撮れちゃうスグレモノアプリみたいです。

みなさんはもうお試しになられましたか?

今回はその1と題しまして、本アプリの基本的なモードのご紹介をメインに行ってまいります!純正カメラアプリとの作例比較はその2で!

それでは早速‼️


📸本アプリの基本的な仕様

Appストアのページから、基本的な仕様で気になるところをいくつかピックアップしていきます!

📸料金

基本的には無料。

ですが、機能を十全に使いたいのならPROモードに課金する必要があります。

PROモードの料金はアプリを使用開始してから2週間は無料、以降は月額1,000円or年額10,000円(年間で2,000円オトク)かかります。

スマホアプリとしては高額な部類(ブランド料かな…)ですが、今後のアップデートで機能性が充実していくようですので、使いこなせる事が出来たら高くないのかもしれません。


📸無料モードできる事、できない事

基本的な撮影は無料でもできますが、フォーカスピーキングやヒストグラムなどの撮影に役立つ機能や、LEICA LOOKを利用できる種類、(純正アプリで言う所のポートレートモードに相当する)APERTUREモードで使えるレンズシミュレーションの種類などが制限されます。

また、RAWフォーマットで撮影することも可能ですが、無料版はProRAW(※1)のみで、純粋なRAW(DNGファイル)で撮影できるようになるのはPROモードからとなります。

ちなみに、ProRAWはiPhoneのコンピューター処理が施され、RAWは純粋なイメージセンサーのデータが出力されますので、本アプリの色味は再現されない点に注意です。

(※1)ノイズリダクション処理がなされた、Apple独自のRAWフォーマット。対してRAWは純粋なイメージセンサーのデータで、純正カメラアプリでは使用不可。


📸対応言語

現在のところ、ドイツ語と英語のみの対応。

日本語の対応が望まれるところですが、そもそもアプリ開発会社が北欧圏(※2)にあるので仕方ないのかな、と。

カメラに造詣のある人なら言語がアレでも大体感覚でわかりますが、そうでない人にもライカを気軽に楽しんでもらうためにも、お願いだ〜🙇‍♂️

(※2)本アプリの開発は昨年12月末にLeicaによって買収された、ノルウェーのスタートアップ企業Fjordenフィヨルデンが短期間のうちに行いました。Fjordenと言えば…。


📸基本的なモード

こちらでは、本アプリの基本的なモードをご紹介!まずはPHOTOモードから!

📸PHOTOモード

こちらが本アプリの基本画面。

画像赤丸部分は長押しすると各画面に任意の機能(フォーカスピーキング、グリッド、水平器、タイマー、ヒストグラム、フォーマットなど)を割り振ることが可能です。割り振った後は、タップで各機能のオン・オフ・変更ができます。

白丸部分を横にスワイプすれば、露出値の調整が可能。

青丸部分はLEICA LOOK、つまり色味の変更ができる所。無料版では使える種類が限られますが、PROモードなら勿論全種類使用可能です。

黄丸部分は焦点距離の変更が可能。各iPhoneの焦点距離に合わせた数値に切り替えられます。

ちなみに、純正アプリは倍率部分をスワイプすれば任意の倍率にフレキシブルに変更できますが、本アプリはタップのみの対応。う〜ん、ちょい痒いところに手が届かない感がありますね。

緑丸部分は直近に撮影した写真が表示されるところ。

そして、画像右下部分のPMODEと表示された部分で、通常の写真が撮れるPHOTOモードと、APERTUREモードに切り替えることができます。


📸全11種。本アプリの醍醐味「LEICA LOOK」でどれだけ色味が変わるのか?

