堀浩哉氏の回顧展を見ると、驚くほどに、作品が弱い。生命力が10しかない。


回顧展と銘打っていながら、内実が回顧展になっていないことが、1番問題なのです。何しろ私は、大学時代の1967年から54年間付き合って来ているので、おぼえている重要な作品が、全く無いのですね。

大学時代には、ダーカンジェロというアメリカのポップ・アーティストの模倣作品的な作品をを作っていたのですから、それから出して欲しかったです。

画像1

アラン・ダーカンジェロの作品。1930年アメリカに生まれる。1998年没する。ハイウエイを平面に鋭く分割して交通表識や事件の痕跡を投射することで、技術文明がつくり出した記号化、管理化された社会の虚無感を表現する。(出典:徳島県立美術館/「アラン・ダーカンジェロ」の詳細情報https://art.bunmori.tokushima.jp/srch/srch_art_detail.php?pno=1&no=20013)

画像2

ここから先は

1,602字 / 50画像

¥ 200

2. すみません、最初の記事ですが、アップしてから、マガジンの設定でトラブって、記事を消してしまいました。そこで再度書いたのですが、内容が加筆されて膨らみました。ですので、買ってくださった、狩野さん、記事を再度読んでくださるようにお願いします。