見出し画像

アーユルヴェーダのハーブ〈アシュワガンダ〉が育って来ました 𝕳𝖎𝖑𝖉𝖊𝖌𝖘𝖗𝖙𝖊𝖓 𝕹𝖔𝖙𝖊

ヒルデガルテン®︎に植えているアシュワガンダ。
種から育てて、ここまで大きくなってきました。
発芽したことがとても嬉しいです。

※注意)私たちはアシュワガンダを観葉植物として育てています。ご存知の方が多いと思いますがアシュワガンダは商業流通を禁止されており販売用での植栽は禁止されています。

アーユルヴェーダのハーブの王様と呼ばれ、インドのナチュロパシーでは、何千年も前から使用されてきました。

インドの乾燥地帯に生育するナス科の植物で、インド伝統医学のアーユルヴェーダでは強壮・強精薬として用いられてきました。サンスクリット名の『アシュワガンダ』は、活力を高め、馬に似た匂いがすることから「馬の匂い」という意味らしいですよ。

近年の研究で、アシュワガンダの根や葉には、[抗酸化作用]・[免疫増強作用]・[抗ストレス作用]・[正常細胞の寿命延長]・[抗炎症作用]・[がん細胞増殖阻害作用]など、がんや老化性疾患の治療に役立つ効能が明らかになっています。

アーユルヴェーダのハーブの中でも、ストレスや不安に関連する問題などのヴァータ(Vata)障害に最適なハーブと言われています。このハーブは『アダプトゲンハーブ』と呼ばれ、ストレスに対する身体の抵抗力を高める働きがあります。

研究によると、抽出物を2ヶ月間摂取することで、ストレスホルモンであるコルチゾールを約30%減少させることができるそうです。

不安だけでなく、ストレスもプラセボに比べて有意に改善した人がいたそうです。
心身ともにリラックスさせる効果が見受けられるので、アーユルヴェーダでは不安障害やうつ病に非常によく使われています。

睡眠障害はますます一般的になってきており、通常、ストレスや不規則な生活に関連しています。

適切なリラクゼーションがなければ、睡眠は十分に深く、安らかではありません。

アシュワガンダには「スリーピングベリー」とも呼ばれるほどの睡眠促進効果がありますが、これはラテン語の学名「somnifera」にも入っています。

この植物は、健康的な睡眠のための多くの製剤に使用されているようです。

よく眠ると、体に生命力がみなぎってきて元気になります。7時間以上寝ると、風邪や感染症の頻度が減るという研究結果があります。

アシュワガンダは免疫調整作用もあり、『ラサーヤナ(रसायन)』と言われる、文字通りの【本質(ラサ)の道(アーヤナ)】を意味するサンスクリット語で、寿命を延ばしたり、身体を活性化させたりする効果が特に高い物質とされています。すごいスーパーハーブですね。

アーユルヴェーダには、日本でいう養命酒のようなハーバルワイン「アリシタ」があり、アシュワガンダを原料とした「アリシタ」があるようです。
このアリシタは、軽度のうつ病に効果が見受けられると言われています。※重度の慢性精神疾患には、医師の診断と薬物療法が必要です。
炭酸などで割って飲むと美味しいという意見があります!一度飲んでみたいものです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?