シン・エヴァンゲリオン ネタバレ考察第一文明人の正体等全ての答え
はじめに
シン・エヴァではっきりしたけど、エヴァは「監督庵野秀明」の内面世界を描く作品でした。だから、作品としてどうこうを考察するのはほぼ無意味になったと思う。
宇宙戦艦ヤマト、マクロス、ガンダム、富野の手を離れたアナザーガンダム、999、グレンラガン、トップ2、ナディアと出てきたわけで。多分王立宇宙軍とかもあるはずだし、ラブアンドポップとキューティーハニーもいるかもしれない。カレカノも。
ラストシーン、スーツを着て真のヒロイン、真希波と二人で手を取り合って現実世界で生きていこうとするシーン。アスカとレイじゃなく、アスカのことが好きだった真希波こそが運命の人だった。500日のサマーかな?
ある程度庵野秀明オタクだと、あーなるほどねとなるので、その整理を書き留めておく
碇シンジ
言うまでもなく庵野秀明本人。同級生のケンスケやトウジがみんな大人になって仕事をして子供を産み育てているのに、子供のままのシンジ。ラストでヒロインと結ばれ、現実を生きようと大人になる。
真希波マリ
これは安野モヨコですね。運命の人。アスカでもレイでも無く、突然後で現れた人。ATフィールドを貼らずに触れ合ってみたら、実は運命の人だった。「LCLの匂いがする人は好き」というのも、クリエイター同士通じ合い惹かれ合ったということでしょう。
LCL
LCLに浸かってエヴァに乗って戦うという行為。LCLとは「個性のない凡人」「一般人」で。エヴァに乗って戦うというのは「一般向けにクリエィティブな仕事をすること」でしょう。
鈴原トウジ&ヒカリ
同級生。子供のままのシンジをおいて成長した。
惣流アスカラングレー
これは日高のり子であり初恋の相手ですね。思い通りにならず、旧劇場版ではもう殺してしまおうとしたけど殺せなかった。
式波アスカ
都合よくつくられた人造人間。養成所育ちで生き残り、日高のり子のコピー。つまり日高のり子の面影をみた人。ナディアか。そういうことか!
相田ケンスケ
ナディアのツレ。つまりジャン。まんまだね
綾波レイ
溶けていなくなったことから、「監督の初恋であるアニメキャラ」、おそらく森雪とメーテル。あるいはアニメのヒロイン。イマジナリーな存在なのでシンジくんの前では溶けて消え、シンジくんは大人になった。自分のことを好きになるようプログラミングされた、都合のいいクローン(アニメのヒロイン)にうつつを抜かしていてもしょうがないと悟ることが、大人になること。
渚カヲル
これは、アムロであり古代進でありアニメ主人公ですね。だから最後違うホームで綾波と結ばれてた。
碇ゲンドウ
富野由悠季監督、宮崎駿監督、あと高畑監督と押井守監督もまざってるのかな、シンゴジラの出演からすると。メインは富野由悠季監督だと思う。ガンダム(エヴァ)を作ったし。空っぽになってしまった。
冬月コウゾウ
鈴木プロデューサーを代表とする、上記監督らのプロデューサー。
ゼーレ
経営陣、会社、スポンサーそういうものですね
エヴァシリーズ
抜け殻となった碇ゲンドウが操り繰り出してくる、見るも無残に原型を失くした兵器エヴァシリーズ。あれは富野由悠季の初代ガンダムに続く数々のガンダムシリーズです。オップファータイプというのが出てきましたが、9,10,11,12はSEEDDESTINYのヒットを受けて作られたその後のSEEDの子どもたち、00、AGE、ビルド、鉄血かな。
エヴァシリーズは12体出てくるわけだけど、ガンダムシリーズは11作品。
エヴァンゲリオン初号機だけが、シンジ(庵野監督)の生み出したエヴァンゲリオンであり、残り11体はガンダムシリーズっていうことかな?
もととなった零号機はガンダム。Q以降に出てきた、見るも無残なシリーズはWとかXとかじゃないかと思う。
ヴンダー
ヤマト×マクロスでしたね。マイナス宇宙の門に出てきたプロトモデル(神の船?)みたいなのはそのまんまマクロスだった。
インフィニティ
エヴァを模しただけの、首のない出来損ない。スポンサーの意向で魂無く作られたロボットアニメとか後追いアニメのこと。
碇ユイ
お母さん。男はかならず父殺しとマザー・コンプレックスを克服しないといけない。または、枯れ果て空っぽになった父親の肩をたたいて引退を促さないといけない。
ファーストインパクト
宇宙戦艦ヤマトブーム
セカンドインパクト
ガンダムブーム。
ニアサードインパクト
エヴァブーム。
アナザーインパクト
エヴァ新劇場版ブーム(起こそうとした?)
