「レジリエンス」の「PCDAサイクル」を回す!?
みなさんの「レジリエンス」を泡立てて心に薫らせる「レジリエンスの焙煎士」です。
「レジリエンス」はいつ「オンライン」になるのか。
「レジリエンス」について話しているといつも聞かれるのは、
『そもそも自分の「レジリエンス」が発揮されているのかどうか、どうやったら分かるんでしょう?』
「レジリエンスマネジメント」では、その答えは、
「レジリエンス」は意識したときにオンラインになる。
「レジリエンス」を「トレーニング」で鍛えようとしている方は、一定のプログラムに則った「トレーニング」が終わらないと「オンライン」にならないのかもしれませんが、「レジリエンスマネジメント」では「意識する」ことが「レジリエンス」の「スイッチ」になるという考え方です。
でも実際に何か大きな困難を抱えていたり、目標を失ってネガティブな心理状態から抜け出せないでいるときに、本当にいま自分の「レジリエンス」がオンラインになっているかどうか、ストレスに負けないように心に「レジリエンス」という「エネルギー」が注入されているかどうかなんて実感できないかもしれません。たぶんそれどころじゃないよっていう心境でしょうから。
でも少なくともその存在を「意識する」ことはできるのではないでしょうか。例えば「レジリエンスに名前を付ける」という方法があります。そうすれば落ち込んだ時にすぐに呼び出すことができます。ぜひお試しください。
この「意識すること」が「レジリエンス」をオンラインにさせ「レジリエンスマネジメント」のスタートボタンを押すことになります。
「こんなに傷つくなんてほんとに自分は弱いなあ」というネガティブな思いと同時に「でもいつかは立ち直れる」というポジティブな思いも並行して起動させることで時間が掛かっても前に進んでいくというのがいわば「レジリエンスマネジメント」の極意です。
「レジリエンス」を意識して発揮したり、上手に運用することを「レジリエンスマネジメント」と呼んでいます。「レジリエンスマネジメント」は「ストレスマネジメント」の一部でもあります。「レジリエンス」という「心の資源=エネルギー」を使って「ストレス」と向き合う「メンタルマネジメント」です。
この「レジリエンスマネジメント」は「レジリエンス」を「PCDA」というサイクルで回す習慣をつけておくと運用がイメージできます。
「P→D→C→A」ではなく「P→C→D→A」です。
つまり「PAIN」(傷つき)という「P」ステージからスタートし、まず「レジリエンス」を意識する(CONSCIOUS)「C」のステージに向かいます。このときに「レジリエンス」に名前を付けたり、「レジリエンンスバランスチェック」をすることで「レジリエンス」を意識しやすくなります。(YouTube「レジリエンスを始めよう!」シリーズをご覧ください。)
そして「レジリエンス」を発揮する(DELIVER)「D」のステージで「レジリエンス」の3つの力「回復力」「適応力」「成長力」というエネルギーを持ってストレスに向き合います。
そして最後にこの経験を次への教訓として「ARCHIVE」します。必要に応じて「レジリエンスさがし」「レジリエンス遺跡の発掘」というツールも活用します。
この「レジリエンスPCDA」サイクルを回すことが「レジリエンスマネジメント」の基本になります。ぜひお試しください。(ほりしん)
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