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【ヤニクラ日記】2024年12月18日
夜も更けた深夜一時、発泡酒を三缶飲み、そこそこ酔っ払った状態でこの文章を書いている。誤字脱字が目立つと思うが、そこはよしなに頼みたい。
さて、私の命ほど軽いものは無いという話である。何故こんな事を言い出すかと言えば、まぁ、ヤケクソである。過量服薬によって救急車で運ばれた夏、グダグダだった公務員二次試験の面接、その日に祖父が危篤状態に陥り、やがて死に、案の定試験には落ち、同級生にはニートと馬鹿にされ、諸寄での人権は無いに等しい。否、皆無である。町に出るのが恥ずかしいので、昼間は自宅に引き篭もっている。癒しと言えば、赤灯の壁沿いを夜な夜な回遊するアジくらいである。魚畜生である。
こんな生活やってられるか。もう一回自殺にチャレンジしてやろうか。次は絶対薬などという楽な道へ逃げずに、正々堂々首を括ってやろうか。俺を鼻で笑った奴らの名前を全員遺書に書いて、後味を悪くしてやろうか。そんな衝動に駆られている。
と述べたところで一度考えてみよう。俺が死に、遺書に人を嘲笑する事でしか笑いを作れない下卑た輩共の名前を並べたとて、奴らの記憶にそれは三日も残るまい。俺の存在など、小馬鹿に出来る暇潰し最適人間としか見做していない彼らが、俺の死に何かしらものを思って心象を悪くする事があろうか。答えは否である。
これではまるで無駄死にではないか。死は人の完成だ。その機会を無駄に消費する訳には行くまい。とは言え、再び俺に芽生えた希死念慮の行き先は如何なるというのか。
ひとまず今日は眠たいので寝るとするが、この駄文を読んだ読者諸賢。俺の事はいつ首を吊るか分からないキチガイだと思って丁寧に扱いやがれ。そうしないのであれば、俺が釣りをしている後ろから、常夜灯の灯り揺らめく海面へ突き落としてくれ。殺してくれ。それも出来ないなら俺に関わるな。ほっといてくれ。