希望の槍カシウスと絶望の槍ロンギヌス
これは「エヴァに乗る=創作」のときの武器。そのまんま、希望と絶望の気持ち。旧エヴァンゲリオンはこの世界への絶望をもとに作られ、新劇場版はこの世界への希望をもとに作られた。
ガイウスの槍
アニメじゃなくて実写映画を作っていいよという希望。シンウルトラマンやシンゴジラ
葛城ミサト&加持リョウジ
子供のときは何言ってるんだかわからなくてヒステリックに思えたけど、わかるようになってみれば自分を大事にしてくれてた存在。現実世界の本当のお母さんや恩師、先輩、大人たち
碇ユイ
アニメ。ゲンドウ達先人たちの救いであり、シンジのゆりかごでもあった、アニメでありオタクという文化そのもの。オタクの母なる存在。最後は現実に生きることを選んだシンジを送り出してくれる。
シン・エヴァンゲリオン
庵野秀明の半生記。
90点
ここからはパンフレットネタバレ
ぷわぷわ浮いてる、水色のたくさん出てきたエヴァシリーズはガンダムWですね。
陽電子砲エヴァシリーズはガンダムXです。
大量に出てきてまとわりついた骸骨エヴァシリーズはGガンダムです。アゴパーツを正面と横から見ればはっきりわかるんだけど、完全にガンダムアゴです。
オップファータイプ(SEED以後のエヴァシリーズ)、鉄血、ビルド、00、AGEの四体はカラーリングが赤白青黄で完全にガンダムカラーです。見た目が完全に量産型なのにしっかりした姿をしてるのは、これらが商業量産型だという皮肉な感じ方でしょうね。
数が合わない(SEEDとSEED DESTINYにあたる二体がいない)というのは、あのSEED2作というクソをガンダムと認めてないのかな。以後は一応新しいことしてたけど、ろくでもない初代の劣化焼き直しだったSEEDは俺は嫌いです。
この情報を元にシン以前についても考察してみましょう
零号機、零号機改、弐号機
カラーリングが黄色、青色、赤色と完全にガンダムカラーリングです。これは初代ガンダムですね。シンジくん(庵野監督)は大好きな初代ガンダムと一緒に戦っていたわけです。
参号機
黒いガンダム、そうティターンズのガンダムMk2です。Zガンダムですねこれ。ここで裏切られた。
四号機
米国ネルフ支部で爆発消滅した、とセリフで語られるだけの存在。これはZZガンダムですね。存在を否定したかった。なかったことにしたい子供向けのガンダム。
後のW~Xガンダムが、マーク4の亜種として量産されるのは、このZZの系譜だと認識したということです。
仮設5号機
仮設で爆発した使い捨てエヴァ。そう、to be continuedことガンダムF91です。
Mark.6
ゼーレ(スポンサー)側の人間であるカヲル君が乗り込み、槍をシンジくんにぶっ刺して止めたガンダム。そう、Vガンダムです。
つまり、富野ガンダムは「号機」、アナザーガンダムは「Mark」なわけですが、そうするとこのVガンダムがおかしいんですよ。富野が作ったVガンダムなのに、号機ではなくてMarkとされている。
何故か?それはVガンダムについて調べればわかります。Vガンダムは、スポンサーの意向(バイク戦艦とか)で無茶苦茶にされてキャラをほぼ皆殺しにして終わらせた、富野が「こんなものは見るな」と、失敗作だと言っている作品です。
なぜこの、富野が作ったのに富野ガンダムのナンバリングさえ与えられないVガンダムが希望の槍カシウスで庵野を停止させるのか?
「セカンドインパクト(ガンダムショック)を自分に与え、天才と憧れた富野も、スポンサーには逆らえずぶっ壊れる程度の人間であるのだ」という希望が、庵野秀明を鬱に追い込み動けなくさせたのではないか?
