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アラフォー、タイに行く~18日目①~

20時くらいにはベッドに入ったんだけど、なんか色々考えちゃって結局なかなか眠れなかった(笑)
で、夜明け前に起きようと思っていたので、5時に起床。
外はまだ薄暗い感じ。でも、起きてぼんやりしてるうちにどんどん明るくなってきてすごい鳥の鳴き声。
タイの動画見てた時に南国っぽい鳥の鳴き声がすごくしてて、その声聞くの楽しみにしてたんだけど、バンコクではあまり鳴いてなくて…このホテルで初めて動画の鳥の声を聴いた(笑)やっぱりどこの国でも自然がないと鳥の声はしないんだな、って当たり前のことを思った(笑)

外も明るくなってきたし、そろそろ行ってみようとビーチに向かって出発。
歩きながらちょっと緊張したけど、もう昨日さんざん絶望したのであれ以上に落ちることはない。もし入れなくてももう仕方ないや、って感じだった(笑)

昨日みたいに道行く先にスタッフはいない。
どんどん海辺に近づいて、どんどん緊張が増す。ここまで来て止められたらどうしようって。
で、遂に海が見えて、海辺に1歩踏み出した時、本当に感動した。
本当に心の底から感動して、叫びだしたい気分だった。

本当に綺麗な朝焼けの海。
昨日の絶望が全部解消したわけじゃないけど、でも本当に綺麗な朝焼けの海見ながら、「あ、私いま世界で一番幸せだわ…。」って素直に思った。

1人だけ海辺で寝てる人がいて、「この人も昨日海に入れなくてリベンジしに来た同志かも…」って、思わず「Good morning~!」って言った。そんなキャラじゃないのに(笑)

海辺を歩きながら一番見たかった景色を探す。
私が憧れた「PANWA HOUSE」
もっと遠くにあるのかと思ったら、歩き出してすぐに見えてきて、建物が近づいてきた瞬間から心臓がバクバクいって、苦しいくらいだった。

朝焼けに照らされたPANWA HOUSE

私が憧れた場所は、私が思っていたよりもっと素敵で、いろんなこと思い出して見ながらちょっと泣いた(笑)
窓もドアも全部解放されていたので、そっと近づいて外から室内を見学させてもらう。中に入っても良かったのかもしれないけれど、さすがに無許可で中に入る勇気はなかった。

本当に素敵。
こんなに素敵な海辺に、こんなに素敵な建物があって、ここでディナーできたらどんなに幸せだっただろうって思ったら、またちょっと絶望したけど(笑)
でも、こうやって姿を見ることができただけでも幸運だった。
早起きして本当に良かった、そう思いながら目に焼き付けるみたいにたくさん見てきた。

近くで見たり、引きで見たり、海辺をまた歩いてみたり。
海岸にはサンゴ礁と貝殻がたくさん打ち上げられてて、海なんて日本でも何度も見たのに全然違ってて、こは本当に外国の海なんだな~って、またプーケットにいることを実感した。
離れがたくて、しばらく海辺を満喫した。
どんどん空が明るくなっていくのも、本当に綺麗だった。
夕焼けも綺麗だろうな、見たかったな。

少しずつ明るくなっていく海、なんて素敵なんだろう

何時間でもぼんやり海を見て過ごせそうだったけど、日が昇って暑くなってきたし、帰って朝食を食べに行こうって海辺にバイバイする。
今日も撮影だって言ってたし、スタッフに追い出されてまた無駄に傷つきたくなかったので、自分からバイバイした(笑)

大好きなプルメリアも

部屋に帰ったらなんかまたじんわり感動が襲ってきて、聞こえてくる鳥の声聞きながらしばらくぼんやり過ごす。
なんかここにきてからぼんやりしかしてないけど、でもぼんやりするためにプーケットに来たので良し。絶望のぼんやりはいらないおまけだったけど(笑)
少し気持ち取り戻したら、お腹も空いたし朝食を食べに。
そういえば昨日の機内食からなんにも食べてない(笑)

朝食会場もオープンエリアで南国。
よく考えたら、このホテル、共有部分にエアコン効いてる場所ないね。
リゾートホテル、解放感がすごい。解放感じゃ体温は下がらないので、普通に暑いけど(笑)

人間だけじゃなくて野鳥も朝食会場に入りたい放題なので、野鳥がパンつついたりしてるし、食事は常温保存だし不安しかない(笑)
リゾートホテルってどこもこんな雰囲気なのかな?行ったことないから分かんないや。お腹壊したくないので慎重にチョイスしながら、パートンコーがあって一気にテンション上がった、単純(笑)
海と野鳥と時々リスが走るの見ながら食べる朝食、私の人生で想像したことない景色すぎて、夢かと思った。
しかも、このホテル、アジア人が全然いなくて、西洋系の人ばっかりだったの。それがまた私の中のリゾート感を増していたのでしょう…

どんなときでもパートンコー(笑)

いい気分で食べてたんだけど、暑い中で食事してるので体温がどんどん上がって、食べながらどんどん暑くなっていく(笑)
南国の朝を楽しみながらこの雰囲気でもっとゆっくり過ごしたかったけど、いいところで切り上げて部屋へ。

朝から散歩して、朝食でも汗かいたので、部屋に帰ってからシャワーしたんだけど、シャワーブースの壁にヤモリがいてこんなところでも南国を感じることに…(笑)
まぁ、当然怖くて触れるわけもないし追い出しようもないので、ヤモリを見ながらシャワー浴びた(笑)ここは南国…って思うと日本では無理なことも可能になる。

シャワーしてパッキングして10時前になったので、フロントへ。
12時がチェックアウトなんだけど、10時にオールドタウン行きの車が出るのでそれに乗って移動するために、早めにチェックアウト。
今日もビーチに行けない以上、これ以上ここでできることも私にはないしね。
(ビーチに行けないからか、プールがずっと満員だったな~。)

チェックアウトして、車の出発までロビーで待つ。
スタッフさんが拙い日本語でたくさん話しかけてくれて思わず笑顔になる。
私もできない英語で何とかコミュニケーション。
昨日は本当に本当に絶望したけど、スタッフさんはみんな笑顔でずっと親切だったよ。今回のことは働くスタッフさんが悪いわけじゃないしね。それは分かってる、私が一人で絶望してただけ。
まぁ、メールの返信してきた担当者には一言言いたいけど(笑)

プールがあるだけでさらに増す南国感

時間ちょうどに車は出発。
オールドタウン行きには私しか乗ってなかったから、親切に私の泊まるホテルまで送ってくれた。
些細な優しさが身に染みる。
タイ語も英語も話せない私の感謝の気持ちは態度で表すしかないので、チップ多めに渡しました(笑)

あの日は本当に本当に絶望して。
もしまたPANWA HOUSEで食事するためにここに来て、同じことが起こったら、今度は本当に立ち直れないかもしれない。だから、もう2度とこのホテルに来ることはできないかもしれない、って思ってたけど。
いま、こうやって文字に残しながら気持ちの整理をしていると、あの時の悲しみも蘇るけど、あの早朝のビーチを見たときの感動とかそういうことも同じくらい思い出して、またあの風景を見に行きたいなっていまは素直に思える。
それに、もしもPANWA HOUSEがなかったら、私がリゾートホテルに泊まることなんて一生なかったかも。
そう思ったら、あの日の私が少しだけ救われる気がする。

さ、親切な運転手さんのおかげで重い荷物をもって歩くこともなく、今日のホテルに到着。
このホテルも私が絶対に泊まりたかったホテル。
そして、憧れのオールドタウン。

長くなったので18日目は②へ続く…

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