【まとめ】生産技術のポイント”カイゼン指標”(トコトンやさしい生産技術の本)
「トコトンやさしい生産技術の本 (今日からモノ知りシリーズ) 」を読んだ。
本書を読んで生産技術で改善すべき指標やポイントについて、広く浅く理解が深まったと感じた。
生産技術の業務で意識すべきキーワードと感じたものをリストアップした。
QCDSE
品質、コスト、納期、安全、環境の5つの頭文字。製造業において、評価やカイゼンの指標となる項目。
7つのムダ
排除すべき「付加価値を生まないムダ」を見つけるための、ムダの分類。
加工のムダ、在庫のムダ、作り過ぎのムダ、手持ちのムダ、動作のムダ、運搬のムダ、不良・手直しのムダの7つのムダ。
4M
生産現場で品質管理を行う際に、意識する4つの要素。人(Man)、機械(Machine)、材料(Material)、方法(Method)のこと。
OEE
「設備総合効率(Overall Equipment Effectivenes)=時間稼働率×性能稼働率×良品率」のこと。
停止ロス、性能ロス、不良ロスの3つを掛け合わせロス。
IE
生産工学(Industrial Engineering)のこと。方法研究(工程分析、動作研究)と作業測定(稼働分析、時間研究)からなる。
5S
整理、整頓、清掃、清潔、躾の5つの頭文字S。製造現場の管理ツール。
TOCとDBR
制約条件の理論(Theory of Counstraints)とドラムバッファロープ(Drum Buffer Rope)のこと。ボトルネックを解消する理論。
FMEA
故障モード影響解析(Failure Mode Effective Analysis)。リスクを明確にして、リスク回避する手法。