Mark7がGガンダム(今川監督)として、V(Mark6)で死んだガンダムという作品をネクロマンシーで蘇らせた、そういう認識だとすれば。
観る側でもアニメや特撮物のマニアであり、特に、中学生ごろに出会った『宇宙戦艦ヤマト』や幼少時代に出会った『ウルトラマン』には非常に影響を受け[18]、特に宇宙戦艦ヤマトは原作者の西崎義展との対談でも自身の人生を変えた作品であることを語っている[19][20]。
『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』の『逆襲のシャア友の会』なる同人誌を出版。ゆうきまさみ、出渕裕、美樹本晴彦、北爪宏幸、幾原邦彦、鈴木敏夫等のメンバーが参加しており、自身と押井守、富野由悠季らとの対談が収録されている[21]。
『機動戦士Vガンダム』は当時、自身はハマっていたが、周囲では評判が芳しくなかったため、アニメ誌での特集を働きかけたり、ガイナックスで原画を手伝ったこと、同時に「自分にとって本作が最後の富野作品」と話している[22]。
8号機
Gガンダムの後で、ちゃんとした富野ガンダム。わかりますね?そう、ターンエーガンダムです。Vガンダムが最後のガンダムだと言ったのはV当時なので。
これまでになかった価値観をぶっこんで、ああ、よかったと救いだったのでしょう。それを駆るマリは運命の人ですから、庵野監督はターンエーガンダムに癒やされたのだと思います。見よう!ターンエーガンダム!
8号機がオップファー9~12を食ってパワーアップしたのは、「ターンエーガンダムが全てのガンダムの終わりに位置するガンダム」だからだろう。
Gのレコンギスタ?知らん
第一文明人、黒き月、白き月
ここまで読めばわかりますね。アニメの父手塚治虫と、特撮の父円谷英二です。アダムはウルトラマン(にてますね)、リリスは鉄腕アトム。特撮とアニメの祖。
とすると、使徒っていうのはゴジラとかウルトラマンとかライダーといった、実写特撮キャラだったんだと思う。使徒に仮面がついてるのは、仮面ライダーという怪獣じゃないほうの特撮の祖でもあることに敬意を表してだろう。リリン達はアニメキャラ。
エヴァ初号機
青(アダム)と赤(リリス)の血が混ざった紫。アニメと特撮の、シンジくんが好きなものを全部混ぜたものですね。ウルトラマンのカラータイマー、ガンダムのような人間が乗り込むロボット、バリア、ビームと全部のせ。
エヴァ13号機
シンジ君が乗ったりゲンドウを取り込んだり。エヴァ新劇場版ですね
先生
シンジが預けられた田舎の「先生」。ゲンドウも先生と呼ぶ相手。風の谷のナウシカで庵野監督に監督の仕事ぶりを教えた恩師、宮崎駿です。
ネーメズィスシリーズ
Qで出てきた3種類。4A~4C。ポケ戦、0083、08小隊かな。
鈴原サクラ
鈴原サクラには絶対萌えられない。これ「厄介なファン」だよ。勝手に好きになって重い愛ぶつけてきて自分の理屈で作るなとか言ってくる。クリエイターから見たら最悪の存在。
「私はあなたの作品のおかげで助かりました」「人生変わりました」とか言ってくる厄介なファン、ありがたくも一番鬱陶しいファンでさ。ちょっとでも気に食わないことがあると反転してアンチになるし。
本当のファンはもっと自分をもってるよ。作品に依存しない。
鈴原サクラのこと、シンジは嫌いを通り越して「無」だよ。相手にすらしたくない。感情すら持ちたくない。
凡人はこんなのも読み取れないのか?ここから説明しないとだめか?
DSSチョーカー
大人の事情、スポンサーの意向。
シンジの首にDSSチョーカーつけて首にするぞっていうのは、「お前監督下ろすぞ」っていう脅しだし、ナディアのときに庵野監督は終盤でNHKが下ろせなくなってから、あの無茶苦茶なネオアトランティスの話ぶっこんだのよ。「このSF脚本じゃないと作りません、嫌なら僕を下ろせ」って。もう間に合わない時期だったからそのまま通った。
庵野「プロットは残しておいて、勝手にディテールやキャラクターを書き直したんです。その作業を貞本(義行)と前田(真宏)と僕でやりながら、毎週NHKに通って…。絵コンテをプロデューサーに見せて『この絵コンテが通らないなら僕は作業を続けることができません。通れば、このまま監督を続けることができます。僕からは降りると言えないので選んでください』と言いました。ただ僕がズルいのは、この時点で監督の入れ替えができないタイミングなんですよ(笑)。さすがにNHKも『通すしかないですよね』という流れになりましたね」
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