#38 スキな3曲を熱く語らせて!
以前「音楽の話」ということで好きな音楽についてnoteを書きましたが、それとは別で、僕の人生の中で大きな意味を持つ、忘れられない大好きな3曲について書いていこうと思います。
1.BUMP OF CHICKEN 「友達の唄」
生まれてからずっと地元で過ごしてきた僕は、中学2年生の時に転校を経験しました。田舎だったこともあって周りの友達がみんな幼馴染で、ずっと一緒だったし、田舎から転校していくのが僕が初めてだったりして、最後の授業の日にサプライズでみんなからアルバムをもらいました。あまりに嬉しくて、教室で泣いてしまったのがとてもいい思い出です。その日家に帰って、「友達の唄」を聴きました。何度も聴きました。何度も泣きました。転校先の中学でも、この曲に何度も励まされました。いつまでも大好きな楽曲です。
2.BUMP OF CHICKEN 「コロニー」
映画「寄生獣 完結編」の主題歌になった楽曲です。僕はこの映画が大好きで何度も観ています。この映画が公開された時、当時の彼女と一緒に映画館に観に行ったのですが、この曲が流れた瞬間に涙が止まらなくなったんです。目が真っ赤のまま電車に乗った記憶があります。
この曲のいいところはなんといっても歌詞です。藤くんのセンスが爆発しています。藤くんは2014年に肺気胸で手術をしているのですが、その後遺症の神経痛がこの楽曲の制作中にひどくなって、そのことがそのまま歌詞になっているんです。「モーターサイクル」という楽曲の歌詞に「起きたら胸が痛かった 心とかじゃなく右側が」というフレーズがあるのですが、これも藤くんの実体験です。
いつかのインタビューで藤くんは、
「自分の感じたことが全部で、それ以外は…誤解を恐れずに言えば、ないのと一緒ですからね、あなたがどういう感情を持つか、それで初めてあなたの世界が作られる」
と言っていました。まさにその通りで、「自分で感じたものが全て」なんですよね。ほんとに素晴らしい楽曲です。
3.BUMP OF CHICKEN「ノーヒットノーラン」
この楽曲は僕が生まれる前の1999年に発売されたBUMP OF CHICKENインディーズ1枚目のアルバム「FLAME VEIN」に収録されている楽曲です。僕がこの楽曲と出会ったのは高校3年生の時です。もともと小学生の時からBUMP OF CHICKENが好きだったのですが、「FLAME VEIN」には触れられていませんでした。大好きだった生物の先生(ここではS先生と置きます)から教えてもらったんです。「テスト前とか試合前とか受験の前に聴いてみて。私もこの曲に元気をもらってきてん」と言っていたのをよく覚えています。S先生には本当に感謝しかないです。苦手だった生物が好きになったのもS先生のおかげです。たまにLINEで話すくらいで、最近は全く連絡を取っていませんが、元気にしていることと思います。
図らずもBUMP OF CHICKENの楽曲ばかりになってしまいましたが、やはりBUMP OF CHICKENは僕にとって切っても切れない大切なアーティストです。素晴らしいハッシュタグ企画があったので参加してみました。皆さんもぜひこの3曲を聴いてみてください。最後までありがとうございました。