ぶちかます
どこでそんな言葉を聞いたのか、見たのかハッキリとしないのですが、何故か「ぶちかます」という言葉が頭から離れません。相撲で使われる言葉であることは知っていますが、気になって念の為ググって見ました。
「ぶちかます」とは、
1 相撲(すもう)の立合いで、相手の胸に頭からぶつかっていくこと。
2 相手に強い一撃を与えること。とあります。
文字を見ただけで、ものすごい迫力を感じませんか。
大きなお相撲さんが、低く構えた立会いの姿勢から、勢い良くダッシュして
相手の胸めがけて、頭からぶつかる。
正に正攻法です。何のためらいもありません。迷いもありません。
真っ向勝負です。
仕事や勉強でも何かに取り組むとき、この「ぶちかまし」の精神で、正攻法でやってみたいと思います。
とは言え(ここから、急にトーンダウンします)、実際の相撲の世界では
この「ぶちかまし」は、大変リスキーな攻め方で、上手く決まっても、
自身に脳震盪などの危険性があり、また、相手の受け方次第では、相手に
ノータッチで土俵外にダイビングということもあるそうです。
ある有名な元横綱が「ぶちかまし」という技は、とても「人のやることではない。脳震盪を起こし、暫くうずくまったままだった。それからは立ち合いの時は、必ず手を先に出して、突っ張りで行くことにした。」という
意味のことを書かれています。
相手に与えるダメージが大きいだけに、自分に返ってくる衝撃も凄いということなんでしょう。
正攻法という心地よい響きや、強いというイメージからとても使いたくなる言葉です。新しい企画や研究テーマに取り組もうとする時、「さあ、一丁
ぶちかましてやるか!」の一言で、テンション急上昇です。
トーンは再びアップします。結果は、天に任せましょう。脳震盪を怖がっていては、道は開けません。とにかく頑張ろう!
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