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コーヒー焼酎のつくりかた

コーヒー焼酎のことは数年前に教えてもらったことがあった。当時はさほど焼酎が好きでもなく、コーヒーも今のように好きではなかったのであまり関心もなかったが、コーヒー好きの今、手を出してみようといろいろ調べた。

今回の記事で紹介するレシピはUCCが公開している珈琲焼酎のレシピに基づき、「焼酎100ccに対し、豆10g」という分量を参考してつくった。

キンミヤの焼酎をつかってみる

焼酎を飲む人なら知っていると思われる、キンミヤ(キッコーミヤ)焼酎。

まずコーヒー焼酎をつくる前提として「甲類」と呼ばれる焼酎を選ぶ必要がある。焼酎は、蒸留・精製の違いで「甲類」「乙類」という分類があり、これらはボトルに記載されている。簡単にいうと「甲類」はクセが少なく、今回のコーヒーや、お茶やレモンサワーなどで割って飲むときに使われる。一方「乙類」は米焼酎、麦焼酎、芋焼酎などの原料の特徴が残るので、コーヒーの風味を楽しめるコーヒー焼酎には向いていない。

ということで、甲類であるキンミヤのこの焼酎を選んだ。

ボトルに豆をつける

コーヒー焼酎の作り方をいろいろ調べてみると、専用の密閉ボトルを別途購入し、除菌のための煮沸消毒する、という工程を挟む。
数日つけて楽しむために必要だとはおもうが、どうにもこれが面倒だと思い、空けたキンミヤの瓶に豆を入れてしまうことにした。

720ml(720cc)のボトルではあるが、そこにレシピに従って72gの豆を入れてしまっては溢れてしまうので、はじめに120mlほど焼酎を出す。つまり飲む。

そして残った600mlに対し、豆を60gつければ、キンミヤのボトルには660ml相当の容量となり、あとは蓋をして寝かせる。

ほんとこれだけ。

豆の種類で違いはでるのか

正直これはまともに比べたことはないが、深煎りの豆のほうがコーヒーぽい風味が出やすい気がする。あとは豆の原産については、僕が試したときにはエチオピアのよくある種類で、煎りが浅く、かつ少し焙煎から時間が経過したものではあったが、ちゃんとコーヒーの風味は出たので、余った少し古い豆とかで試すのをおすすめする。

豆が沈むまで待つ

豆を入れたばかりのときは、豆の軽さで浮いている。これが大体3日くらい経過すると大分沈んでいく。

1週間ほど経てば、9割か全部沈むので、その頃になれば飲めるようになる。

注ぎ方の補足

このままボトルを使えばいいわけだが、そのまま入れようとすると豆がグラスにはいってしまう。なので、コーヒーを抽出するように、一度ドリッパーとフィルターを使うことをおすすめする。

飲み方はお好みで

少し味見してコーヒーを感じられたら後はお好みで。ロックでもよし、ソーダで割るもよし。もしフレーバーシロップなんかがあればそれを足すもよし。あとはコーヒーということで牛乳と割ればカルーアミルクのような感覚で飲みやすい。

ぜひお試しあれ。

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この記事はCoffee Advent Calenderの記事です。


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Hiroki Tani
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