[97]上海電力がもたらす悪夢~(その39:アンビションDXホールディングス)
今回はアンビションDXホールディングスについてです。
登場する企業やクラウドファンディングが多いので、ネットワーク図(追記済み)を再掲載します。
どうやら、このネットワークの中の1社からマークされ始めたようです。
監視アピールは2回目です。偽物かとも思いましたが、公式でした。
アンビションDXホールディングス
先日記事で書いたアンビションDXホールディングスについて、2つの点で気になったのでもう少し調べてみることにしました。
・クラウドファンディングの新規募集をしていない事
・SBI証券も楽天証券も保有数が少ない事
SBI証券と楽天証券合わせても4%に届きません。これでは経営に対する影響は小さいように思います。
とりあえず、子会社の事業で土地取得をしている可能性があるのでそちらを調べてみました。
ヴェリタス・インベストメント
子会社のヴェリタス・インベストメントは投資用ワンルームマンションを扱っている会社のようです。
販売物件がマップ化されていました。見た瞬間、あっと思いました。
これは、分布パターンが今まで紹介してきた”物件”のパターンと一緒なのです。分布パターンについて考察したのは、こちらの[65]の記事です。
もう一度比較してみましょう。
E社の分布が23区外縁や東京西部・埼玉南部・千葉東部・神奈川北東部という安定した収入が見込める世帯向けであろう場所に対して、ヴェリタス・インベストメントは工作員の紛れ込みやすいワンルーム(周辺との交流が少なく発覚リスクが低い)で特定の場所を中心とした分布になっています。
特定の場所とは、皇居東側の中国人コミュニティーベルト、中国大使館・領事館の点在する港区~品川区、世田谷の三宿駐屯地廻り、防衛省・都庁のある新宿周辺、チャイナタウン化している池袋周辺、中華街のある横浜周辺です。
ヴェリタス・インベストメントをもう少し調べてみました。AMBITION(現・アンビションDXホールディングス)は2017/10/3にヴェリタス・インベストメントを子会社化しています。
ワンルームに特化していたヴェリタス・インベストメントに目を付けてフロント企業化するために株の取得をしたのかもしれません。
ヴィジョン
同じく子会社のヴィジョンも不動産投資を行っています。同じタイミングの2017/10に子会社化していました。
住所を拾ってまでのチェックはしていませんが、物件の一覧を見るとやはり同傾向のようです。
こちらもヴェリタス・インベストメントと同様に不動産投資事業だったところを注目されて子会社化されたのでしょう。アンビションDXHDは、伊藤忠商事のRENOSYと同じように、クラウドファンディングから従来の個人投資家向けに事業モデルを戻したと考えられます。クラウドファンディングは事務手続きが煩雑だったりシステム維持が大変などのコスト要因で中止したのかもしれませんね。
株主の再確認
恐らく、ここも工作拠点取得を強化するために不動産投資を行う会社を次々と子会社化していったのだと思います。これら2社が既に扱っていた物件の位置が欲しい場所と一致していたのでしょう。
2017年10月に2社を子会社化したのも注目すべきポイントです。2017年4月に重要土地利用規制法の基になる法案の概要が作成されたからです。これを起点に立法化する前に工作拠点を確保しようと、中国は日本の土地取得を加速させます。中国の協力者となっている媚中議員や官僚から、概要作成の様子は聞こえていたでしょう。土地取得に関する法律は2013年から議員立法として提出され始めている様なので、この辺りから中国の本格的な準備が始まったと考えられます。丁度、GDPで日本を追い抜いた辺りです。法案がより具体化した2017年に拠点取得を活発化し、閣法として開示された2020年12月(菅政権)付近から更に加速させています。
安倍さんに対するうんざりするモリカケサクラ攻撃は、この閣法提出を阻止する目的だったのかもしれません。引き継いだ菅さんが閣法に踏み切ってくれたのは良いのですが、菅さんの行動力は認めるものの、国家観が無いのが問題です。ワク接種という間違った方向に全力で行動したのはその典型でしょう。
話をアンビションDXHDに戻して、
・この2社を買収する資金はどこから出たのか
・SBI証券と楽天証券の株主としての比率の低さ(他の影響があるのではないか?)
という疑問があります。資金についてはSBIホールディングス関係から出たのだろうという推測ができます。
もう少し調べてみました。AMBITION(現・アンビションDXHD)は2014/9/19にマザーズに上場し、その際の新規公開株の主幹事がSBI証券でした。この頃から既にSBI証券の影響力は大きかったと考えられます。そして上場からかなり短期間で2社を買収できる資金力を手に入れたことになります。
そこでもう一度株主を見直しました。
子会社化の動きのある2017年に注目してみます。すると紫で囲ったエボラブルアジアが10%近い株主であることが分かります。同じく紫で囲ったエアトリは、エボラブルアジアが他社を吸収合併して社名変更した物なので、エボラブルアジア=エアトリと思って良いです。
これは、ミライノベート(旧・プロスペクト)の乗っ取りの時に良く似ています。SBI証券が先ず株主になって、後で伸和工業という援軍が来て乗っ取る。プロスペクトの場合は防衛されましたが、再度Jトラストが加勢して乗っ取りましたね。これについては[54]にて記載しました。
エボラブルアジアが伸和工業の役割をしたということでしょう。こうやって考えるとプロスペクトの旧経営陣は取引(フロント企業化)或いはそこまで生々しく無くとも中国を利するような経営方針変更に応じなかったから乗っ取られたのかもしれません。
長くなりましたので、エボラブルアジアについては次回にします。
(了)
↓上海電力の記事のまとめはこちら
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