#04.ペットボトルで雲を作ろう実験
「雲を作ろう実験」
とても楽しい実験のご紹介です。₍ᐢ•༝•⑅ᐢ₎ദ
【用意するもの】
・空のペットボトル(できれば炭酸)
・炭酸キーパー
・水
・アルコール除菌スプレー
以上です。
やり方もとても簡単です。
【方法】
1)ペットボトルに少し水を入れます
2)ペットボトルの中にアルコール除菌スプレーを2.3回プッシュします
3)炭酸キーパーをはめて音が出なくなるまで押します(10~20回くらい)
4)炭酸キーパーのキャップをあけると、、
5)ペットボトルの中に雲ができあがり
お空の上の雲が手の中にできちゃうなんて夢がありますよね!
これはどういう仕組みなのでしょうか?
そもそも、雲って何?というお話から。
雲は空気中の水蒸気が小さなチリとくっついて大きくなったもの。
今回、アルコール除菌スプレーがこのチリの役割をしてくれました。
炭酸キーパーはペットボトルの中に空気を送り、ペットボトル内の気圧を上げています。
空気がいっぱいで気圧が上がった状態のペットボトルのキャップをあけると、
一気に空気が外に出ていきます。(気圧が下がります)
中学校でボイル・シャルルの法則を習います。
PV/T = 一定
キャップを開けると気圧Pは一気に下がります。
体積Vが大きくなるのにエネルギーが使われ、温度Tが下がります。
温度が下がったペットボトル内は飽和水蒸気量に達し、先ほどまで見えていなかった水蒸気が凝結して見えるようになったのです。
とても分かりやすくて大人気の実験で、気象予報士ならイベントなどで実施されている方が多いんじゃないかな~と思います。
今回、こんな感じでペットボトルの中にヒューンとひこうき雲が飛んだら可愛いかなと思った大きなキッカケとなった実験です。
(後日事務局長殿より、よくそんなこと思いつくね!とのお言葉を頂きました。お褒めの言葉としてしかと受け止めました!)
他にも雲の可視化実験っていくつかあるので追々ご紹介していきますね!
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