こちらでは、(24/6月現在)全11種類ある、本アプリの醍醐味でもる「LEICA LOOK」の各色味を見ていきます。PHOTO、APERTUREモードどちらでも使用可能です。

被写体に選んだのは、去る6/30に閉店したイトーヨーカドー帯広店。

まずコレが基本的なSTANDARD。
こちらはVIVID。ビビッドというだけあって、やりすぎない程度に彩度が高いですね。上品なビビッド感です。
NATURAL。スタンダードより柔らかい感じ。
CLASSIC。彩度が落ちてコントラストか高くなった感じ。
CONTEMPORARY。色味を維持しつつ、コントラストが弱まった感じ。
ETERNAL。目に見えてわかりやすく変化しましたね。
いよいよモノクロモードへ。こちらはBW NATURAL。カラーのNATURAL同様、柔らかい感じで好印象。
BW HIGH CONTRAST。コントラストが強まりました。
BLUE。若干青みがかったのがお分かりいただけますでしょうか?なんかロボロフスキーブルー(※3)みたいな色味です。

(※3)筆者が大好きなロボロフスキーハムスターの、青みがかった灰色の毛色が特徴の種類。
SELENIUM。今度は紫っぽくなりました。
最後にSEPIA。クラシックでエモいモノクロームです。

📸APERTUREモード

純正アプリで言うところのポートレートモードに相当する、APERTUREモードもPHOTOモードとほぼ同じ使い勝手。

違うところは、白丸部分で擬似的にF値を切り替えられるのと、赤丸部分で各焦点距離に合わせたレンズシミュレーションが利用できるところ。

実際に存在するレンズを元に作られたので、おそらくかなり忠実なものと思われますが、筆者はライカを所有していないのでどの程度忠実なのかは分かりません😅

ちなみに、今後のアップデートで使えるレンズの種類が増えていく模様!これは期待ですね!

面白いのは、F値を開放すると周辺減光が発生するなど、実際のレンズで見せるであろう挙動が再現されているところ。芸が細かいですね🤔!


📸例の透かしを入れられる!撮影した写真を確認する機能も

PHOTOモードの項の画像左下部分をタップすると、撮影した写真の管理も可能。高度な画像処理機能はありませんが、例の「一気にそれっぽい雰囲気になる」透かしを入れるのもこの管理画面から行うことができます!

画像左下の赤丸部分で透かしを入れることができます!ただし注意点がありまして、本アプリで撮影した写真を他のアプリで編集してしまうと、透かしを入れられなくなるところ。

そのため、本アプリで水平をきっちり出したり、露出を適正にしないと後の祭りとなってしまうので注意したいところです。純正写真アプリ程度の編集機能は欲しいところですね。今後のアップデートに期待です。

黄丸部分をタップすれば、お気に入り登録が可能。後になってお気に入り写真を振り返ったり、共有するときに便利です。

緑丸部分は他のアプリと同様の共有マークで、例えばここからX(旧Twitter)に直で写真をポストすることも可能です。

青丸部分は見ての通りゴミ箱マークで、上手くいかなかった写真を削除できます。


📸ここまでの感想

本アプリは、かなりの短期間で最低限カタチになるように作られたものなので、機能性や細部の作り込みが発展途上ではあります。

しかし、今後さらに機能や使用できるレンズシミュレーションが追加されていくそうですので、期待しても良いのかもしれません。

と申しますのも、本アプリを開発したFjordenの開発チームは、高機能ワイヤレスシャッターのFjorden Gripと、それ専用のカメラアプリを開発した実績があり、いずれも作り込みが深いのは筆者も体感済みだからです。

「本当にカメラが、写真が、大好きで大好きで仕方ない人達が作ったプロダクトなんだな」って、本気で思いましたもん。

筆者が愛用しているカメラアプリは、リリースされてから16年近い歴史ある老舗カメラアプリであるPro Camera。厳しい見方になりますが、総合的に見て本アプリはまだPro Cameraの足元にも及んでいません。

でも、もしかしたら…。今後のアップデート次第ではメインアプリをこっちに切り替える未来が来るのも、そう遠くない未来なのかもしれません…🤔


📸あとがき

如何でしたでしょうか?

アプリのレビュー記事は、一昨年の1月か2月に行った以来です。そのため、ほとんど勝手が分からない中の執筆となってしまいましたが、本記事が皆様の参考になりましたら、幸いでございます。

次回はその2!純正カメラアプリとの比較で、本アプリの実力を検証してまいります!

お楽しみに☺️!

それでは、今日はこの辺で🤗!

また会いましょう☺️!

その2(作例比較)はこちら👇


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