映画感想 14 『ピエロがお前を嘲笑う』
・主要キャスト
ベンヤミン トム・シリング
マックス エリアス・ムバレク
・あらすじ
警察に出頭した天才ハッカー・ベンヤミンは世間を騒がせ殺人事件にまで関与を疑われ国際指名手配をされた。取り調べでベンヤミンが語った。
学校では存在感もなく冴えないベンヤミンはピザ屋のバイトで偶然想いを寄せるマリに会うが積極的なアプローチができなかった。そこでマリのために試験問題をハッキングで手に入れようとするが、つかまってしまう。前科がなかったためにベンヤミンは社会奉仕活動をするように命じられる。
そこでベンヤミンはマックスと知り合い、マックスはベンヤミンのハッキングのスキルを認め、チームを組むことになった。チーム名は“CLAY”だった。彼らは様々なとことにサイバー攻撃を仕掛ける。しかしその動きに全く興味を示さないMRXを見返すために、連邦情報局にハッキングを仕掛け見事成功した。回線をいじりプリンターを少しいじることが目的だったが、ベンヤミンが計画になかったことをしてしまったがために、殺人事件を引き起こすことになった。それをきっかけにMRXからはさらに大きな獲物を狙えと指示を出され彼らはユースポールに攻撃をするがそれと同時にMRXへの攻撃も企んでいた。結局MRXに仕掛けようとしたが、暴かれてしまいベンヤミンたちは追われる立場になってしまう。
そして自ら出頭することを決意し、自供するがベンヤミンの発言の辻褄が全く合わない。彼の発言の真意とは一体何か、、、
・感想
二度のどんでん返しにびっくりした。
鑑賞前にこの映画に関する情報はほぼ入っていなかったので、まず一度目のどんでん返しで衝撃を受けた。そこで色々な伏線も回収され、「そういうことか!」と全てが繋がった感じがした。
でもさらに驚きは2回目のどんでん返し。
何も知らなかった私からすると一度目だけですごいどんでん返しだったのに、二度目のどんでん返しで完全にやられました。全く想像していなかった結果だったのでその直後は脳が少し追いついていない感じもしました。
・学び
人は見たいものを見るということ
これは最後らへんでトリックを明かしたときにベンヤミンが言っていた言葉です。
私自身素直に見たいものを見ることが多いので、注目が集まっているところ、自分自身が見たいものばかりに目を向けるのではなく、広い視野で物事を見る必要があると感じました。