脳科学を起業に生かせ
不安はおいくら?起業の裏技「脳科学」
今回は、「不安はおいくら?起業の裏技「脳科学」』というテーマで話をしていきます。
ここでみなさんに早速質問です。
「人を操れていますか?」
ビジネスにおいて1番大事なもの。
それは、「人を操る力を持っているか」これに限ります。
みなさんは普段から買い物をすると思いますが、
実は、皆、操られていて買い物をしているんです
コンビニがいい例です。
牛乳を購入したい時の事を考えてみてください。
ここから200メートル先のスーパーには、80円の牛乳があります。
一方で、
ここから10メートル先のコンビニには、160円の牛乳があります。
皆さんはどっちの牛乳を買いますか?
多くの人はコンビニで160円の牛乳を買う事でしょう。
何故コンビニを選んだのか、その答えは「脳科学」にあります。
「脳科学」という単語は、ビジネスで生きていく上で1番大事です。
脳の構造を理解する事がビジネスにおいて先決です。
脳の構造を理解していなかったら、どんなにクオリティの高い商品を作っても売れないのです。
みなさんは、買ってみたけれども一度も使ってないものありませんか?
多くの人は、これを衝動買いという言葉で済ませますが、
買わされているのでしょうか? 自分の意思で買っているのでしょうか?
多くの場合、買わされています。
現代社会の購買の多くは誰か左右されて買っているだけなのです。
購買行動だけではなくて、ニューロポリティックス(政治学と神経科学の融合による社会行動の科学的理解)にも応用されています。
いい例としてはアメリカの大統領選挙における、ヒラリー氏とトランプ氏の関係性です。
アメリカでは、立候補者のほとんどにコンサルティングが付いています。
ヒラリー氏とは対極の魅せ方意識した結果、トランプ氏の当選に繋がったと多くのメディアが分析しています。
このように、選挙戦においても脳科学が応用されているのです。
脳科学の理解と、ビジネスセンスは大きな関わりがあります。
ビジネスセンスとは収益をどれだけ高められるかのことを指しますが、
収益=購入数×顧客単価のように
購入数と顧客単価を掛け合わせると収益になります。
購入数と顧客単価に脳科学を応用していくことがビジネスセンスにおけるキーポイントです。
今から、4つのホルモンをご紹介します。
1、アドレナリン(興奮状態
例:ボクシングの試合前に等に分泌
2、セロトニン(平常状態
例:深呼吸したとき等に分泌
3、オキシトシン(安心状態
例:ハグしたときに等に分泌
4、ドーパミン(快感状態
例:sexしたとき等に分泌
何故、このホルモンを紹介したのか。
それは、
「購入数」には、アドレナリンとセロトニンが、「顧客単価」にはオキシトシンとドーパミンが大きく関わっているからです。
・残り3点
・タイムセール
・現在4人が検討中
このような表記を見たことはありますか?
多くの人は、この表記を見ると不安になります。つまりアドレナリンが分泌しやすいのです。
あなたのお店や事業は不安を作っているでしょうか?
不安の種類には大きく分けて2つあります。
1、健在的ニーズ=見えている不安
2、潜在的ニーズ=見えていない不安
不安を作る上で大事なのは、見えていない不安を作る事です。
つまりどういう事なのか、今から説明していきます。
例えば、朝食サービスを始めるとします。
ここで注意なのが、ただただ「朝食サービスを始めました!」と言っても意味がありません。
ここで大事なのは、目に見えない不安を作る事です。
1、口臭チェッカーを設置(あくまでも例)
2、口臭の数値を顧客に提示する。
3、口臭によって起こるであろう悪影響を顧客に提示。
4、朝食によって口臭の改善が促されることを伝える。
このような流れで不安を顧客に提示していくと、効果的です。
プロスペクト理論によると、人は得より損の方が反応が2倍高いと示されています。
不安を感じさせる、つまり「損」を感じさせる事が、購入数において1番大事なのです。
思う存分、顧客を煽っていきましょう!
今回の内容は以上となります。
またの機会にお会いしましょう。
ではまた~☺︎🤍✴︎✌︎