「心の可動域」を意識しています①
「身体の可動域」に学ぶ
「心の可動域」。聞きなれない言葉かもしれません。
でもスポーツなどで関節や筋肉の「可動域」を実感できる人にとってはイメージしやすい言葉なのではないでしょうか。
私は昔から極端にカラダが硬く、前屈しても全く手が床に届きません。そしてそれが原因かどうかわかりませんが、歩き方がぎこちなかったりゴルフのスイングがスムーズにできません。(これをゴルフがうまくならない言い訳にしています。)
何とかカラダを柔らかくしたいと思い、スポーツジムに行くとまず「筋膜リリース」というエクササイズをやるようにしています。ストレッチポールに太ももや肩甲骨を押し付けてぐりぐりほぐすストレッチです。筋肉を包む「筋膜」という組織がからまってコリや痛みを誘発している状態を改善することができるそうです。
また股関節を広げるストレッチも欠かしません。ジムのインストラクターからこういったトレーニングをすることで関節の可動域が広がると言われました。
そしてなぜ関節の可動域を広げるかと言えば、カラダの柔軟性を高めるためと、もうひとつは衝撃を吸収しケガをしにくくするためということです。またそれが「体幹」を鍛えることになるそうです。
トップアスリートにとっては関節の可動域を広げることは競技のパフォーマンスそのものを上げることにつながる大事なエクササイズなのです。
そして私は「心の可動域」というのは身体の可動域と同じように、様々なストレスの衝撃を吸収するための「メンタルのキャパシティー」と捉えています。
「心の可動域」を広げることでメンタルの柔軟性を高め、様々な種類のストレスに対する予防(受け入れ態勢づくり)にもなり、ひいては人間関係にもプラスの影響があるのではないかと考えています。
さらに結果的にそれぞれの「レジリエンス」の働きをスムーズにする役目も果たしているのではないでしょうか。
これからの「withコロナ時代」に向けて、「メンタルの新様式」として「心の可動域」を意識することがメンタルヘルスを維持するためのエクササイズになるはずです。
(ほりしん)
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