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#16 名盤は名盤だ

音楽が大好きな僕は、今までこのnoteでも音楽の話をしてきたが、はじめて買ったCDについて話したことがあまりないことに気づいた。

そこで、#はじめて買ったCD という募集テーマに参加してみようと思う。

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まず先に言うと、僕がはじめて買ったCDは、


BUMP OF CHICKEN 「ユグドラシル

BUMP OF CHICKENのメジャー2枚目、通算4枚目のアルバム。名盤中の名盤だ。

僕が小学生の頃、父親が洗車をするときによく聞いていた音楽が、BUMP OF CHICKENだった。

僕が強烈に覚えているのは、「スノースマイル」という楽曲。初めて聴いたのは夏だったが、この曲には衝撃を受けた。

冬が寒くって 本当に良かった
君の冷えた左手を
僕の右ポケットに お招きする為の
この上ない程の 理由になるから

「雪が降ればいい」と 口を尖らせた
思い通りにはいかないさ
落ち葉を蹴飛ばすなよ 今にまた転ぶぞ
何で怒ってるのに 楽しそうなの?

まだキレイなままの 雪の絨毯に
二人で刻む 足跡の平行線
こんな夢物語 叶わなくたって
笑顔はこぼれてくる
雪の無い道に

二人で歩くには 少しコツがいる
君の歩幅は狭い
出来るだけ時間をかけて 景色を見ておくよ
振り返る君の居る景色を

まだ乾いたままの 空のカーテンに
二人で鳴らす 足音のオーケストラ
ほら夢物語 叶う前だって
笑顔は君がくれる
そんなの わかってる

まだキレイなままの 雪の絨毯に
二人で刻む 足跡の平行線
そうさ夢物語 願わなくたって
笑顔は教えてくれた
僕の行く道を

君と出会えて 本当に良かった
同じ季節が巡る
僕の右ポケットに しまってた思い出は
やっぱりしまって歩くよ

君の居ない道を

僕はこの歌詞を聴いた時、小学生ながらに震え上がった。これはすごい歌詞だな、と。

冬が寒くてよかった理由が、“君の冷えた左手を 僕の右ポケットにお招きするための この上ない程の理由になるから”と言っている。

こんな歌詞、普通は思いつかないだろう。センスでしかない。

“冬が寒くってほんとによかった”から始まり、“君と出会えて本当に良かった”で終わる。寒さの中から、温もりを感じる。そんな素晴らしい曲だ。


カラオケに行くと、季節関係なく必ず歌う。大好きな曲。

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他にも沢山の素晴らしい曲が収録されているが、今回は特に僕の好きな「ギルド」について書く。

人間という仕事を与えられて どれくらいだ
相応しいだけの給料 貰った気は少しもしない

いつの間にかの思い違い
「仕事ではない」 解っていた
それもどうやら手遅れ 仕事でしかなくなっていた

悲しいんじゃなくて 疲れただけ
休みをください 誰に言うつもりだろう

奪われたのは何だ 奪い取ったのは何だ
繰り返して 少しずつ 忘れたんだろうか

汚れちゃったのはどっちだ 世界か自分の方か
いずれにせよ その瞳は 開けるべきなんだよ
それが全て 気が狂う程 まともな日常

腹を空かせた抜け殻 動かないで 餌を待って
誰か構ってくれないか 喋らないで思っているだけ

人間という仕事をクビになって どれくらいだ
とりあえず汗流して 努力をしたつもりでいただけ

思い出したんだ 色んな事を
向き合えるかな 沢山の眩しさと

美しくなんかなくて 優しくも出来なくて
それでも呼吸が続く事は 許されるだろうか

その場しのぎで笑って 鏡の前で泣いて
当たり前だろう 隠してるから気付かれないんだよ
夜と朝を なぞるだけの まともな日常

愛されたくて吠えて 愛されることに怯えて
逃げ込んだ檻 その隙間から引きずり出してやる

汚れたって受け止めろ 世界は自分のモンだ
構わないから その姿で 生きるべきなんだよ
それも全て 気が狂う程 まともな日常

与えられて クビになって
どれくらいだ 何してんだ

望んだんだ 選んだんだ
「仕事ではない」 解っていた

僕はこの曲の歌詞がこの世で一番美しいと思っている。素晴らしい歌詞だ。

「人間という仕事を 与えられて どれくらいだ」

僕はこの歌詞を見て驚いた。今まで全く考えたことがなかった。人間であることは当たり前であると思っていたからだ。

人間であることは、当たり前なんかじゃない。人間であることに誇りを持て。そんなことを感じ取った。

人間であることに意味を持たなくても、自分は自分なんだ。自分なりの生き方で突き進んでいけばいい。なぎ倒していけばいい。この曲から尋常じゃないほどの強さを感じた。

生活に精一杯で、惰性で生きていた僕は、この曲に出会ったおかげで「生きること」を考えるようになった。

僕は今、大学生だが、この曲がとても好きだ。この曲の歌詞が大好きだ。学生の時に聴くのと、社会に出て仕事をやるようになってから聴くのとでは、随分と違うんだろうな。

学生のうちにしか経験できないことを沢山して、この曲の意味をもっと深く追求していきたい。

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僕は「ギルド」に生きる希望を与えてもらった。

美しくなんかなくていい。
強くなんかなくていい。
自分らしくいればいい。
世界は自分のモンなんだ。
ありのままで生きていこうぜ。


気が狂うほどまともな日常を、これからも強く生きていきたい。沢山のことをこの楽曲に教えてもらった。思い入れの強い楽曲だ。

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僕がこの世で一番尊敬しているのは、藤原基央さんだ。これはずっと変わらない。

はじめて買ったCDが「ユグドラシル」ということもあり、今でもBUMP OF CHICKENが大好き。確実に小さい頃の影響を受けている。

最近、BUMP OF CHICKEN関連であまり見たくないニュースが出た。正直びっくりしたし悲しかったが、こんなことでBUMPから離れるわけがない。

僕に生きる希望を与えてくれたバンドだ。これからもずっと好きだ。

最高で最強の楽曲を沢山作ってくれることを願っている。

BUMP OF CHICKENは最高だ!!!

ベイビーアイラブユーだぜ!!






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